フランス＆ドイツ序曲集　フルネ＆東京都交響楽団

フランス＆ドイツ序曲集　フルネ＆東京都交響楽団

2008年11月3日、巨匠ジャン・フルネの訃報は、世界各地のファンに大きな衝撃を与えました。70年以上に渡り演奏活動をおこなった彼は特に日本を愛し、1958年の初来日以来フランス音楽の神髄を伝道、聴衆を魅了し続けてきました。都響には78年初客演、定期招聘指揮者を経て89年名誉指揮者に就任。約30年に渡り親密な関係を続けてきた両者は、奇跡的な名演を数多く残しました。そして、92歳となった巨匠は都響を指揮しての引退を望み、2005年12月21日におこなわれた感動的な公演を最後に『魔法』といわれるタクトをおろしました。
　フルネが最も得意とした仏・独の名序曲8作品を収録。（フォンテック）

1. ベートーヴェン：序曲『コリオラン』Op.62
2. ピエルネ：劇音楽『ラムンチョ』序曲
3. ラロ：歌劇『イスの王』序曲
4. メンデルスゾーン：序曲『ルイ・ブラス』Op.95
5. マスネ：序曲『フェードル』
6. メンデルスゾーン：序曲『フィンガルの洞窟』Op.26
7. ボワエルデュー：歌劇『白衣の貴婦人』序曲
8. ベートーヴェン：『エグモント』序曲 Op.84
　東京都交響楽団
　ジャン・フルネ（指揮）

　収録：
　1998年12月24日、東京芸術劇場　特別演奏会（1）
　1996年4月15日、東京文化会館　第428回定期演奏会（2）
　1999年4月25日、サントリーホール　第278回プロムナードコンサート（3）
　1986年5月6日、東京文化会館　第235回定期演奏会（4）
　1991年2月15日、サントリーホール　第325回定期演奏会（5）
　1995年12月24日、東京芸術劇場　都響スペシャル（6）
　1999年4月21日、サントリーホール　第489回定期演奏会（7）
　1992年12月25日、東京文化会館　都響スペシャル（8）
　全てライヴ録音