ミニー・リパートンの1stアルバム！ジュラシック5、ギャングスター・ネタの「Les Fleur」を始め、チャールズ・ステップニーがプロデュースしたアブストラクトなサウンドが最高。「Only When I'm Dreaming」は SMIF-N-WESSUNがサンプリング。豪華なストリングスアレンジ はソフトロックファンも要チェック。フリーソウル大名盤。

いわずもがなの大名盤でありミニーの代表作。スティーヴィーの偽名でクレジットされているプロデューサー陣たちは豪華そのもの。Wax Poetics Japanではこの『Perfect Angel』の具体的な制作秘話、名曲「Lovin' You」が出来るまでを事細かに書いている。ミニーの夫と娘から、当時のミニーの思いや、この曲にかける考えを是非、本誌を読んで汲み取ってもらいたい。

映画中心の活動に区切りをつけて再び歌手としての活動に戻るきっかけとなる66年アルバム『From Elvis In Memphis』。この時期のエルヴィスはマネージャーが映画会社と結んだ契約に縛られ映画中心の活動を余儀なくされていた。そんな活動に嫌気を差していた彼だったが、歌手としてカムバックする姿をWax Poetics Japan No.14では赤裸々に取り上げている。

ミニー・リパートンも在籍していたことのある、白人黒人混成のコーラスグループ。ソフト・サイケ・グループなんて言葉が許されないブラック・ソウルとサイケが出会い沸点上昇したサウンドを是非、耳にしてもらいたい。チャールズ・ステップニーのアレンジに感服することは間違いないでしょう。

クロスオーヴァー路線に突入した76年のジャズ・ファンク人気盤。モーリス・ホワイトとチャールズ・ステップニーの黄金コンビがプロデュースし、E,W & Fのメンバーがバックアップ。ガラージDJからも評価の高い疾走フュージョン・ファンク「Slick」、メロウ・スキャット・グルーヴ人気曲「Brazilica」など収録。

弾力性のあるリズムにポジティヴなコーラスが重なっていく最高の開放感に包まれる名曲「Sun Goddess』。モダンなキーボードさばきはピート・ロック、E-40、モスデフもサンプリング。ラムゼイ・ルイス・トリオ時代のメンバー、モーリス・ホワイトがかつての師匠の為プロデュース参加、E,W & F全面バックアップの黒くファンキーな名盤。

このアルバムは、1940年代末期より活躍しているマディの、最もサイケデリックな演奏の聴ける一枚。とにかく腰に来るローなビートと、歪んでうねるベース、ファズをかましてザラザラした音のギター、そして野太いマディの歌。粘り気のある、本物のブルースが堪能できる。

クラッシュとのコラボレーションでパンク、ニューウィブにおいて絶大な影響を及ぼしたパフォーマー、マイキー・ドレッドのセカンド「Dread At The Contorol」のダブアルバム。ジャンルの枠を超えサンプリングネタとしてジングルなどでも使用されるほどの歴史的名盤。マイキー・ドレッドの時代を超越した最高にキラーなダブアルバム。

マイキー・ドレッドの1979年に自身のレーベルDread At The Controlよりリリースされたレア盤『At The Control』。Wax Poetics Japanにも掲載しているア−トワ−クで再発されている本作品は錚々たるメンバ−を揃えてのチャンネル・ワン・スタジオ録音。エンジニアにはCrucial Bunnyと70年代後半の重要プロダクション。

泣く子も黙るマンゼル「Midnight Theme」。Bボーイ、ビートメイカーは必ず知っていなければいけない名曲中の名曲。ケニー・ドープが本人マンゼル・ブッシュに交渉し、オリジナル・マスターテープを譲り受け、20年以上の歳月が経った2004年にリリース。本作には「Space Funk」も収録し、一家に一枚の大名盤。