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5 people agree with this review 2012/01/30
私は5番が一番感動しました。特に第3楽章のリリシズムは素晴らしい。フィナーレはまるでライブのような熱気溢れる。僅かにノイズがあるが、演奏の素晴らしさの前では些細なことです。 もちろん第4番と悲愴も素晴らしい熱気溢れる演奏です。それにしてもベルリンフィルの合奏力は驚異的であります。 音質はSACD化によって、アナログを超えた!と断言します。4番の冒頭のホルンの合奏が本当に柔らかいです。 また、3大交響曲集は2枚組で発売される事が多く、5番が途中で切れてしまうことが多いですが、今回は3枚組で発売したことに敬意を表します。 3枚組6千円は安い!です。
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3 people agree with this review 2011/12/25
一生大事にする名盤です! カラヤンの数多い盤歴でも、一番素敵なアルバムと言って過言では無い。こうしたポップな曲集は当にカラヤンの十八番である。特にカヴァレリアとタイスは、最高のムード音楽であり、うっとりする美しさだ。シュヴァルベのバイオリンも最高だ。カラヤンで無いと、此処まで美しくは演奏出来ないだろう。 従来のCDとは比較にならないほどの音質向上が成されている。ユニバーサルのこのシリーズ中、最高の出来ではないだろうか? SACDプレーヤーをまだ持っていない方も、この機会に購入しても損はしない!と断言出来ます。
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5 people agree with this review 2011/06/23
これは凄い!!こんなに巨大な演奏だったとは驚いた。第一幕冒頭から古代ドイツの黒くて深い森が広がって行く。聞いていて深遠な世界に引き込まれてしまった。舞台ではどんなデラックスな装置でも、音楽に負けてしまうだろう。それほど指揮のスケールが巨大だ。 歌手陣も今の歌手に失われてしまった存在感がある。特にメードルとズートハウスが感銘深い。脇役にエリカ・ケートが居るのも嬉しい。 音質はとても半世紀以上前の録音とは思えないほどの鮮明さと美しさである。もし、指環全曲が完成していたら、あのショルティ盤さえ霞んでしまうだろう。無い物ねだりだが…。
0 people agree with this review 2011/02/24
実に柔らかい音で嬉しくなった。音量を上げてもウルサく無いし、通常盤CDとは別次元の情報量情報量の多さだ。 ここではバイロイトの熱狂こそは無いが、フルトヴェングラーの一方の素顔が顔を覗かせる。こうしたロマンチックでドラマチックな未完成を聞かせる指揮者は居なくなってしまった。第2楽章の盛り上がりはフルトヴェングラーらしさもある。ワルターとは違う、底知れぬロマン派の深淵なシューベルトが聞ける。ロザムンデの音楽も素敵だ。 最大の掘り出し物はリストの「前奏曲」だろう。マンフレッド序曲もドッシリした名演だ。
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6 people agree with this review 2011/01/21
今回発売されたシリーズの中で一番の注目の一枚だろう。 SACDでの音質は、これまでの欲求不満が一気に解消された。冒頭のティンパニから度肝を抜かれた!凄いダイナミックレンジの広さである。 第3楽章の弦も艶やかで美しい。当に祈りの歌である。フィナーレの合唱は配置が良く分かり、天井を突き破り、どこまでも伸びて行くかのような感動がある。今まで聞いていた音は何だったんだ?と感じる。もう通常盤CDやLPには戻れない! 尚、馴染みのオーディオ店に持ち込んだところ店員も他の客も「本当にあの録音ですか?とても51年録音には思えない」と異口同音に驚いていた。
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5 people agree with this review 2011/01/21
元々フルトヴェングラーの中では音の良い録音だが、今回のSACD化によって最近の録音と同じ土俵に立って比較出来るようになった。 これまでの耳が痛くなる音の硬さが取れ、弦が瑞々しくなった。ウィーンフィルならではのホルンも見事に響き渡っている。ローエングリンの弦の美しさもこれまでに味わえ無かったものである。初めて聞く方は、半世紀昔の録音とは信じられないだろう。 一番の聞き物はフラグスタートが歌う「ブリュンヒルデの自己犠牲」だ。まさに最強のワーグナー歌手と指揮者のめくるめくワーグナーの世界を味わえる。 こうした小品集こそフルトヴェングラーの偉大な個性がはっきり出る!と実感した。
5 people agree with this review 2010/11/27
昔アナログレコード時代にオルトフォンMC20Uで聞いていた音質と比べて、何ら遜色は無い! 低音の締まりと声の生々しさでは上回っているかも知れない。CDでは団子状の音が見事に改善されている。 こうなると、魔弾の射手とトリスタンもSACD化を望みたい。エソテリックまかせにしないで、もっとSACDを出して欲しい。
0 people agree with this review 2010/10/04
有田さんからの素敵な贈り物です。 今までのトラヴェルソと違い、モダンフルートの演奏だが、耳に優しい音色です。表情も豊かで雄弁です。 また、こうした曲集は「誤魔化し」が効かないから、CDとSACDの違いが鮮明になります。ホールの空気がそのまま感じ取れる録音です。デンオンレーベルも新しい録音はSACDになるようで嬉しいですね。
4 people agree with this review 2010/01/11
以前ポニーキャニオンから出ていたが、廃盤になってから、もう聞く事を諦めていたので、もう会えない人に会えた喜びに浸っている。 ベームのフィガロは数種あるが、この東京ライブがベストと思う。主な歌手達が若々しく、生命力の輝きに溢れている。ベームの指揮も、やはり「ライブの人」だと感じる。全盛期だけに活き活きしている。音だけなら、このCDが一番で、映像なら80年のNHKライブがフィガロのベストである。
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2 people agree with this review 2009/12/10
先ず録音の良さに感嘆する。SACD並みに音が良く価格相応の価値がある。 曲は1曲目の日本語歌詞の主題歌が心に染み入る名曲だが、サラ・ブライトマンの日本語の歌唱はやや苦しい。7曲目のスキャットによる歌唱の方が自然に聞ける。個人的にはエンディングのインストメンタルの後で、ピアノ伴奏による歌が一番好きである! 他のインストメンタル曲だが、上等な管弦楽曲であり、なかなかの聞き応えである。大ヒットして欲しいアルバムである。
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2 people agree with this review 2009/10/29
新しいマスタリングの出来が良く、男がくっきりしている。曇りが除かれて、鮮明になった。 演奏は今更何も言う事の無い名盤であり、カラスのトスカやノルマと並ぶオペラ録音史上に残る名演だ。
4 people agree with this review 2009/08/21
コレも買って良かったと思わせる。ベームの良さとは、フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュと違い、緻密で神経が細やかである事である。だから繰り返し聞いても飽きないのである! この英雄の生涯もワーグナーの序曲も、ジャーマンポテトのようなドイツの家庭料理の味わいがある。家庭料理は一番飽きない料理なのだ。
1 people agree with this review 2009/08/19
ベームのブラームス交響曲全集は、日本から帰国直後に録音された。発売当時は評論家達に酷評されたのを覚えている。 しかし今回SHM-CD化により、大幅に音質改善された本盤を聞くと、演奏の印象も変わってしまった。当にドイツのブラームスなのだ。つくづく評論家なんて当てにならない!と感じた。飽きが来ない点で両曲ともNo.1である。ウィーンフィルの良さも際立っている。
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0 people agree with this review 2009/07/23
SHM-CDにより格段に音質が改善した。カラヤンもロストロボーヴィッチも油の乗った時期での録音であり、2人共偉大さが良く解る。ロストロボーヴィッチは何度もこの協奏曲を録音しているが、指揮者とオーケストラとのバランスが良く取れている点で、この盤がベストである。 チャイコフスキーも一番の名演である。
2 people agree with this review 2009/07/20
買って良かった!! Blu-spec の音はSACDより良いかも知れない。81年録音も従来のデジタル最初期のトゲトゲしさが無い。アナログ完成期の方がずっと良い!!唸り声が小さくなった事で、反対側の意見もあるかも知れないが…。 更に嬉しいのは、55年録音が遜色ない素晴らしい音にリフレッシュしている。素敵なブックレットも付いているし、アウトテイクも貴重である。
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