マイケル・バレンボイム/メンデルスゾーン:無言歌集(ヴァイオリン&ピアノ版)
2024年02月01日 (木) 19:30 - HMV&BOOKS online - クラシック
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲初演者ダヴィットによる無言歌編曲版
フェリックス・メンデルスゾーンの幼馴染みで、彼が若くして亡くなるまで親交を結んだ名ヴァイオリニスト、作曲家のフェルディナント・ダヴィット[1810-1873]。かのヴァイオリン協奏曲ホ短調の初演者であるばかりでなく、交響曲からオペラ、トロンボーン小協奏曲まで幅広い作品を残した作曲家、著名な楽譜校訂者でもある彼が、メンデルスゾーンの歿後23年の頃に出版したヴァイオリンとピアノのための編曲版『無言歌集』。
メンデルスゾーン家とは家族ぐるみの付き合いであったとされるダヴィットだけに、ファニーとフェリックスのライフ・ワークと言える『無言歌』への思い入れはかなり強かったと思われますが、ここで彼は出版の約2年前に世に出たばかりだった第8集を除き、それぞれ6曲ずつの7つの曲集からヴァイオリン向きと思われる作品を抜粋してアレンジしています。いずれも原曲の美しく親しみやすいメロディの生きた、ヴァイオリンのための愛らしい小品に生まれ変わりました。
今回ヴァイオリンを担当するのは、ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団などで活躍し、「LINN」からはこれが2枚目のアルバムとなるマイケル・バレンボイム。ピアノを務めるのはプライベートでもパートナーであるナタリア・ペガルコヴァ=バレンボイムで、息の合ったパフォーマンスで作品の素晴らしさを引き立てています。(輸入元情報)
【収録情報】
メンデルスゾーン/ダヴィット編:無言歌集〜ヴァイオリンとピアノのための
● 第1集 Op.19より
01. 甘い思い出
02. 後悔
03. 信頼
04. ヴェネツィアの舟歌 第1番
● 第2集 Op.30より
05. 瞑想
06. 安らぎもなく
07. 慰め
08. 道に迷った人
09. ヴェネツィアの舟歌 第2番
● 第3集 Op.38より
10. 夕べの星
11. 失われた幸福
12. 詩人の竪琴
13. 情熱
14. デュエット
● 第4集 Op.53
15. 海辺で
16. 浮雲
17. 胸さわぎ
18. 心の悲しみ
19. 民謡
20. 勝利の歌
● 第5集 Op.62より
21. 5月のそよ風
22. 出発
23. 朝の歌
24. 春の歌
● 第6集 Op.67より
25. 瞑想
26. 失われた幻影
27. 紡ぎ歌
28. 子守歌
● 第7集 Op.85より
29. 夢
30. 狂乱
31. 悲歌
32. 旅人の歌
マイケル・バレンボイム(ヴァイオリン)
ナタリア・ペガルコヴァ=バレンボイム(ピアノ)
録音時期:2022年10月17,18日
録音場所:ベルリン、メゾン・ド・フランス
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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