アメリカ映画『Black Dynamite』のサウンド・トラックがWax Poetics Recordsより2枚同時リリース。こちらはマルチ奏者、Adrian Youngeによるアルバム書き下ろし楽曲集。フェンダーローズやエレピ、ハモンドオルガン、ヴィブラフォン、ギター、ベースなどを使って、当時のサウンドを忠実に再現しています。70's UK産ライブラリー音源が収録されているもう1枚のアルバムも要チェックです。

Richard Evansが、Dorothy Ashbyの魅力を最大限に引き出した1枚。優雅なハープの音色と、ラテン・パーカッションが見事に融合。Pete Rock & CL Smoothのネタにもなった「Come Live With Me」も収録した、ファンキー・ハープ・アルバム。

75年に録音されたLeroy Hutsonのサード・アルバム。Erykah Baduネタの「Lucky Fellow」や、ドラムブレイクが格好いい「All Because Of You」などが有名ですが、それら以外も捨て曲なし。彼の温かくソウルフルな歌声をぜひ堪能してみてください。

鍵盤奏者のCharles Earlandが電子楽器を用いた、フュージョン的な1枚。アルバムタイトルが示す通り、宇宙的で、壮大なスピリチュアル・ジャズを体感できます。#1「Leaving This Planet」はTheo ParrishのMIX CDにも収録。

ニューオーリンズ・ファンクの代名詞として、現在ではミーターズと並ぶ程の評価を受けているEddie Bo。70年代のニューオリンズ・ファンクはこれを聴けば全てが理解できるのでは！？といえるくらい絶好の1枚です。ハリケーン・カトリーナの災難を乗り越えたものの、今年3月に惜しくもこの世を去りました。

ブラジルを代表する男性ピアニスト、Joao Donatoによる70年作。ファンキーさとグルーヴィーさが凝縮された1枚です。アーニー・ワッツ（ドラム）、ドン・ウン・ロマン（ドラム/打楽器）、バド・シャンク（フルートなど）、オスカー・カストロ・ネヴィス（ギター）ら、共演陣のプレイも最高。

Miles Davis の元妻が74年にリリースした2ndアルバム。元々トップモデルとして活躍していた彼女だが、今作で70年代のファンク/ジャズ/フラワーロックムーヴメントを代表するディーバとして君臨。

アメリカのWax Poetics Recordsからのリリースで知られる国産エレクトリック・フュージョン・バンドの9dw (nine days wonder)と、先鋭的なスタイルが海外で高い評価を得るBoris。今まさに旬な2バンドがスプリット盤を発表しました。M1「エイの宇宙遊泳」はクラブで聴きたい1曲。

世界ビートシーンと同期する国内のレーベルCirculationsから、2人目の日本人が登場。Gilles Petersonの「Brownswood Bubblers 2」にも収録されており、クオリティの高さは既に実証済み。小気味よく爽やかなビートに、抜けの良いエレクトロニクス・サウンドが合わさった最高に気持ちいい作品。

Trus’meが主宰するPrime Numbersのコンピレーションに収録されていたLinkwood、遂に彼がアルバムをリリースしました。てっきり、デトロイト系の漆黒ブギーかと思いきや、Dam-Funkにも通じる80’sディスコ全開の作品に仕上がっています。