CD

交響曲第1番、第6番 ザンデルリング&ベルリン交響楽団

シベリウス(1865-1957)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KICC3564
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ザンデルリング/シベリウス:交響曲第1番、第6番

落ち着いた音色、程良い力感、程良い歌い込み。ザンデルリングの持ち味がシベリウスの音楽とマッチした演奏。ベルリン交響楽団とのベスト・コンビネーションが評判のシベリウス・シリーズからの1枚。(キングレコード)

【収録情報】
シベリウス:
・交響曲第1番ホ短調 op.39
・交響曲第6番ニ短調 op.104
 ベルリン交響楽団
 クルト・ザンデルリング(指揮)

 録音時期:1976年(第1番)、1974年(第6番)
 録音場所:旧東ベルリン、キリスト教会
 録音方式:ステレオ(セッション)


ベリー・ベスト・クラシック1000
キング・クラシック最強ベーシック・シリーズ誕生。
「ドイツ・シャルプラッテン」「キング(ファイアバード/セブンシーズ)」「クラーヴェス」のレーベルから過去に評判の良かった盤を50タイトル厳選して1,000円(税込)で再発売(2枚組は税込1,700円)。手軽にホーム・クラシックを楽しみたいライト・ユーザーから、レーグナー&読売日本交響楽団のベートーヴェン全集、スイトナーのブラームス全集などをこの価格ならコレクションに加えておきたいと思うクラシック・マニアまで、幅広い購買層にアピールする廉価盤クラシック最強シリーズの登場です。(キングレコード)

内容詳細

ベルリン交響楽団とのベスト・コンビネーションが評判のシベリウス・シリーズからの一枚。落ち着いた音色、程よい力感、程よい歌い込み……。安心して聴けるザンデルリンクの堅実な演奏が聴ける、この曲のスタンダードとして貴重な内容だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 交響曲 第1番 ホ短調 作品39 第1楽章 Andante ma non troppo-Allegro energico
  • 02. 交響曲 第1番 ホ短調 作品39 第2楽章 Andante(ma non troppo lento)
  • 03. 交響曲 第1番 ホ短調 作品39 第3楽章 Scherzo.Allegro
  • 04. 交響曲 第1番 ホ短調 作品39 第4楽章 Finale(Quasi una fantasia)
  • 05. 交響曲 第6番 ニ短調 作品104 第1楽章 Allegro molto moderato
  • 06. 交響曲 第6番 ニ短調 作品104 第2楽章 Allegretto moderato
  • 07. 交響曲 第6番 ニ短調 作品104 第3楽章 Poco vivace
  • 08. 交響曲 第6番 ニ短調 作品104 第4楽章 Allegro molto

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1番は力強く、ロマンチシズム溢れる、切れ...

投稿日:2012/08/05 (日)

1番は力強く、ロマンチシズム溢れる、切れば血しぶきが上がるような演奏だった。でもどこかブラームス風のスパイスが効いていて、アクアマリンのような冷たい透明感には程遠い演奏でもあった。「氷のような鋭利さを含む春風」のような6番を聴くと、ザンデルリンクの限界点みたいなものが浮かび上がってくる。モサモサした感じ、冷たさを感じさせない温度感といえばいいのか、小さな違和感が付 つきまとう。しかしフィナーレまで聴くと、その違和感が積み重なる。これはこれでザンデルリンクの個性であり、彼の音楽表現だと思う。だから、あくまで個人的趣味というレベルの問題だ。それでもシベリウスの音楽を聴く楽しみには、フィンランドらしい空気感、温度感、湿度感があると思う。Cデイヴィス、マゼール、サカリあたりが私の耳には合っている。

shef さん | 栃木県 | 不明

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独墺系の指揮者によるシベリウスの交響曲は...

投稿日:2010/11/30 (火)

独墺系の指揮者によるシベリウスの交響曲は大変珍しい。シベリウスの交響曲を頻繁に採り上げた指揮者としては、ザンデルリングのほか、カラヤンしかいないと思われるが、カラヤンは、録音予定はあったものの第3番をついに録音することなく世を去ったこともあり、今のところ、ザンデルリングは、シベリウスの交響曲全集を完成させた独墺系のただ一人の指揮者と言える。ザンデルリングのシベリウスは、いかにもドイツ風の重厚な性格の演奏だ。シベリウスを得意とする北欧や英国系の指揮者とは、一線を画するユニークなものであり、シベリウスを得意とした同じ独墺系のカラヤンの耽美的な(楽曲によっては劇的な)演奏とも大きく異なる。前述のように、野暮ったいほどドイツ的な性格を帯びており、あたかもブラームスの交響曲を指揮するかのように、造型美と重厚さを全面に打ち出した演奏である。しかしながら、よく聴くと、旋律の歌い込みであるとか、節度ある情感の豊かさであるとか、はたまた、無機的には決して陥らない力感であるとか、非常に考え抜かれた解釈された表現であることがよくわかる。要は、巧言令色とは薬にしたくもなく、噛めば噛むほど味わいが出てくる内容豊かな演奏ということができる。したがって、シベリウスの交響曲演奏としては、前述のようにユニークとも言えると考えるが、シベリウスの本質をしっかりと捉えた演奏ということができるところであり、名演と評価しても過言ではないものと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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