タンゴー&アイルランド国立響/フォーレ:『マスクとベルガマスク』、他
2025年02月13日 (木) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック

フォーレ:マスクとベルガマスク、カリギュラ、主題と変奏
ジャン=リュック・タンゴーが指揮する、フォーレのあまり知られていない合唱曲と管弦楽作品のアルバム。ヴィクトル・ユゴーの詩による『魔神たち』は合唱と管弦楽版を収録。『カリギュラ』はアレクサンドル・デュマ(父)の劇のためにフォーレが初めて手掛けた劇音楽で、冒頭の壮麗な金管のファンファーレに続き、ローマ宮廷の女性たちの生活を描いた牧歌的な音楽が続きます。最後は皇帝を眠りに誘う子守歌風の旋律で幕を閉じます。『主題と変奏』の原曲はフォーレの大規模なピアノ曲。これをデジレ=エミール・アンゲルブレシュトが1955年に編曲したオーケストラ版を収録。アンゲルブレシュトは、それぞれの変奏曲の主要な旋律を異なる楽器で演奏させることで作品の引き立たせています。『マスクとベルガマスク』は19世紀後半に人気があったフェート・ガラント様式を反映した組曲で、フォーレは過去の自作曲を用いながら古風でノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。(輸入元情報)
【収録情報】
フォーレ:
01. 魔神たち Op.12(c.1875)(合唱とオーケストラ版)
● カリギュラ Op.52(1888)(演奏会用ヴァージョン)
02. No.1. Prologue: Fanfare, March and Chorus: Nous sommes les Heures guerrieres
03. No.2. Act V: Chorus: L'hiver s'enfuit
04. No.3. Air de danse
05. No.4. Melodrama with Chorus: De roses vermeilles
06. No.5. Melodrama and Chorus: Cesar a ferme la paupiere
07. 主題と変奏 嬰ハ短調 Op.73(1895)(アンゲルブレシュト編、オーケストラ版)
● マスクとベルガマスク Op.112(1919)(舞台音楽版)
08. I. 序曲(交響的間奏曲、1868)
09. II. パストラール
10. III. マドリガル(Op.35より、1883)
11. IV. いちばん楽しい道(Op.87-1, 1904)
12. V. メヌエット
13. VI. 月の光(Op.46-2, 1887)
14. VII. ガヴォット(1869)
15. VIII. パヴァーヌ(Op.50)
ルース・ロジク(ソプラノ:10)
タラ・エロート(メゾ・ソプラノ:10)
ジュリアン・ドラン(テノール:10,11,13)
ベンジャミン・ラッセル(バリトン:10)
アイルランド室内合唱団(01)
アイルランド国立交響楽団
ジャン=リュック・タンゴー(指揮)
録音時期:2023年7月12-14日(08,09,12,14,15)、2024年1月6-9日(01-07,10,11,13)
録音場所:アイルランド、ダブリン、ナショナル・コンサート・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル)
世界初録音(07)
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