ミラン・ホルヴァート名演集 ブルックナー・ニュースへ戻る

2014年2月26日 (水)

ミラン・ホルヴァート名演集
ブルックナー第4番、ドヴォルザーク第8番、シューマン第1番

さる1月1日にオーストリアのインスブルックで亡くなられたクロアチア出身の指揮者、ミラン・ホルヴァート[1919〜2014]のコレクション。
　ファビオ・ルイージの師としても知られるホルヴァートは、指揮と作曲、ピアノと法律を学び、27歳でザグレブ放送響を指揮してデビューし、以後、地元やヨーロッパ各地のオケを指揮して活躍、1969年にはオーストリア放送交響楽団の首席指揮者となり、ザルツブルク音楽祭やルツェルン音楽祭にも参加するようになります。
　その後、ザグレブ歌劇場の音楽監督を務めた後、1997年にはグラーツ交響楽団の首席指揮者に就任、2000年、81歳までその任にありました。
　今回登場する音源は、Eclipse Music Group原盤によるものということで、オーストリア放送響交響楽団の首席指揮者だった時代の演奏を楽しむことができます。

【収録情報】
・ブルックナー：交響曲第4番変ホ長調 WAB.104『ロマンティク』[ノヴァーク版]
・シューマン：交響曲第1番変ロ長調『春』Op.38
・ドヴォルザーク：交響曲第8番ト長調 Op.88

　オーストリア放送響交響楽団
　ミラン・ホルバート（指揮）

　録音：1973年（ステレオ）