HMVインタビュー:Clark
2008年1月18日 (金)
『Turning Dragon』リリース記念インタビュー
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最新のインタビュー |
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「タイトルは本からきたものなんだ」 |
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--- アルバムタイトル『Turning Dragon』はどういった意味を持っているのでしょうか?
Clark タイトルはアラスター・グレイの“Lanark”という本からきたものなんだ。寒くなりすぎると肌が爬虫類の皮のようになってしまう話なんだ。分厚くて醜いドラゴンのようなね。
--- アルバムに先立ってリリースされたEP作品『Throttle Promoter』に収録の「Dirty Pixie」は、凄くクールなトラックですね。
Clark 基本的なシーケンスは707を使ったんだ。曲を作るのには最高の逸品だよ。それから他のシンセとか色々なものとつないで、色々と違う素材をかぶせたんだよ。本当はあんまりそういうのを明かしたくないんだけどね。。
--- あなたがリリースする Warpというレーベルについて、あなたの感じていることをお話頂けますか?
Clark 実際にやりとりをしているのは数人となんだけど、彼らとは長いつきあいなんだ...だから基本的にやりたいことをやらせてくる、アルバムを作り終えた時にインタビューを頼まれるけど。まあそれはいいんだ、そこまでストレスを感じないし。かなりしっかりしているレーベルと思うよ、正直言って。いつも議論はあるけど、彼らはかなりフレンドリーだし、いい議論ができてると思う。そういう部分はすごく好きなんだ。自分の音楽の為に立ち上がるっていうか、そうすることを教えてくれるんだ。
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--- 最近良く聴いている作品がありましたらおしえてください
Clark Scott Walker、Whitehouse、Joanna Newsom、Roll Deep、Chris Clark。
--- 今、あなたにとって「一番楽しい」ことは?
Clark マスタリングしているときにガールフレンドに曲を聴いてもらって、自分では考えつかない様な抽象的なフィードバックをもらう時かな。だいたいいつも「そうだねー」って頷いてるんだけど。デチューン、コーヒー、DADGAD、日光、ホリデー、マスターベーション、コーヒー、松の木の匂い、、、 深いんだ、とても考えが深いんだ。
--- じゃあ、逆に「一番つまらない」ことは?
Clark 空港でPCとサンプラーなしで立ち往生しちゃった時かなぁ。。
--- 最後に、日本のファンにメッセージをおねがいします
Clark 日本でプレイしたらきっと素晴らしいサウンドを披露できると思うよ。それか、木琴のアンプラグド・セットをやろうかな。 |
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Clark (Chris Clark) プロフィール | |||
2001年、当時まだ大学在学中だった時にミニ・アルバム『Clarence Park』を発表し、若くしてWarp Recordsからデビューを果たしたChris Clark。繊細で美しく、時にノイジーで戦慄を覚えるエレクトロニクス・サウンド、卓越したビーツ・プログラミングで、(当時、時流となっていた)エレクトロニカ・シーンの代表的存在としてその頭角を現す。2003年には6曲入りEP『Ceramics Is The Bomb』、1stフル・アルバム『Empty The Bones Of You』をリリース。独創的な音とスタンスで確固たる地位を確立している。2006年に入り自身の名義をClarkと改め、Warpmart限定で8cmCD「Throttle Furniture」を発表、そして2ndアルバム『Body Riddle』をリリース。その後拠点をイギリスからドイツのベルリンに移し、2007年末には12インチ「Throttle Promoter EP」リリース。そして2008年、待望の3rdアルバム『Turning Dragon』を発表。
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