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TOP > My page > Review List of pocha
Showing 1 - 11 of 11 items
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0 people agree with this review 2025/01/25
だいぶ前に複数購入して未聴のままラックに眠っていました。最近、パッパーノと共演したエルガーのヴァイオリンコンチェルトの素晴らしさに感動して未聴だった彼女のCDを開封し聴き始めています。デビュー仕立ての頃の音盤ですが、このプロコフィエフは素晴らしい!私のベストはかなり前にNHK音楽祭で聴いた五嶋みどりさんの実演ですが(CDは、チョンキョンファ・グリンゴルツ・サラ・チャンが良い)、この演奏も素晴らしく、上位に入ります。シベリウスも北欧の情感が溢れた良い演奏で、もっと早く開封すべきでした。余白に入ったHumoresqueのチャーミングなことも添えておきますね。
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0 people agree with this review 2024/11/09
ピエール•モントゥーさんとボストン響のR.シュトラウスLive録音がステレオで残っていた幸せを感じています。音はデッドな響きで皆さん仰る通りですが、聴き込むにつけて気にならなくなります。 最晩年の老巨匠モントゥーさんは、当時の常任ミュンシュさんに鍛えられたボストン響から素晴らしい音楽を奏でています。英雄の生涯は、懐かしい響きとでも申しましょうか、ノスタルジックな音楽の流れでした。
1 people agree with this review 2024/09/10
四季がアーヨ/イムジチで爆発的な人気曲となった昭和40年代頃にも朗読入り(しかも日本語)レコードがあったと記憶しています。それ以来、久しぶりに朗読入りを聴きました。朗読入りと純演奏の2つのversionがあるので、趣味が合わない方は純演奏を聴かれ、朗読入りが気にならない方は、その時の気分で純粋に楽しめば良いことだと思います。サヴァールのアプローチは過激さをやや控えめに感じましたが、これはこれで良いのではないでしょうか。一点だけ、冬の第二楽章は少しせかせか感を感じ、もう少し情感溢れたゆっくりしたテンポの演奏を好みます。その後の第三楽章は緩急コントラストをてけ情感が込めらていたので、尚更そう感じました。その分星一つ減らしました。
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0 people agree with this review 2022/11/15
どの演奏も素晴らしい。エルガー大好きな方は他の方もコメントされていましたが、一聴の価値があります。モントゥーのエニグマは録音も鮮明で古さは全く感じないし、トゥルトゥリエのチェロの音色にはうっとり聴き入ってしまいました。
2 people agree with this review 2022/11/15
先頃プロムシュテットさんとNHK交響楽団のマーラー9番の実演を聴いてとても感動したので、本盤を久しぶりに取り出して聴きました。本盤は2019年の録音ですから基本的な解釈はほぼ同じですが、あらためて聴き直すと、バンベルク響とはメリハリがついた力強い演奏だと思います。N響との実演は丁寧に旋律をうたわせ、椅子に座って指揮する姿をずっと見ていたせいもあるのでしょうが、ゆったりと音楽が流れていたように思いました。いずれも甲乙つけ難い名演だと思います。
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0 people agree with this review 2022/01/29
マーラーの復活は中学生の頃に図書館で借りたバーンスタインの旧盤ベルベットの青い箱入り全集のレコード体験から始まり、50年以上様々な指揮者の実演やレコード•CDを聴いてまいりました。この演奏も10年以上も前に聴いていたはずです。当時は様々な実演に接する機会も多く、記憶に残らず忘却の彼方にありました。最近比較的時間が取れるようになり、久しぶりに取り出してじっくり聴くと、なかなか良い演奏ではありませんか。どなたか切り捨てておられましたがチェコフィルも素晴らしい。当時は様々な情報に振り回されてバイアスがかかった聴き方をしていたのかも知りません。
0 people agree with this review 2021/01/31
オッテルローは50年近く前、子供の頃に聴いたコンサートホール盤のベートーヴェン交響曲第7番くらいしか知りませんでした。このボックスの数々演奏を聴くと、これはいずれも名演揃いだと改めて思いました。中でも評価が高い幻想交響曲を聴くと、その波瀾万丈の生涯と相まって感慨深いものがありました。
0 people agree with this review 2020/07/13
両曲とも素晴らしい演奏です。旋律を丁寧に歌わせていて流れるような音楽に聴き入ってしまいました。庄司さんのまだ若い頃から実演に接したりCDを聴いて来ましたが、いよいよ円熟期に入って来たと思われます。ここではベートーヴェンのカデンツァが議論されてましたが、全曲を一気に聴き通すと、あまり違和感は感じませんでした。
2 people agree with this review 2018/05/08
あまり期待せずに聴いたのですが、あまりに良い演奏で一気に聴き通しました。演奏には緩みがなく緊張感の高い音楽の流れが切れ目なく続きます。いつのまにかコンサート会場で聴いているような感覚を覚えました。今はほとんど名前が出ることはなくなりましたが、かつて日本のマーラー演奏で一時代を築いたガリー・ベルティーニさんのマラ9を実演で何度か聴きましたが、これに通じる演奏だと思いました。特に第3楽章の緊張感とダイナミクス、最終楽章の研ぎ澄まされた清らかな調べにはうっとりさせられました。マラ9のコレクションは既に30枚は超えていますが、ずっと聴き続けたい一枚になりました。
4 people agree with this review 2017/11/13
素晴らしいベートーヴェンです。奇をてらわず、凡庸に流れず、例えば、エロイカ第1楽章のコーダでトランペットを高らかに2度吹かせず楽譜に忠実であったり、随所にブロムシュテットさんの意図を感じさせられました。たとえは悪いかも知れませんが、平凡なる非凡というのでしょうか。前の方のレビューにあったように、音楽に引き込まれて、久しぶりに全曲を一気に聴き通してしまいました。しかし、誰の演奏か知らされずに聴いたとしたら老巨匠の演奏と分かる人は居るのでしょうか。
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6 people agree with this review 2016/07/02
最近某航空会社の機内でアバド=ウィーンPOの田園の最終楽章を聴きました。素晴らしい音楽の流れに感動し、帰宅後ラックの奥に眠っていたCDを取り出し一気に全曲を聴き直しました。ピリオド奏法に馴染んだ耳には故郷に戻ったような懐かしく暖かく心から楽しめる音楽がそこに流れていました。クラシック音楽の新譜が盛んに発売されて、毎月ワクワクしたあの頃はもう二度と訪れることはないだろうと思うこの頃です。 改めて聴き直すと、2番・3番・6番・7番・9番は秀演でした。
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