CD 輸入盤

交響曲第8番(初稿) ケント・ナガノ&バイエルン国立管弦楽団(2CD)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697909472
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ブルックナー:交響曲第8番(1887年第1稿)
ケント・ナガノ&バイエルン国立管弦楽団


ケント・ナガノは、故ギュンター・ヴァントに私淑、ヴァントの演奏会やリハーサルを熱心に聴き、ヴァントとの対話を通して、ブルックナー作品の指揮に関する先人の智慧を習得しています。ナガノはまずベルリン・ドイツ交響楽団とブルックナーの第3番第6番をフランス・ハルモニア・ムンディに録音、重量級ながらも明晰さを失わない演奏によって高い評価を得ていました。
 続いてナガノは、現在の手兵であるバイエルン国立管弦楽団と、第4番をSONY CLASSICALに録音、これも大きな話題となり、今回登場する第8番(と第7番)のリリースへと繋がることとなっています。
 ナガノの演奏スタイルは、落ち着いた語り口と情報量の多さに特徴があり、それがブルックナー作品に素晴らしい適性を見せていたものと思われますが、今回は作品が第8番の第1稿ということで、先にDVDでリリースされていた第8番第2稿の演奏との比較も楽しみなところです。(HMV)

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(1887年第1稿)WAB.108 [ノヴァーク版]

 バイエルン国立管弦楽団
 ケント・ナガノ(指揮)

ユーザーレビュー

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第1稿ということで特に大きな期待をした。...

投稿日:2013/09/24 (火)

第1稿ということで特に大きな期待をした。さっそく入手して聴いてみた。まず、アダージョの遅さに大感激!そして音の美しいこと!8番の第1稿はティントナー、デイヴィース、インバル、ヤング、そしてプライヴェート盤ではあるがK・K氏のを持っており、一番出来が良い(自分の好みだけですが)のはやはりティントナーと思っていたが、このナガノ盤はそれを超えてしまった。フィナーレもとても良かった。フィナーレの最後の盛り上がりも充分。最近ではノヴァークのいわゆる第3稿=1890年盤が主流のようですが、それなどくそくらえって感じです。第1稿はともかく、ハース版でさえ短い(但し彼の版にもU氏に云わせれば持ってきたところが判らないなど、いろいろ問題があるようですが)と感じていた小生も、しばらくはこの盤に落ち着きそうだ。セッション録音とのことだが、ライブのように何やら他の音が聴こえるのもご愛敬。ただ、ひとつ残念なのはアダージョのクライマックスのシンバルは小生の耳には3回づつでなく、1回づつしか聴こえなかったこと。どうしてそうしたんだろう?それにあそこはあんな派手にシャァーーーンと鳴らさなくても小さく3回づつ、2度鳴らしてもらえばそれでいいのですが・・・。しかし、そこに眼を瞑ってもこの盤は聴く価値があると思う。久々に素晴らしいブル8が聴けた満足感でいっぱいである。後世に自信を持って残せる名盤と考える。ちょっと褒めすぎたかな?でも満点!

mid-massa さん | 三重県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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