HMVインタビュー:Joe

URBAN FLAVA

Wednesday, September 17th 2008

無題ドキュメント
joe
 Joe オフィシャル・インタビュー
インタビュー:荘 治虫
(2008年7月26日)
「僕は足フェチなんだ。それと笑顔ね。」

--- ニュー・アルバムのコンセプトについて詳しく教えてください。

Joe (以下J)  そうだね、このアルバム自体のコンセプトっていうのは特にないんだけど、曲を聴いてもらえれば僕が一番何を伝えたいかっていうのはわかってもらえると思っている。自分でもビックリしているのが、僕自身が作った曲じゃないのに、レコーディングしている時や完成した曲を聴いている時にそれがまさに自分が体験してきたことだったり、今考えていることだったりしたことだね。だから(必然なのか分からないけど)そういう曲になったっていうのは事実かな。例えば「Heart Behind My Eyes」とかは、2年前にこの人と付き合って大丈夫だろうか、っていう不安を抱えながらも関係を始めた女性がいて、でもやっぱり結果的にその不安が自分にかえってきたっていう経験があって、その時の自分とすごく重なったりね。僕は今までもずっと愛について歌い続けてきたけど、今回のアルバムほど自分の経験に基づく愛について語った作品はなかったと思うよ。

--- なぜ今回、自作の曲のみでアルバムを作るに至らなかったのですか?

J その理由は大きく2つあるんだ・・・まず今回の『New Man』を制作するにあたって現代のR&Bというものを表現したくて、それはヒップホップとR&Bの融合であったりもするんだけど、それを実現するためにはやはり今第一線で活躍しているR&Bのプロデューサー達と一緒に仕事をすることがとても大切だと思ったから。もうひとつの理由は、実は近い将来ぼくが全面プロデュースを手かげるアルバム『Signature(仮)』のリリースを予定していて、このアルバムは昔から僕を応援してくれているコアなファン、そして僕自身のために制作するものなんだけど、差別化するために『New Man』はあえて違うコンセプトでリリースしたかったんだ。

--- 良い曲の条件は何ですか?

J 誠実さだね。名曲が生まれるには欠かせない要素だと思う。心から湧き出てくる言葉で書くというのは勿論なんだけど、自分の音楽に対して誠実でいることも大切なんだ。

--- 音楽を作るうえでのこだわりを教えてください。

J  言えないなぁ(笑)。個人的なことだし。でもいつも作曲するときにやる儀式みたいなものはあるよ。リスナーの誤解を招きかねないからここではいえないけど。大人の男のやること、ってだけ言っておくよ。21歳以下のリスナーにはわかってもらえないだろうな。とにかくリラックスできるものだよ。行間を読んでくれたらわかるだろう?

--- あなたにとって魅力的な女性の条件とは?

J  セクシーな歩き方はずせないな。まあ、僕はそんなにこだわりがあるほうじゃないし、胸が大きくなきゃダメとかそういうのは無い。胸は好きだけどね。お尻もそんなに大きくなくてもいい。強いて言うなら足かな?僕は足フェチなんだ。それと笑顔ね。首筋とうなじも。背中もだった。腕もセクシーなデコルテもいいな(笑)。

--- 今のあなたの目標は?

J  今まで以上に頑張ること。すべてを一新して初心に戻った気分だよ。やるべきことは当然喜んでやる。マネージメント社長のキダー・マッセンバーグにも“インディペンデントになったんだから、やるべきことは全部やって欲しい”って言われたんだけど僕も十分自覚はあるし、何でもやる気でいるんだ。今ほど音楽が楽しい時はなかった。そして今ほど音楽業界にいて楽しい、自由なんだと感じることもなかった。今まで自分の重要性を実感出来ることが無かったんだ。

--- 来日の際に楽しみにしてることは?

J  毎回、食事は楽しみにしてきてるよ。ブッシュ大統領も来日したときに食事したレストラン「権八」のえびの精進揚げは特にお気にいりだから来日したときは毎回足を運ぶようにしている。ショッピングもアメリカにないものが手に入ったりするから楽しみだね。毎回、オフ日には車に乗っていろんなところを回って、ナイキだったりアディダスだったりを買い漁っているよ。今は16歳の娘が喜びそうなものを見つけるのも楽しいね。

--- 日本のファンにメッセージをお願いします。

J  女性に限らず、僕のファン全員に感謝している。この15年間、僕を支えてくれてありがとう。これからも引き続きサポートしてほしい。ファンのみんなにはいつもインスピレーションをもらっているよ。特に女性が存在しなかったらこんなにインスピレーションを受けることはなかったと思う。だから皆のおかげで音楽を作ることが出来るんだ。これからも僕のことをインスパイアしてください!





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