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Christina Aguileraスペシャル・インタビュー

2008年10月28日 (火)

 

Christina Aguilera インタビュー
     




Christina Aguileraのキャリア初となるベスト・アルバム『Keeps Getting Better: Greatest Hits』がいよいよ11月12日発売!!



インパクト大なジャケット&アー写も話題沸騰中!そんな、リリースを目前に控えたAguileraから、最新インタビューが到着!
Aguileraの生き様が映し出すポップスの過去、現在、未来…そしてプライヴェートまで。Aguileraの素顔に迫るファン必見のインタビューをどうぞ!!




---まずは新曲「Keeps Gettin’ Better」について訊かせてください。前作とがらっと変わっていますね。

Aguilera このレコード…、これから出るアルバムは自分でもとても楽しみにしてるわ。

今現在と、この次のスタジオ・アルバムの橋渡しのようなものになってるんじゃないかしらと思うの。これから私が向かおうとしている方向も少し垣間見れると思うわ。わたしはいつも変化を求めているから、これまでのどのアルバムも違うサウンドを出してきた。常に新しいことにインスパイアされるの。
前作では、ずっとヴォーカル的にインスパイアされてきた20、30、40年代の古いブルースやソウル、ジャズに焦点を当てたわ。でも今回は、それを敢えて壊して、羽目を外して楽しもうと思ったの。20,30年代は魅力的な時代だけど、できることは限られてる。大好きだけど、今回は未来的なイメージやフィーリングにインスパイアされてるの。サウンド的にはもっとエレクトロニックになってる。前作で使ったホーン・サウンドの代わりに、今回はテクノロジー志向ね。エキサイティングよ。いろんなことが出来るし、新しいことを探求できる。ヴォーカル的にも新しいサウンドやテクスチャーを試そうとしてる。そんなこと、今までやったことなかったから、とてもエキサイティングよ。

このベスト・アルバムのアート・ワークやビデオでは、ポップ・アート、アンディ・ウォーホルの60年代のフィーリング、ロイ・リキテンスタインにインスパイアされてるわ。あの色彩やポップさ(fun)に魅かれたの。それに未来的な面もある。「Keeps Gettin’ Better」の歌詞ではスーパー・ヒーローの要素を取り上げてるわ。楽しい色彩やポップ・アートを参考にしてる。

---東京にインスパイアされているというウワサを聞きましたが。

Aguilera そうよ。東京には似たようなフィーリングと要素があるの。同じようにインスパイアされる。東京の夜って、きれいなライトがいっぱいで視覚的に刺激的…、
ホントに面白い所よ。東京にはエネルギーがあるわ。大好きなの。

東京でバケーションを取ったこともあるのよ。新婚旅行の一部が東京だったわ。大好きな場所よ。ヴィジュアル的にインスピレーションを受けたわ。楽しくてカラフルで、未来的で。

--- 新曲のなかの「Being super bitch and super girl」という歌詞について教えてください。どうやったら、そのどちらかになれる?

Aguilera どの女性にもそういう面はあると思うの。命を与える、子供を産むって、すごいわ、ほとんどスーパー・ヒーローよね。個人的に言わせてもらうと(笑)。

でも最近は、反抗的で自己主張が強いと、男ならいいのに、女だとビッチだってラベルを貼られちゃうでしょ。いまの時代、女性が強くて自分の好きなことやってると、たいていの場合誤解されがちだけど、それが現実、放っとけばいいのよ。自分のやりたいことがわかっていてそれに突き進んでるってことで、そう呼ばれるなら、わたしは喜んで受け入れるわ。二重人格みたいだけど、この事実は受け入れて楽しまないと。女性にとってはどちらも大事な面なのよ(笑)。

--- あなたはいつも自信にあふれ、強く、信念を持っていますが、それはどこから来ているのでしょう?

Aguilera 自分のことをいつも強く意識しているからだと思うわ。小さいときから、母にそう教え込まれてきたから。中身がない表向きだけのことは嫌いだから、この業界の流れに巻き込まれたくないの。

わたしにとって大事なのは音楽よ。自分がインスパイアされたことを歌詞にしているから、力強いし心に訴えるんだと思うの。

--- その経験から若い女性にアドバイスは?

Aguilera 安っぽい事は言いたくないけど、自分が1番情熱を持つことに打ち込むべきね。わたしはそうしてきたわ。
小さいときからパフォーマー/エンターテイナーになることを夢見てきた。小さいときから、それが全てだったわ。初めからそういう思いがあったから、このビジネスでありがちな間違った方向へ進むことがなかった。
10年後、20年後、30年後、何をしたいかわかってるし、この業界で長くやっていきたいって思ってる。だから、自分のやることにはピントを合わせているわ。

--- この10年でアーティストとしてどう変化したと思いますか? なぜいまベスト・アルバムをリリースすることを決めたのでしょう?

Aguilera どう変わったかって? ヴィジュアル的にも音楽的にも、この10年でわたしが経験したことややってきたこと、リリースしたものを見れば明らかだと思うけど、わたしは常に変化し、実験を繰り返してきたわ。それを歌詞で表現してきたつもりよ。つねに違うものにインスパイアされ、自分を変えてきたわ。変化したり新しいことを試すのが好きなのよ。変わらなかったら息がつまっちゃう。変化し続け、違うものを試していかないと。

なぜ、ベスト・アルバムかっていうと、まず、27という年齢でグレーテスト・ヒッツが出せるなんて素晴らしいことだわ。感謝してるわ。もちろん、ファンのサポートがなければできなかったわ。だから、ファンに感謝してリリースしたいの。彼らは、わたしがどんな風に変わろうとも、議論の的になろうともサポートしてくれた。素晴らしい道のりだったわ。。

--- 子供を産んで、キャリア的には今後どんなアプローチをとってゆくつもりですか? これからどんな風に見られたい? 大人の女性?それともティーンエイジャーのようなままでいたい?

Aguilera そうね、どっちもかな(笑)。いつまでも若くいるってことは大切だと思うわ。ファンのためっていうだけでなく、子供を持つと、本来の自分や自分の人生における情熱を失ってしまう人がいっぱいいるでしょ。自分を閉じ込めてしまうっていうか、新しいことにオープンになれないっていうか。理解できるのよ、子供を守りたいって思うわけだから。
でもね、わたしは、特に女性としては、これまでの自分を失いたくないの。少なくても、要となる部分はね。これまで情熱を持ってやってきたことをストップしたくないわ。それを子供と分かち合いたいのよ。わたしがいつも目標を持ち突き進んでいる姿を、彼に見てもらいたいのよ。わたしの仕事って、かなりのハード・ワークよ。旅行も多いし、疲れるし集中しなきゃいけないこともたくさんあるし、強くなきゃやっていけない。それを全部、息子と分かち合いたいのよ。とくにこの時期のこと……、ママが何をしているのかってこと見せたいのよ。オムツ替えたりオッパイあげてるだけじゃないって(笑)。

簡単なことじゃないけど、子供を産んだ後でも自分に正直であり続けるっていうのは大切なことよ。。


続く…

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最新インタビュー

「宇宙までアガる」ベスト!

Christina Aguilera『Keeps Getting Better: Greatest Hits』

 CD  
Keeps Getting Better


【CD】
01. ジニー・イン・ア・ボトル
02. ホワット・ア・ガール・ウォンツ(USシングル・ヴァージョン)
03. アイ・ターン・トゥ・ユー
04. カム・オン・オーヴァー・ベイビー(オール・アイ・ウォント・イズ・ユー)
05. ノーバディ・ウォンツ・トゥ・ビ−・ロンリー(with リッキー・マーティン)
06. レディ・マーマレイド(with リル・キム、マイア&P!NK)
07. ダーティー featuring レッドマン
08. ファイター
09. ビューティフル
10. ザ・ヴォイス・ウィズイン
11. エイント・ノー・アザー・マン
12. キャンディマン
13. ハート
14 ジニー 2.0
15. キープス・ゲッティン・ベター
16. ダイナマイト
17. ユー・アー・ホワット・ユー・アー(ビューティフル)

【DVD】
01. ジニー・イン・ア・ボトル
02. ホワット・ア・ガール・ウォンツ
03. アイ・ターン・トゥ・ユー(ビデオ)
04. カム・オン・オーヴァー・ベイビー(オール・アイ・ウォント・イズ・ユー)(ビデオ)
05. ダーティー featuring レッドマン(ビデオ)
06. ファイター(ビデオ)
07. ビューティフル(ビデオ)
08. エイント・ノー・アザー・マン(ビデオ)
09. キャンディマン(ビデオ)
10. ハート(ビデオ)