DRADNATS インタビュー 2
2008年10月28日 (火)
PUNKシーンの要注目バンド、
DRADNATSが、ついに全国流通盤『New Unseen Tomorrow』を10月22日に発売しました!
高い演奏力、ハリ伸びある圧倒的ボーカル、エッジの効いた抜群のスピード感、
そしてなにより抜群のメロディセンスとどこをとっても間違いない脅威の大型新人!!
そんな彼らにインタビューを敢行!
ありのままの今の彼らを存分に感じてください!
※インタビューを最後までごらんにいただいた方には、抽選で素敵なプレゼントが! それでは、DRADNATSのインタビューの続きをどうぞ! 取材/文:原(HMV ONLINE) |
兄貴分なのは、UPPERですね。
――アルバム発売とともに、ライブツアーが始まりますが、どんなツアーになりそうですか? 殿畑:やっぱり、お世話になってる人とかが力になってくれるツアーなんですよ。今回はSET YOU FREEが、やらしてくれって言ってくれて、それもすごく嬉しかったし。個人的には、ツアーをやって、いろんな人に出会っていきたいし、各地を回っていろいろな人に聴いてもらいたいし、3人が一体感出してるところを見せられるツアーにしたいなって。感謝の気持ちを持ちながら。 ――やっぱりライブが好きなんですね。 殿畑:好きっすね。 柳澤:はい、そうっすね。あからさまに出るんで、自分の今の状態だとか。ジャンルがジャンルなだけに激しかったりするんで、前に攻め込んでいる感じがすごいして、単純にライブしてるって事が楽しいですね。それが、ツアーになると、生活の中でライブだけが出来るんで。各地に行って、ライブばっかりやっている環境にいれるんで、また違うものが得られるんじゃないかなって。そう意味でも、ツアーが楽しみです。 ――バンドを始めるきっかけとなったアーティストや、音楽を聴くきっかけとなったアーティストといった、影響を受けたアーティスト・作品を教えてください。 柳澤:自分の場合は、PUNKシーンに連れて行かれたきっかけは、ヌンチャクなんですよね。変わった友達がいて、来週の学際でこれのコピーバンドやるからって、渡されたCDがヌンチャクで。なんじゃ、こりゃみたいな。新しい感じだったんでビックリして。それからヌンチャクを聴いてやってみて、余計好きになっていって。そこからですね、Hi-STANDARDとか聴いたのは。 で、楽器を触りたいと思ったのは、やっぱ、Hi-STANDARDがきっかけで。ベース/ボーカルじゃないですか。で、最初ベースをやりました。今は、ギターをやっているんですけど、ギターをやるきっかけは、THUMB。ギタリストの羽沢さんがきっかけになっていて。90年代のメロコアのシーンがなかったら、バンドはやっていなかったと思うんで、そこがきっかけになっていますね。 殿畑:自分も似てるんですけど、最初は、ブルーハーツだったんですよ。小学生の頃に姉がCDを持っていて、それを聴いたときに、なんだ、このバンドはっていうのが強くて、中学生くらいになって初めてブルーハーツのビデオを買ったんですよ。その時のライブを見て、イメージ通り格好良くて、ブルーハーツみたいになんていうか、ドラムをたたいてみたいって思ったのがきっかけです。中学生でバンドを組むことになって、最初ボーカルだったんですけど、ドラムのヤツが練習しなかったんで、それだったらオレがやりたいって言ったけどやらせてもらえなくて。でも、隠れてこそっと中古のドラムセット買ったんですよ、3万円くらいで。何をしていいのか分からなかったけど、とりあえず、ブルーハーツのコピーを。結果、そいつよりもうまくなって、ドラムが出来るようになって。 ――じゃあ、ドラムがやりたくて仕方なかったんですね。 殿畑:やりたかったですね。もう、なんだこの楽器はって。ギターとかは触ったことがあったんですけど、近くにあったから触れたんですけど、ドラムって触れないじゃないですか。だけどやっぱりやるんならないと出来ないしみたいな。それで買ってみて、たたいてみて、どうすればいいんだこれみたいな(笑)。足と手なんて全然動かないし、教えてくれる人もいないし、どうしようとか思いながら。 ――自分で勉強しながら? 殿畑:そうですよね。こっちで譜面見ながら、こっちにはドラムの音符の見方みたいな本を開いて。買った当時は1年間ずっとたたいてましたね。それからミッシェルガンのコピーとかして。そんな時にHi-STANDARDのPVとか、AIR JAM 98、97とかを観たときに、わぁ、カッコイイなこういう音楽、こんな早いドラムたたいてみたいなっていうのからメロコアにどっぷり浸かっていった感じですね。 ――山本さんは? 山本:そうですね、小学校の頃にずっとピアノをやっていたんですよ。やってたっていうか、やらされていたんですけど。で兄貴と歳が結構離れてて、その兄貴がブルーハーツもそうですし、どっちかっていうと洋楽を聴いていたんですよ。GUNS N’ROSESとか、VAN HALENとか。なのでそこら辺をすごく聴いてて、カッコイイなとずっと思っていたんですけど。ギターを弾いたりはしたんですけど、ギターをやりたいとか思わなかったし、バンドも組んだことなくて。バンドを初めて組んだのが23歳なんで、今年27歳なんですけど。 ――始められたのは意外と遅いんですね。 山本:遅いです、はい。もちろん、Hi-STANDARDとかは知っていたんですけど、他のAIR JAMに出ているバンドとかはそれまでは知らなくて。なので、影響されたといえば、locofrankですかね。同い年っていうのもあるし。locofrankとかHAWAIIAN6とかを聴いて、バンドやってみようかなと思ったのがきっかけですね。なので、普段聴く音楽は、J-POPばっかりですね。 ――洋楽から入っているのに? 山本:洋楽は全く聴かないです、逆に今は。今は、オリコンの1位から10位までとか。最近は、GIRL NEXT DOORが。よくテレビ出ているんで。好きというか、今の曲の踊りがすごく気になります。なんでこんなにキレてんだろうなって。よく見てます。 ――他に注目している人っていますか? 山本:あと、好きなのはRADWIMPSとか、TRIPLANEとか好きですね。 結構、歌謡曲とかも好きだしね。こっちの2人(殿畑/柳澤)も歌謡曲とか結構好きなんですよ。メロコア、メロコアって感じでもないんで。もちろん、メロコアも好きですけど。 ――一緒にライブなどやって仲がいいとか、注目しているバンドはありますか? 殿畑:すごい影響を受けている兄貴分なのは、UPPERですね。本当、色々教えてもらっているバンドです。言葉でもあり、ライブを観てすごい勉強になっているんで。 柳澤:UPPERデカイですよね。 殿畑:ツアーも一緒にやってもらったんで、色々勉強になりました。 柳澤: あと、FULLSCRATCHすごい好きです。べらぼうに早いだけって感じが。あとは、GARLIC BOYSとか。 一同:あー。 柳澤:共通で好きですね。 ――最近よく聴いている作品、もしくは最近買った作品はなんですか? 山本:ダウンロードしたのは、キマグレンの「LIFE」。 柳澤:ハナレグミを着うた(R)フルでとりました。 山本:オレ、ポニョとったよ。 殿畑:オレもとったや、ポニョ。(爆笑)
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