買いましたよー。あまりにも衰えを知らない演奏と歌声に、少々やり過ぎじゃないのと疑問符がついてしまうくらいに鮮やか。確かに、ブランクを感じさせない仕上がりはさすが完ぺき主義者のイーグルス！でも本人たちは、非常に前向きなんだろうけど、リスナーがどうしても昔のイメージを追いかけてしまうので、そのギャップが苦しいかな。特にティモシー・シュミットの甘い歌はベタすぎの感がしました。リアルタイムのイーグルスを知らない若者はどう思うんだろね。ま、そんなの関係ないですが。

なぜか？Bernie Leadonについては誰も触れていない？ Country好きにとっては、初期のオリジナルメンバーの再結成に期待を寄せている。（まずあり得ないだろ〜な！）「How Long」がなぜか、ACCで26位に入ってきているので買ってみよ〜かと・・　[1st]と[ならず者]がいちばん好きかな〜？　

このアルバムの発売直前の来日公演で、�@や�Eをレコードよりも先に生で聴いて感動したもんで、どうしても点数が甘くなりますが、全体的には「重い」「暗い」という印象は否定できません。大傑作の次作という期待感と実際の出来からピークをやや越えた感は否定できず、バンドが想像以上に超巨大化したことでメンバー各人の志向を表現することはおろか、バンドとしての形態を保つのもすでに限界に達したことを実感させる作品です。並みのバンドの作品なら大傑作扱いでしょうが。

紙ジャケットには徹底的なこだわりが見られるが，LP時代のＡ面からＢ面に移るところの歓声がつなげられているのが残念。LP同様フェードアウト，フェードインして欲しい。ちなみに，Disc2の1曲目，トーク部分に音とびがあり，メーカーに問い合わせたところマスターテープに起因するものとの返答があった。リマスター前のＣＤにはなかったので残念。

ボーナストラックなど，絶対に入れないで欲しい。このアルバムは，この曲順，この曲数で完全盤なのである。

「Complete」で、ようやくタイトル曲がベスト盤に入った。 どうして今までベストに収めなかったんだろう？

かなり哀愁を帯びた歌詞であることは最近になって知った。「スピリットは６９年からありません」ってお酒と魂をかけてたのね。

７０年代の終わりという時代を反映している、という点において、今となっては再評価しても良い作品でしょう。元々複数の作曲者と複数のリードボーカルがいるので一枚のLPに収録できる曲数から考えて統一性を出すのが難しい。そのことがかえって当時のアメリカの姿を写しているような気がするのです。昔を懐かしんだり、現状を批判したりしながら結局はお気楽に行かざるを得なかったアメリカの若者たちのことを。

私もEAGLESと同年代の人間です。「だめ」の評価には少し残念。たしかにフルメンバーでない淋しさはありますが、あまり昔のままのEAGLESに期待し過ぎの感があるように思います。あまりフリークぶらずに聞いて（観て）楽しみましょう。歳を重ねた彼等は歳を重ねた私に、青春の良き日を思い出させてくれました。EAGLESありがとう。感動しました。

皮肉った内容の曲が多く、そこからも暗い（やけくそ）雰囲気が伝わる。ホテカルの前であれば名盤と呼ばれたでしょうね。各自ソロの色がよく出ている。