2006年10月7日 (土)
![]() |
イビザ島やアンダーグラウンドで流行ったアシッド・ハウス/レイヴの空気感に影響されたニューオーダーが発表した『テクニーク』、ハッピー・マンデーズとともに後のマッドチェスター/インディダンス・シーンを盛り上げる決定的な存在となったストーン・ローゼズの名作デビューアルバム、ポール・マッカートニーとの競演とメジャー移籍で、明確なポップ感を打ち出すようになったコステロの『スパイク』、寡作で有名なブルー・ナイルの名盤などがリリース。大きな動きのなかった80年代後半のシーンだが、この年だけは何かカラフルなイメージ。キュアーの『ディスインテグレーション』は何とアメリカでもヒットを記録。 |
![]() |
この年に起きた主な出来事、世相・風俗など |
海外 | 日本 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() |
この年の夏は「セカンド・サマー・オブ・ラヴ」と呼ばれた。エクスタシー&レイヴな空気に煽られ、インディロック界ではダンスやグルーヴに拘った作品が幾つもリリース。先駆者ハッピー・マンデーズによる前年の”クラップ・ユア・ハンズ”、”レイヴ・オン”、”ハレルヤ”に続くアルバム『ピルズ〜』はその代表格。シングルヒット”シット・ダウン”含むジェイムス『マザー』は、80年代同郷出身スミスのフォロワーと目されていた以前の彼らの風評を吹き飛ばす、突き抜けた感が印象的な一枚。ハリエット嬢の清らかな歌声とスミス風ギターがマッチしたサンデイズの1作目、ラーズ唯一のアルバムは時代を超えて聴ける作品。エコー&ザ・バニーメン以来の恐るべき子供達といった風情が良かったライドのデビュー作も新時代の到来を感じさせた。 |
![]() |
この年に起きた主な出来事、世相・風俗など |
海外 | 日本 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |