ヒラリー・ハーン/『パリ』〜プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番、他

2021年04月02日 (金) 12:15 - HMV&BOOKS online - クラシック




【試聴】プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番〜第2楽章

現代最高のヴィルトゥオーゾがパリ所縁の3作品を新録音!

ヒラリー・ハーンが長年パリで共演してきた家族のようなオーケストラ、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団。ミッコ・フランクが首席指揮者を務めるこのオーケストラのアーティスト・イン・レジデンスを2018〜19年に務めたヒラリー・ハーンが熱望した録音。
 1916年から17年にかけて作曲され、1923年パリで初演されたプロコフィエフの協奏曲第1番は、ヒラリー・ハーンのお気に入りの協奏曲。いままで最も多く演奏してきた作品のひとつで、録音の最適な共演者とタイミングを待ち続けていました。
 パリ出身のショーソンによる神秘的で瞑想的な『詩曲』の初演は、パリでイザイによって行われました。この曲はイザイに献呈されたショーソンの代表作。ヒラリー・ハーンの師ヤッシャ・ブロツキーはイザイの最後の弟子で、彼女はこの作品に自身の音楽的なルーツとして、個人的な繋がりを感じずにはいられません。
 2016年に亡くなったフィンランドの作曲家ラウタヴァーラとは、2013年のアルバム『27の小品〜ヒラリー・ハーン・アンコール』で『ささやき』という楽曲を委嘱・演奏したのが最初のコラボレーションでした。また、ミッコ・フランクはラウタヴァーラの親しい友人であり、その作品の理解者として優れた演奏家でした。2014年にラウタヴァーラのヴァイオリン協奏曲を演奏した2人は、パリで初演するための新作協奏曲を委嘱することにしましたが、ラウタヴァーラの健康状態が良くなく、その作品はセレナードに変更されました。作曲家の死後、2曲目の途中までオーケストレーションがなされ、残りはピアノのスケッチがのこされた『2つのセレナード』が発見され、ラウタヴァーラの弟子である著名な作曲家カレヴィ・アホがオーケストレーションを完成させて、2019年2月に世界初演し、この世界初録音が行われました。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ショーソン:詩曲 Op.25
2. プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.19
3. ラウタヴァーラ:2つのセレナード(ヒラリー・ハーンのために)


 ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
 フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
 ミッコ・フランク(指揮)

 録音時期:2019年6月(1,2)、2019年2月(3)
 録音場所:パリ
 録音方式:ステレオ(デジタル)
 世界初録音(3)

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