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TOP > My page > Review List of レインボー
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0 people agree with this review 2016/11/02
ブルックナーの交響曲第4番『ロマンティック』を収録したCDです。 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で録音された物。 1970年にEMIに録音された物で、後々にもこの曲をカラヤンが録音していますが、この演奏はカラヤンの美学が存分に詰まったこの指揮者にしか出来ない、演奏と言えるでしょう。 徹底的にまで美しさを追求したこの演奏は、長大なブルックナーを初めて聴くにあたりわりと聴きやすくおすすめです。 この盤は日本人によるリマスタですが、金管が強調され、また音もやや悪くそこが残念です。
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1 people agree with this review 2016/11/01
1950〜1960年代に、英国近衛兵軍楽隊がロンドン・デッカに録音した音源からマーチを集めた内容です。 グレナディア・ガーズ軍楽隊(指揮:フレデリック・J・ハリス中佐、ロドニー・B・バッシュフォード中佐)コールドストリーム・ガーズ軍楽隊(指揮:ダグラス・A・ポープ中佐)の演奏で収録されています。 録音当時、黄金期といわれていた時代だけあり、演奏は豪快かつ力強い物で、時々聴かれる、個々のプレイヤーの美しい音色にハッとさせられる所があります。 録音は年代を考えれば十分でしょう。
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0 people agree with this review 2016/10/31
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が自主制作するロイヤル・フィルハーモニック・コレクションの一枚です。 ソ連邦の作曲家、ハチャトゥリアンのバレエから集めた内容となっています。 指揮者はユーリ・シモノフ。 ロイヤル・フィルとシモノフの演奏はなかなか面白いのが多いのですが、これは割とおとなしい演奏でしょう。 一般的に見れば結構良い演奏かもしれませんが、個性派のシモノフでは普通に感じます。 録音は1990年代の物なので、普通に良い音質です。
0 people agree with this review 2016/10/30
ブラームスのハンガリー舞曲、ドヴォルザークのスラヴ舞曲と、スラヴ民族の舞曲をモチーフに作曲された作品を収録。 演奏はブラームスが、イシュトヴァーン・ボガール指揮、ブダペスト交響楽団、ドヴォルザークが、ズデニック・コシュラー指揮、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団である。 共にナクソス原盤であり、両音源とも現役盤。 共に演奏は大変素晴らしく、特にコシュラーのスラヴ舞曲はナクソス初期の名盤と名高い。 この盤は抜粋ではあるが、聴き所はしっかり入っている。 但し、多少オリジナルより音質は劣るが、価格が安いので仕方ないだろう。
1 people agree with this review 2016/10/29
イギリスの指揮者、サー・チャールズ・グローヴスが、フィルハーモニア管弦楽団を振って録音したオーケストラの小品集。 日本で企画された物らしく、選曲は非常にポピュラーな物です。 グローヴスの演奏は、過度に自己主張せず、曲がもつ、音楽そのものを美しく聴かせてくれるという物で、全体的には中庸ですが、どれもベテランらしい確かな仕上がりと、フィルハーモニア管弦楽団の高い演奏力が存分に発揮されています。
1 people agree with this review 2016/10/28
フレデリック・フェネル指揮、イーストマン・ウインド・アンサンブルによるマーチ集である。 ゴールドマンの作品を中心に集めたこのアルバムは、アメリカのマーチを集めたCDで、イーストマン時代の名盤の1つである。 後に収録曲のいくつかを東京佼成ウインド・オーケストラとも再録音をしているが、このイーストマン時代の演奏は、何と言っても演奏にキレがあり、フェネルのマーチ演奏の中でも最も良い演奏の1つである。 また、ちょっとマイナーな作品が選曲が取り上げられているのも良い所。 録音は、ちょっと古さはあるが年代を考えれば仕方ないだろう。
0 people agree with this review 2016/10/27
エイベックスの500円クラシックシリーズの一枚だ。 ソ連の作曲家、ショスタコーヴィチの代表的な作品『交響曲第5番』を収録した物である。 演奏はアレクサンダー・ラハバリ指揮、ベルギー放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏。 奇をてらう事のないオーソドックスな解釈だが、それ以外に誉める所はなくまた、オケの技術もイマイチで、良くも悪くも値段相応。 良いように言えば作品を知るにあたり最適な演奏と言った所だろうか。 原盤はナクソスで、本家ナクソス盤では交響曲第9番もあわせて収録されており、日本語解説にこだわらなければそちらがおすすめである。
0 people agree with this review 2016/10/26
ホルストの組曲『惑星』を収録したCDです。 エイドリアン・リーパー指揮、スロヴァキア放送交響楽団の演奏で収録されています。 エイベックスから出ていますが、原盤はナクソスでつまり借り物という事になります。 数多い惑星の録音の中でも、このリーパー盤は特筆するような所はありません。 全体的にオーケストラの力不足を感じます。 ゆっくりとした楽章は確かに雰囲気は悪くないですが、やはり粗さはあります。 録音は聴ける範囲ですが、オリジナルのナクソス盤に比べやや音質が悪いように感じます。 本家ナクソス盤は『バレエ組曲』と大変珍しい曲が付いており、同じオケながら惑星の時と違い生き生きとした音楽が聴けるので日本語解説にこだわらなければ、そちらがおすすめです。
0 people agree with this review 2016/10/25
ヨハン・シュトラウスの有名なワルツやポルカを集めたCDです。 演奏は日本にも度々来日して知名度が高いスロヴァキアの、オンドレイ・レナールトの指揮、同国を代表するオケの1つスロヴァキア放送交響楽団による物で、原盤はナクソスで現在はそのナクソス系列のレーベル、アマディスから発売されている。 選曲もスタンダードなら、演奏もスタンダードな物、但し少し力量不足な所はあるが… まぁこの値段でここまで聴ければ十分でしょう。 音質は原盤に比べやや悪くなっています。 聴ける範囲ではありますが。
0 people agree with this review 2016/10/24
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が自主制作するロイヤル・フィルハーモニック・コレクションを原盤とする音源である。 ユーリ・シモノフの指揮で弦楽のための作品を集めたCDである。 シモノフとロイヤル・フィルの演奏はなかなかに個性的な演奏も多いが、この盤も重厚なアイネ・クライネ等、現在の主力とはまた違うオケを存分に使った演奏が聴ける。 録音年代のわりに音質はそこそこ、マルチバイのお供にでもどうだろうか。
0 people agree with this review 2016/10/22
モーツァルトのホルン協奏曲全集。 トーマス・ダウスゴー指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ソリストはジェフリー・ブライアント。 当CDはロイヤル・フィルが自主制作するロイヤル・フィルハーモニック・コレクションの一枚でその中でも評判の良い音源の1つである。 当時ロイヤル・フィルの主席ホルン奏者であった、ブライアントの朗々としたこれぞホルンといったソロや、元々明るいロイヤル・フィルの音色はモーツァルトと相性が良いようで有名盤にも匹敵する名演奏となっています。 録音も年代を考えれば良。
1 people agree with this review 2016/10/21
バリー・ワーズワース指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で録音されたガーシュインとラヴェル&ドビュッシーの管弦楽曲を集めたCD。 同楽団が自主制作しているロイヤル・フィルハーモニック・コレクションの一枚である。 演奏はどれも良くも悪くもオーソドックスな演奏であり、悪くはない。 録音年のわりに音質も良いのでマルチバイのお供にでもどうだろうか。
0 people agree with this review 2016/10/21
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が自主制作するロイヤル・フィルハーモニック・コレクションの音源の1つであり、ベートーヴェンの交響曲第6番『田園』『エグモント序曲』を収録したCDである。 指揮者はボリショイ劇場等で活躍した事で知られるロシアのマルク・エルムレル。 さて、このCD、メインの田園がちょっと変わった演奏で約50分と遅めの演奏です。 当然それぞれの楽章も演奏時間は遅いのですが、不思議と長いとは感じません。 ロイヤル・フィルハーモニック・コレクションのベートーヴェン交響曲全集はオーソドックスな演奏も多いですが、これはその中でも異色の演奏と言えるでしょう。 尚、録音年代のわりに音は聴きやすいです。
0 people agree with this review 2016/10/20
エイベックスが発売した500円クラシックシリーズの一枚で、モーツァルトの作品から有名な合奏曲を収録したCDである。 演奏のカペラ・イストロポリターナはスロヴァキアの室内オケ。 指揮はワーズワース(フィガロ)ソボトカ(セレナード第13番)エトリンガー(ディヴェルティメント第1番K.136、ディヴェルティメント第3番K.138)である。 演奏は三者三様ではあるが、共通しているのはいずれも楽曲自体のもつ美しさを自然と堪能出来る演奏である。 このCDの原盤はナクソスであり、いずれも現役盤で発売しているが、この盤は本家に比べ若干音質が良くないのが難点(といっても大きな不満はならないと思うが) それ以外に特に問題ないと思うし、何より価格が安いので入門盤として良いのではないだろうか。
0 people agree with this review 2016/10/19
リヒャルト・シュトラウスの交響詩での代表曲を集めたCDである。 サー・チャールズ・マッケラス指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団演奏で、同楽団が自主制作するロイヤル・フィルハーモニック・コレクションシリーズの一枚である。 このシリーズ、あたり外れも時々あるが、ロイヤル・フィルの高い実力が上手い事発揮されてなかなか良い演奏もある。 このCDもまさにそうであり、明快な音楽、輝かしいロイヤル・フィルのブラスアンサンブル等、聴き所は多い。 音質良好。
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