イゴール・レヴィット/オン・DSCH(3CD)
2021年07月08日 (木) 15:15 - HMV&BOOKS online - クラシック
今回の新作は音楽による「旅」に誘う3枚組の大作、
ショスタコーヴィチ『24の前奏曲とフーガ』とスティーヴンソン『パッサカリア』
イゴール・レヴィットの新作は3枚組の大作。自称「マキシマリスト」の彼が、知的にも肉体的にも自分の限界に挑戦することを楽しんでいることはよく知られていますが、音楽的モダニズムの鍵となる2つの作品による今回のプロジェクトはその最たるもの。1951年に完成したドミトリー・ショスタコーヴィチの『24の前奏曲とフーガ』は、すべての長調と短調(12×2)によって書かれた2時間半もの長大な作品。スコットランドの作曲家ロナルド・スティーヴンソン[1928-2015]が1963年に完成させた『DSCHによるパッサカリア』は、ショスタコーヴィチもしばしば自作で使った自分の名前による音型(D-Es-C-H = D-E♭-C-B)を使った1時間半近くに及ぶ壮大な変奏曲。
レヴィットによれば、『24の前奏曲とフーガ』は「音楽の日記のようなもの。暖かさ、即興性、そして純粋な孤独感のこの上ないユニークな組み合わせ」であり、『パッサカリア』は、「まさに人生の大要であり、世界全体に対する私たちの責任を教えてくれる音楽である。私にとって、これは最も親密な問題を扱う自己探求と自己発見の儀式なのだ」と述べています。この長大な作品集を聴いたあと、聴き手は音楽によって「旅」を経験することになるのです。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
● ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ Op.87(第1番〜第12番)
Disc2
● ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ Op.87(第13番〜第24番)
Disc3
● スティーヴンソン:DSCHによるパッサカリア
イゴール・レヴィット(ピアノ)
録音方式:ステレオ(デジタル)
完全生産限定
4パネル デジパック仕様
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。