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HMVインタビュー:Devin The Dude

Wednesday, December 24th 2008

無題ドキュメント
Devin
 Devin The Dude オフィシャル・インタビュー
ドクター・ドレーやスヌープ・ドッグをはじめ、多くのアーティストに敬愛される、“Your favorite rapper's favorite rapper”と称される癒し系(?)ラッパー、伊達男デヴィン本邦初登場!
「こういうことをやっていると、受け入れられたり評価されたりということは本当に嬉しいんだ」

--- 生まれはフロリダだそうですが、ヒューストンに越してきたのは何歳の時ですか?

Devin The Dude(以下D)  小学4年生ぐらいの時にテキサスに引っ越してきたよ。当時は田舎の方でお婆ちゃんと一緒に住んでたんだ。

--- ヒューストンではギャングスタ・ラップ、とりわけNWAの影響力は絶大だと思うのですが、当時はどうでしたか?

D そうだね、たしかにあの辺の音の影響は強かったと思う。なにかとちょっとハードコアなものが流行りでもあったし、その流れでヒューストンでもああいう音が人気を得てたんじゃないかな。

--- ヒップホップとの出会いはいつ、どのようなものでしたか?

D 「Rapper’s Delight」が出た頃かな。当時、自分はブレイクダンスとかをやっていただんだけど、「Rapper’s Delight」が出てからは自分でもトラック作りとかをやり始めたね。

--- ヒップホップにハマるきっかけとなったアーティスト、曲があったら教えてください。

D ハマるきっかけだったのはやっぱり「Rapper’s Delight」かな。あと好きだったのはT・ラ・ロックとかランDMC、MCシャンとかだね。ラップの道に導いてくれたと思うよ、彼らは。

--- 自分でラップなりトラックメイクなりを始めたのはいつ頃ですか?

D  多少、やり始めたのは80年代半ばくらいだね。オッド・スクワッドとかを始めてからは、もちろんもっと本格的にやっていたけど。

--- オッド・スクワッド結成のいきさつを教えてください。

D  じつはタレント・ショウ(訳注:素人が自分の特技を見せ合うような大会)で出会ったんだ。そこから連絡を取り合うようになって、気がついたらオッド・スクワッドが結成されてたってわけさ。

--- 94年(?)にオッド・スクワッドの一員としてラップ・ア・ロットと契約することになったいきさつは?

D ラップ・ア・ロット自体と契約したのは92年だね。93年にアルバムを作って、94年に出せたんだ。スカーフェイスが自分たちのことをとても気に入ってくれてて、当時からいろいろと世話をしてくれてて、レーベルと契約してくれたんだ。

--- 当時、好きだったラッパー、トラックメイカーは?

D スカーフェイスとかゲトー・ボーイズとか、周りにいた人たちだったね。

--- スカーフェイスとの出会いのいきさつ、そしてその後のあなたと彼の関係について教えてください。

D さっきも言ったけど、ぼくらがやってることを気に入ってくれてて、いろいろと世話をしてくれてたんだ。ゲトー・ボーイズのツアーにも連れていってくれたしね。その後の関係も良好だよ。会う度にふざけて楽しくやってるよ。

--- 「ソロでやりたいなんて思ったこともなかった」というあなたが98年に1stアルバム『The Dude』を出すことになったきっかけは?

D スカーフェイスがなにか新しいアルバムは作らないのかって聞いてきてね。ないんだったらソロで出してみよう、みたいな話になって、作ることにしたんだよね。だからスカーフェイスがきっかけだよ。

Devin
--- その後、ドクター・ドレーの『2001』に参加することになったいきさつを教えてください。

D 彼とスヌープが最初の『ザ・クロニック』ツアーでオッド・スクワッドのアルバムをよく聞いてたらしくて、すごく気に入ってくれたみたいなんだ。それで、次のプロジェクトになった時に連絡をもらって、一緒にやらないかって誘ってくれたんだ。いやあ、本当に光栄だったね。その後もツアーに連れてってくれてね。最高だったよ。

--- ドレー&スヌープやエミネムらが敢行した“Up In Smoke Tour”に参加したことによってあなたを取り巻く環境に変化はありましたか?

D あまり自分では変化は感じなかったね。やることをやり続けるだけって感じだったよ。

--- “Your favorite rapper’s favorite rapper”、“The rapper’s rapper”などと呼ばれることについてどう思いますか?

D 光栄だよ。なにより、こういうことをやっていると、受け入れられたり評価されたりということは本当に嬉しいんだ。それがあるからこそやっていけるみたいなところもあるよね。





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