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2017年1月15日 (日)


テレマン・ザ・コレクション(13CD)

ドイツのマクデブルグに生まれた、バッハ、ヘンデルとともに活躍した後期バロック音楽を代表する作曲家ゲオルク・フィリップ・テレマン。2017年はテレマン没250年ということで、それを記念した13CDボックスです。
 ライプツィヒ、アイゼナハ、フランクフルト、ハンブルクなど各地で合唱長や楽長に就任したテレマンは、宮廷だけでなく、民衆が好むような曲を多数作曲しており、演奏会や出版を行い、人気と名声を獲得しました。1722年、ライプツィヒの聖トーマス教会の楽長クーナウが亡くなった時、ライプツィヒ市当局はまず「大作曲家」テレマンをスカウトしようとして断られたという話もあります。
 このボックスでは、アーノンクールなどのオリジナル楽器の名手の演奏だけでなく、エマニュエル・パユ、シュテファン・ドール、ライナー・クスマウルらのベルリン・バロック・ゾリステンの演奏なども収録されており、膨大なテレマン作品のダイジェストといった内容となっております。初回のみの限定生産盤となります。(輸入元情報)

【テレマンについて】
ドイツ・バロック期最大の人気を誇った作曲家、ゲオルク・フィリップ・テレマン[1681-1767]の音楽の明快さは、その実生活の多彩をきわめた華やかさと密接に関わっているとはよく指摘されるところです。
 テレマンは12歳でオペラを作曲するほどの早熟な天才でしたが、ライプツィヒ大学では法学を学び、同時に聖トマス教会では礼拝用の音楽も作曲、さらにはオペラの作曲もおこない、学内ではオケを組織し、新教会のオルガニスト兼音楽監督に就任するなど、キャリアの最初から実に多面的な活躍ぶりでした。
 さらにテレマンは、通常もちいられる楽器のほとんどすべてを演奏することができたというほどのマルチ・プレーヤーでもあり、特に木管楽器については名人級の腕前だったことはよく知られるところです。
 テレマンは、23歳のときにはプロムニッツ伯爵の宮廷楽長に就任し、伯爵の好みでもあるフランス風な管弦楽組曲を数多く作曲、伯爵の避暑地ではポーランド系の民俗音楽やジプシー音楽に接して大いに刺激を受けます。
 27歳の時にはアイゼナハの宮廷楽長に赴任し、宮廷礼拝堂楽団を組織、カンタータ・チクルスなどで君主の厚遇を得ますが、31歳の年にはこうした宮廷生活に別れを告げ、帝国自由都市フランクフルト・アム・マインの教会の楽長に就任。
 さらに9年後、40歳の年には、終生の活動の地となるハンザ自由都市ハンブルクに移って、その後46年間に渡って、都市音楽監督兼ヨハネスカントールとして、オペラに公開コンサート、教会音楽や自作の出版にと縦横無尽に活躍したということです。
 つまりテレマンの創作の背景にあったのは、当初は宮廷であり、やがてそれが市民社会に置き換えられてゆくということですが、そうした市民社会の豊かな音楽環境があればこそ、『ターフェルムジーク』(1733)のような画期的な作品も登場したのでしょう。
 作風も変化しています。宮廷では対位法やフランス趣味を意識していたテレマンも、ハンブルクの市民社会に出てからは、より自由な音楽を志向するようになります。(HMV)

【収録情報】
Disc1-2『ダルムシュタット管弦楽組曲集』
● 組曲ト短調 TWV55:g4(3本のオーボエ、ファゴット、弦楽器と通奏低音のための)
● 組曲ハ長調 TWV55:C6(3本のオーボエ、弦楽器と通奏低音のための)
● 組曲ニ短調 TWV55:d3(3本のオーボエ、ファゴット、弦楽器と通奏低音のための)
● 組曲ニ長調 TWV55:D15(3本のオーボエ、弦楽器と通奏低音のための)
● 組曲イ短調 TWV55:a2(リコーダー、弦楽器と通奏低音のための)
● 組曲ヘ短調 TWV55:f1(2本のリコーダー、弦楽器と通奏低音のための)

 フランス・ブリュッヘン(リコーダー)
 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
 ニコラウス・アーノンクール(指揮)
 録音:1978年、1966年(ステレオ)

Disc3『複数楽器のための協奏曲集』
● リコーダーとファゴットのための協奏曲ヘ長調 TWV.52:F1
● 4台のヴァイオリンのための協奏曲ト長調 TWV.40:201
● 2つのホルン、ヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲ヘ長調 TWV.44:7
● 3つのオーボエ、3つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲変ロ長調 TWV.44:43

 フランス・ブリュッヘン(リコーダー)
 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
 ニコラウス・アーノンクール(指揮)

 録音:1966年(ステレオ)

Disc4『様々な楽器のための協奏曲集I』
● フルート協奏曲ト長調 TWV.51:G2
 エマニュエル・パユ(フルート)
 ライナー・クスマウル指揮、ベルリン・バロック・ゾリステン

● オーボエ協奏曲ホ短調 TWV.51:e1
 ハン・デ・フリース(バロック・オーボエ)
 ルシー・ファン・ダール指揮、アルマ・ムジカ・アムステルダム

● オーボエ協奏曲ヘ短調 TWV.51:f1(トランペット編曲版)
 セルゲイ・ナカリャコフ(ピッコロ・トランペット)
 ヒュー・ウルフ指揮、セント・ポール室内管弦楽団

● 2つのフルート、ヴィオローネのための協奏曲イ短調 TWV.53:a1
 エマニュエル・パユ(フルート)
 ジャック・ズーン(フルート)
 クラウス・シュトール(ヴィオローネ)
 ライナー・クスマウル指揮、ベルリン・バロック・ゾリステン

● フルート、オーボエ・ダモーレ、ヴィオラ・ダモーレのための協奏曲ホ長調 TWV.53:E1
 エマニュエル・パユ(フルート)
 アルブレヒト・マイヤー(オーボエ・ダモーレ)
 ヴォルフラム・クリスト(ヴィオラ・ダモーレ)
 ライナー・クスマウル指揮、ベルリン・バロック・ゾリステン

● トランペット、2つのオーボエのための協奏曲ニ長調 TWV.53:D2
 セルゲイ・ナカリャコフ(ピッコロ・トランペット)
 リンダ・ストロメン(オーボエ)
 トマス・テンプル(オーボエ)
 ヒュー・ウルフ指揮、セント・ポール室内管弦楽団

Disc5『様々な楽器のための協奏曲集II』
● オーボエ・ダモーレ協奏曲ホ短調 TWV.51:e2
● ヴィオラ協奏曲ト長調 TWV.51:G9
● 2台のヴァイオリン、2つのホルンのための協奏曲ニ長調 TWV.52:D4
● ヴァイオリン協奏曲イ長調 TWV.51:A4
● 2台のヴィオレッタ(ヴィオラ)のための協奏曲ト長調 TWV.52:G3
● 2台のヴァイオリンのための協奏曲変ロ長調 TWV.52:B2
● ヴァイオリン協奏曲ト長調 TWV.51:G6
● 2つのホルンのための協奏曲ヘ長調 TWV.52:F4
 アルブレヒト・マイヤー(オーボエ・ダモーレ)
 ヴォルフラム・クリスト(ヴィオラ)
 シュテファン・ドール(ホルン)
 ゲオルク・シュレッケンベルガー(ホルン)、他
 ライナー・クスマウル(ヴァイオリン、指揮)
 ベルリン・バロック・ゾリステン

Disc6-7『ターフェルムジークより』
● 第1巻 管弦楽組曲(序曲)ホ短調
● 第1巻 四重奏曲ト長調
● 第1巻 協奏曲イ長調
● 第1巻 トリオ・ソナタ 変ホ長調
● 第1巻 フルート・ソナタ ロ短調
● 第1巻 終曲 ホ短調
● 第2巻 管弦楽組曲(序曲)ニ長調

 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
 コンチェルト・アムステルダム
 フランス・ブリュッヘン(指揮)
 録音:1964年(ステレオ)

Disc8-9『パリ四重奏曲集』
● パリ四重奏曲第1番ニ長調
● パリ四重奏曲第2番イ短調
● パリ四重奏曲第3番ト長調
● パリ四重奏曲第4番ロ短調
● パリ四重奏曲第5番イ長調
● パリ四重奏曲第6番ホ短調

 ヴィルベルト・ハーツェルツェト(フラウト=トラヴェルソ)
 トリオ・ソネリー
  モニカ・ハジェット(ヴァイオリン)
  サラ・カミンガム(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  ゲイリー・クーパー(チェンバロ:第1,5番)
  ミッツィ・メイヤーソン(チェンバロ:第2,3,4,6番)

Disc10『トリオ・ソナタと四重奏曲集』
● トリオ・ソナタ イ短調 TWV.42:a4
● トリオ・ソナタ ヘ長調 TWV.42:F15
● トリオ・ソナタ ニ短調 TWV.42:d7
● ソナタ 変ロ長調 TWV.40:111
● 四重奏曲 ト短調 TWV.43:g4
● トリオ・ソナタ ホ短調 TWV.42:e6
● 四重奏曲 ト長調 TWV.43:G6

 ケース・ブッケ(リコーダー)
 ヴァルター・ファン・ハウェ(リコーダー)
 ハン・デ・フリース(オーボエ)
 アリス・アーノンクール(ヴァイオリン, ヴィオリーノ・ピッコロ)
 アニタ・ミッテラー(ヴィオラ)
 ウォルター・メラー(チェロ)
 ボブ・ファン・アスペレン(チェンバロ)

Disc11-12『最後の審判の日 / イーノ』
● オラトリオ『最後の審判の日』 TWV.6:8 全曲

 ゲルトラウト・ラントヴェアー=ヘルマン(ソプラノ)
 コーラ・カンネ=メイエル(メゾ・ソプラノ)
 クルト・エクヴィルツ(テノール)
 マックス・ヴァン・エグモント(バス)
 ウィーン少年合唱団員
 ハンブルク・モンテヴェルディ合唱団
 ユルゲン・ユルゲンス(合唱指揮)
 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
 ニコラウス・アーノンクール(指揮)
 録音:1966年(ステレオ)

● カンタータ『イーノ』 TWV.20:41

 ロバータ・アレクサンダー(ソプラノ)
 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
 ニコラウス・アーノンクール(指揮)
 録音:1988年(デジタル)

Disc13『ピンピノーネ』
● 歌劇『ピンピノーネ』TWV.21:15

 ウタ・スプレケルセン(ソプラノ)
 ジークムント・ニムスゲルン(バス)
 アンサンブル・フロリレジウム・ムジクム
 ハンス・ルートヴィヒ・ヒルシュ(指揮)
 録音:1975年(ステレオ)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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ゲオルク・フィリップ・テレマン・ザ・コレクション(13CD)

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