ビートルズ『赤盤』『青盤』2023エディション - 新曲「ナウ・アンド...
54年ぶりに全英シングルチャート1位を獲得した新曲「ナウ・アンド・ゼン」の国内盤CDシングルも12月1日 (金) 発売。発売50周年を迎えたビートルズのベストアルバム『赤盤』『青盤』2023エディション 好評発売中。
HMV&BOOKS online-ロック|2023年12月28日 (木) 15:30
2023年10月29日 (日) 16:00
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こちらでは、1962年のシングルデビューから、実質は解散後となるラストの『レット・イット・ビー』まで、彼らがどのような音楽的進化を遂げていったのかをおさらいする意味も込めて、歴代アルバム、編集盤、さらには発掘音源集など、絶対におさえておきたいビートルズの定番作品を改めてご紹介します。
Please Please Me
Twist And Shout (Remastered 2009)
30週連続全英チャートのトップを独走した記念すべきデビュー盤。ロックバンドの実力とメロディメイカーの魅力を発揮した全14曲 (うちオリジナル8曲) を収録。既発シングル曲を除く10曲は、たった16時間で録音してしまったという。1曲目のポールのロックンローラーぶりがかっこいい。
オリジナル盤発売:1963年
With The Beatles
It Won't Be Long (Remastered 2009)
多くのバンドが真似た秀逸なジャケットデザインの2ndアルバム。「オール・マイ・ラヴィング」でのギタープレイをはじめ、早くも斬新な音作りが見られる。デビューアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』と入れ替わりで全英チャート初登場1位、22週トップの座を独走した。
オリジナル盤発売:1963年
A Hard Day's Night
And I Love Her (Remastered 2009)
A面が初の主演映画のサウンドトラック、B面がそのほかの新曲という形で構成された、1964年リリースの3枚目のアルバム。全曲レノン=マッカートニーのオリジナル作品で占められている。全英チャート21週連続1位を記録。
オリジナル盤発売:1964年
Beatles For Sale
No Reply (Remastered 2009)
過酷なツアーの合間を縫って前作からわずか5ヶ月後にリリースされた、ジャケット写真も美しい4thアルバム。14曲中6曲がバディ・ホリー、チャック・ベリー、カール・パーキンスらのカヴァーで構成されている。新曲は少ないものの、彼らのルーツが分かる趣き深い作品。全英チャート15週1位を記録。
オリジナル盤発売:1964年
Help!
Yesterday (Remastered 2009)
1965年に発表されたビートルズ 2作目の主演映画のサントラ盤。1作目同様、A面が映画挿入曲、B面が新曲という構成で発表された。弦楽四重奏を導入してロックの新たな展開法として絶賛された「イエスタデイ」をはじめ、「ヘルプ!」「涙の乗車券」などバラエティに富んだ名曲を多数収録。
オリジナル盤発売:1965年
Rubber Soul
In My Life (Remastered 2009)
レコーディングバンドとして歩みはじめた彼らが、スタジオワークによりクリエイティヴで革新的な音を追求。その後のビートルズサウンドの方向性を示唆する、自由な発想が満載。当時としては異色の “内省的” なアルバムで、「ノルウェーの森」「ミッシェル」「イン・マイ・ライフ」などを収録。12週連続全英1位を記録。
オリジナル盤発売:1965年
Revolver
Here, There And Everywhere (Remastered 2009)
ジャケットデザインしかり、テープ逆回転という実験的なサウンドしかり、本盤のサイケデリックアートへの影響は絶大。レコーディングアーティストとしてスタジオワークを追求し、長い時間をかけて作り上げた本作は、前作を凌ぐ斬新な発想が渦まいているアルバムとなった。7週連続全英チャート1位を記録。
オリジナル盤発売:1966年
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
Lucy In The Sky With Diamonds (Remastered 2009)
ロック史上初となる “コンセプト” アルバム。メンバーを架空のバンド “ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド” の一員としたアイディアと技術の集大成は、もはや追随を許さないといえるほど。ロックの無限の可能性を追求した名盤中の名盤。グラミー賞4部門受賞。全英チャート22週連続、全米チャート15週連続1位。
オリジナル盤発売:1967年
Magical Mystery Tour
All You Need Is Love (Remastered 2009)
同タイトルのサントラにシングル曲を追加した、1967年リリースのアメリカ編集盤。評判があまり芳しくなかった同名テレビ映画とは対照的に、サントラは非常に評価を受けた。シングルは、「ハロー・グッドバイ」「愛こそはすべて」などを収録。
オリジナル盤発売:1967年
The Beatles
Birthday (Remastered 2009)
ハードロック、フォーク、バラッド、ブルース、レゲエから、現代音楽まで、多様な音楽要素を消化し再構築。メンバー4人の個性と才能があふれ出る超大作。2018年に発売された50周年記念ニューエディションには、本アルバム収録の全30曲を最新ステレオミックスで収録。未発表曲を含む ”イーシャーデモ” も収められている。
オリジナル盤発売:1968年
Yellow Submarine
Hey Bulldog (Remastered 2009)
ビートルズのメンバーをキャラクターにした1969年公開のアニメ映画『イエロー・サブマリン』のサウンドトラック。リンゴが歌う同名のテーマ曲やストリングスアレンジが秀逸な「エリナー・リグビー」など、色褪せない名曲の数々が楽しめる。
オリジナル盤発売:1969年
Abbey Road
Here Comes The Sun (2019 Mix)
個々の道を歩き始めた4人が再びスタジオに戻り完成させた、ロックの美学が到達した孤高のラストレコーディングにして、ビートルズサウンドの集大成。2019年に発売された50周年メモリアルエディションには、当時のプロデューサーとエンジニアが作り直した、2019ステレオミックスヴァージョンを収録。往年の名曲が最新のサウンドクオリティで蘇る。
オリジナル盤発売:1969年
Let It Be
Get Back (2021 Mix)
同名映画製作と同時進行したレコーディングの膨大な音源をフィル・スペクターがリプロデュースした、ビートルズの神話を永遠に刻む最後のオリジナルアルバム。2021年発売のスペシャルエディションには、ニューステレオミックスに加え、レコーディングセッションの過程で残されたアウトテイク、リハーサルテイク、スタジオジャムなどの未発表音源、1969年にグリン・ジョンズによって制作された未発表の『ゲット・バックLP』ミックスなども収録。
オリジナル盤発売:1970年
Let It Be...Naked
“ゲット・バック・セッション”のオリジナルマスターテープに立ち戻り、メンバーの意図に忠実に作り直された、“ありのままのレット・イット・ビー” といえる内容に仕上がっている。
オリジナル盤発売:2003年
The Beatles (1962-1966)
解散から3年後の1973年にリリースし世界中で大ヒットを記録したベストアルバム、通称 ”赤盤”。「ラヴ・ミー・ドゥ」「プリーズ・プリーズ・ミー」など、初期の彼らを追うことができる充実の内容。「2023エディション」は 全38曲中30曲が新ステレオミックスで収録されている。
オリジナル盤発売:1973年
The Beatles (1967-1970)
解散から3年後の1973年にリリースし世界中で大ヒットを記録したベストアルバム、通称 ”青盤”。「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」「ペニー・レイン」など、後期の彼らを追うことができる充実の内容。9曲が新たに追加された「2023エディション」には “最後の新曲”「ナウ・アンド・ゼン」も収録。
オリジナル盤発売:1973年
Past Masters 1 & 2
Get Back (Remastered 2009)
1988年にVOL.1とVOL.2に分かれてリリースされた編集盤を一つにまとめた、ファン垂涎のアルバム。「デイ・トリッパー」「ゲット・バック」「レディ・マドンナ」などのシングル曲/英国オリジナルアルバム未収録曲や「抱きしめたい」「シー・ラヴズ・ユー」のドイツ語ヴァージョンといったレア音源も収録。ビートルズの変容がうかがえる1枚。
オリジナル盤発売:1988年
Anthology 1
Free As A Bird
初期ビートルズのアイドル性と、若々しくてまだ雑だったパンキッシュなサウンドが生み出すダイナミズム。好みのビートルズ像を問いかけて話題となった未発表音源集の第1弾。ビートルズ名義の新曲「フリー・アズ・ア・バード」を収録。
オリジナル盤発売:1995年
Anthology 2
Real Love
ビートルズ中期にあたる1965〜68年の未発表音源集。完成前の音源と既発表曲との出来の違いにビックリさせられる音源も多数あり、彼らの新たな側面が発見できるはず。新曲「リアル・ラヴ」を収録。
オリジナル盤発売:1996年
Anthology 3
1968〜70年の未発表音源をまとめた末期ビートルズの記録集。ファンならずとも知っているグループ内の人間模様、音楽的試行錯誤がごった煮状態で見えてくる歴史的な音源だ。ロックファンなら一度は聴いておきたい。
オリジナル盤発売:1996年
The Beatles at the Hollywood Bowl
I Want To Hold Your Hand (Live / Bonus Track)
2016年9月9日リリースのライヴアルバム。1964年と1965年にロサンゼルスのハリウッド・ボウルで開催されたライヴを臨場感そのままに収録。「抱きしめたい」「みんないい娘」「ベイビーズ・イン・ブラック」の未発表ライヴテイクも楽しめる。
オリジナル盤発売:1977年 / CD化:2016年
Live At The BBC
1962〜65年のラジオセッションを収めた94年リリース作に会話2トラックを追加した2013年リマスター盤。発表から19年の技術で磨き直した音でカヴァーも多数のビートルズのロックンロールが鮮やかに蘇る。
オリジナル盤発売:1994年
On Air – Live at the BBC Vol. 2
I Saw Her Standing There (Live At The BBC For "Saturday Club" / 5th October, 1963)
公式未発表曲&音源を含むBBCライヴの第2集。1音1音の動きがリアルに感じとれるライヴレコーディングは、自立的な響きの中に、どんなアイディアも消化してしまう音楽の激しい細胞分裂の瞬間を留めている。そのぶん、どんなに聴き慣れていても音楽は瑞々しい清新さを纏って耳に飛び込んでくる。
オリジナル盤発売:2013年
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