Documentary Classical レビュー一覧 10ページ目
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投稿日:2006/05/25
音質を云々すべき作品ではないように思います。とにかく、インタビューでのムラヴィンスキーの肉声と、演奏やリハーサルにおけるムラヴィンスキーの姿を生き生きと捉えていること、それだけで価値があると思います。そのうえで、演奏に耳を傾ければ、決してよくない音質にもかかわらず、流れてくる音楽は、まさに「音楽」として絶品であることが伝わります。特に、ブラームスの4番。感動しました。
イリュミナシオン さん
投稿日:2006/05/03
70年代の旧ソ連時代の録画なので、粗探しをするのは簡単だが、仕方のないことである(少し考えれば、買う前から、そんなことは容易に想定されることである)。それよりも、ムラヴィンスキーの人となりやリハーサル風景を垣間見ることができることを評価すべきであろう(もっとも、インタヴューの応答については、当局を意識した発言もあったであろうが)。音楽的にも、まずショスタコーヴィチの8番は、その数日後になされた世紀の名演に近いし、その他の演奏も興味深い内容である。
Harutoshi さん
投稿日:2006/04/27
ヘンデル:「王宮の花火の音楽」序曲の主要部分が全て入っています。これがものすごくよい。今回のDVDがきっかけで「王宮」のCDを集めました。ニケ、アーノンクール、セル、ピノック、ガーディナー等などいろいろ聴きましたが、リヒターの凄みはありません。音がかっちりしているのに、旋律が重なって盛り上がるところで「雪崩」のようになるのはこの演奏のみ。リヒターのCD全曲版(アルヒーフ)は入手困難なようでなかなか手に入りません。「王宮」が好きな人は、このDVD必聴です。
KU さん
投稿日:2006/04/21
ファンには楽しみの多い企画となっているが、期待していた《シャコンヌ》は、中途半端なオーセンティック奏法、曖昧な古楽スタイルが取り込まれて全く説得力がなかった。1984年のFontec盤の方が圧倒的に素晴らしいと思う。どんどんショー・ビジネス化されているようだが、最初の頃の熱気がエリート意識に変容し、もはや斉藤の薫陶を受けていない世代に取って代わられて、このオケならではの味わいが薄れてきたように思う。小型BSOと言ったところか。
Pianist さん
投稿日:2006/04/13
色々と楽しめる企画盤でしたが、もうこのフェスティバルは完全にビジネス化され、ショウアップされてしまいましたね。それでもファンがついて行くのだからそれは構いませんが、あいまいなオーセンティック・スタイルの影響を受けた中途半端はシャコンヌにはガッカリしました。Fontecから出ている1984年演奏のシャコンヌの方が格段に素晴らしい演奏です。一回見ればもうそれでよし、といった印象。
Pianist さん
投稿日:2006/04/12
良い企画だ。《エクラ》は部分的に不確定に書かれていると同時に指揮者・演奏者間の関係も問い直されており、この映像作品ではそういった諸相を分かり易くトレースしてゆく(演奏はやや洗練を欠くが)。楽譜からして読み難い体裁の《エクラ》に次いで、概ね確定的に書かれた《アンシーズに基づいて》の実演風景(流石に上手い!)を観ると、前者での経験がよりこなれた形で継承されている事が納得され、それはこの間の「前衛の変化」を映してもいる(参考:沼野雄司氏の本)。なお後者は22日に東京芸大で日本初演がある。
un portrait さん
投稿日:2006/04/10
良い企画だ。《エクラ》は部分的に不確定に書かれていると同時に指揮者・演奏者間の関係も問い直されており、この映像作品ではそういった諸相を分かり易くトレースしてゆく(演奏はやや洗練を欠くが)。楽譜からして読み難い体裁の《エクラ》に次いで、概ね確定的に書かれた《アンシーズに基づいて》の実演風景(流石に上手い!)を観ると、前者での経験がよりこなれた形で継承されている事が納得され、それはこの間の「前衛の変化」を映してもいる(参考:沼野雄司氏の本)。なお後者は22日に東京芸大で日本初演がある。
un portrait de PB さん
投稿日:2006/03/19
マーラー音楽への思いを各指揮者が、リハーサル風景とインタビューなどで伝えてくれている。このDVDを見ているとマーラーの音楽をますます聞き比べたくなる。
キャプテン さん
投稿日:2006/02/26
シューリヒトへのインタビュー映像を期待していたのですが、少しの音声が入っていただけで、正直がっかりしました。話しているシューリヒトに会いたかった。当時の共演者のインタビューや指揮振りがみられたのは良かったのですが。 淡々とした指揮振りは、なるほどとひとり納得しました。
しんがり さん
投稿日:2006/02/01
The Sofronitsky material is, unfortunately, only an audio clip of him playing Scriabin. The documentary is well-made though and is certainly worth watching.
Nachtviolen さん
既に投票済みです
ありがとうございました
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