Documentary Classical レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

115件
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  • あくまで、「抑圧下の芸術」。音楽(偶然、チェリス...

    投稿日:2023/08/17

    あくまで、「抑圧下の芸術」。音楽(偶然、チェリストだったので、)収容所を「生き延びた。」、そして、彼女が「絶対に、ドイツに帰らない。」と誓っていた。数十年後、ドイツに戻り「結局、ナチズム(独裁者)も、芸術は破壊できなかった。」という言葉の意味を「考えてほしい。」、対照的に、扱われる「フルトヴェングラー」の話も、「フルトヴェングラーの遺族」が、「戦後のドイツ占領軍も、「ドイツ芸術の抑圧者」=別の意味でのナチスと同じ「芸術の抑圧者」とみていたところがある。」という証言も、重く考えてほしい。「フルトヴェングラー」の主張した「音楽(芸術)は、政治とは、別の次元のもの」と言うのもわかる気がする。しかしながら、現実は、それを許してくれないのも見ていて悲しい。そして、皮肉な話。このドキュメンタリーで描かれていた「レコード産業が、戦争末期でも優遇されていた映像は、皮肉な話。私は、悲しい気持ちで、ドキュメンタリーを見終わりました。

    カニさん さん

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  • 政治と芸術(音楽)ドキュメンタリーというより、フル...

    投稿日:2023/06/16

    政治と芸術(音楽)ドキュメンタリーというより、フルトヴェングラーの映像遺産のカラー化という観点で見てしまいます。カラー化はここで収録されている映像全てに施されています。やはりモノクロで見てきたよりは視覚的効果が違います。ただし演奏映像の収録時間はそれほど多くありませんので、そこは期待を持たない方が宜しいかと。昨今生成型AIの技術が予想を超えて進んでいることが話題となっています。近いうちに「ヒトラーの第9」演奏会の全楽章演奏映像がAIが創ってくれるかも、なんてこのDVDを見ながら思ったりもしました。

    jin さん

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  • 自分もヴァイオリン奏者なので練習風景が収録されてい...

    投稿日:2023/01/28

    自分もヴァイオリン奏者なので練習風景が収録されているということで購入。しかし半分以上は東北大震災の被災地訪問のドキュメンタリーでした。なので購入目的からするとハズレなのですが、映像から受けたものはズッシリと重たいものでした。シャコンヌなど聴いたこともないであろう高齢者の方々が耳を傾けている様子は胸にせまるものがあります。収録曲はどれもほんのさわりのみです。

    jin さん

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  • ギター好きがいくらセゴヴィアのことを語っても耳を貸...

    投稿日:2021/08/06

    ギター好きがいくらセゴヴィアのことを語っても耳を貸してもらえないでしょうが、あのフルニエをもってして「セゴヴィアの影響を受けた」と聞けば、とたんに見えかたたが変わるというのが残念ながらのギターに対する世間の評というもの。全くの偏見ですね。音楽好きとして、聴いてみて下さい。素晴らしい世界が開けます。ただし、この演奏は晩年のものですので、是非とも1950年代の演奏に触れられることをオススメします。ファンとして★5

    せごびあ さん

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  • 私は30年以上前のことになりますが、NHK-FMでドラミン...

    投稿日:2021/03/21

    私は30年以上前のことになりますが、NHK-FMでドラミングのライブを聴いて以来のファン。その後、ライヒさんに魅了されている音楽ファンが多いことに気づき驚いたのですが、そんな方には是非観ていただきたい一枚。どうしてこんな不思議な音楽を思いつかれたのか?から始まり、ライヒさんの人間性も垣間見ることが出来る貴重な作品ですので。

    R35sT さん

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  • 20世紀の初めに「世界には3人の偉大な弦楽器奏者がい...

    投稿日:2021/02/25

    20世紀の初めに「世界には3人の偉大な弦楽器奏者がいる。カザルス、ハイフェッツ、セゴビアだ」とまで言われたギターの巨匠セゴビア。 彼がいなかったら、クラシックギターはコンサートでのソロ楽器にはなっていなかったであろう。 映像で見るといろいろと魅力的な姿・発言が再認識できる。 むかし発売されていたVHSやLDを高価な金額で購入した人も多いのでは? 画質・音質も改善され、2つが1枚に収録されているのも魅力。

    チバリスト さん |60代

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  •   ドキュメンタリーとヴァインベルグのリサイタルの...

    投稿日:2019/11/19

      ドキュメンタリーとヴァインベルグのリサイタルの二本立て。どちらも見応えあるのでお勧めしたい。ヴァインベルグの「24の前奏曲 Op.100」はわずか1ヶ月違いながら別収録のCDもある。CDも今回のリサイタル映像もコンセプトはかわらない。当盤の方がリサイタルの眼目である「アンタナス・ストクスによるポートレートを上映しつつ、失われた時代への前奏曲を奏する」内容を堪能できる意味ではぴったりかもしれない。とはいえ、CD盤の価値が劣るわけではない。 当盤でひとつ注文をつけるとすれば各前奏曲ごとに「第1番」のように画面いっぱいでタイトル映像を挟むやり方は曲間の流れや緊張の持続を削ぐように思えた。各曲が連続せず独立した曲とはいえ全体を通すことで一連の物語になるように思えるからだ。     紹介が逆になったが、前半に置かれたドキュメンタリーも秀逸。時代の波に翻弄され、彷徨いつづける意味でクレーメルもヴァインベルグも「同朋」と言えるのかもしれない。ヴァインベルグのヴァイオリン協奏曲の練習でも音を甘く流さず、意味を持たせるよう要求するクレーメルの真摯さは襟を正さずにはいられない。ともに時代を歩いてきたA.ペルトとの対話も心打つものがある。クレーメルがヴァイオリンを通して「自分の声を見つける」ことをいかに追及しているかを余すところなく伝えてくれている。     当盤のWキャストであるクレーメルとヴァインベルグ。一方はヴァイオリンを弾き続けることで、もう一方は五線譜に音楽を刻み続けることで自分の存在を、もう少し大きく言うなら、うつろう時代の中にその存在意義を見い出していることになるのだろう。これは決して彼らだけの「道のり」ではなく、多かれ少なかれ我々も同じ道を歩んでいるのだ。芸術とかコンサートを開かずとも同じなのだ。それを共感できる方にはこのドキュメンタリーは心打つものとなろう。そんな人生の彷徨の中にいるからこそ、友人や家族との語らいや心鎮まる場所での逍遥に安らぎを感じるのだろう。映像の中でクレーメルが家族と談笑し、街角の寺院をしずかに歩くように。

    うーつん さん

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  • ドイツのレーベルが制作したものとのことだが、自国の...

    投稿日:2018/11/08

    ドイツのレーベルが制作したものとのことだが、自国の暗黒時代『ヒトラー/ナチス』を回顧し向き合うことなく、スターリン独裁を批判するとはなんとも不条理な作品だ。極右が台頭している現在のドイツを見事に表した愚作ということは容易に推測できる。

    拝一刀 さん

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  • 見応えがあった。ベルリン・フィルの団員の多くやフル...

    投稿日:2017/06/16

    見応えがあった。ベルリン・フィルの団員の多くやフルトヴェングラーはナチ党員ではなく、密かにユダヤ系の人たちを守ったりしていたが、結局はナチの文化政策の看板として利用されていく。音楽はどうあるべきなのか。音楽と政治、社会の関係について考えさせられた。当時の状況を考えると、カラヤンのように、自らナチ党に入り、活躍の場を拡げようとした人たちを簡単に非難することもできない。

    くまたろ さん

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  • スカラ座の1981年東京公演を追ったドキュメンタリー。...

    投稿日:2016/10/19

    スカラ座の1981年東京公演を追ったドキュメンタリー。 『オテロ』と『シモン・ボッカネグラ』の舞台設営や稽古、舞台裏、舞台の様子が詳しく撮られている。 『シモン・ボッカネグラ』やヴェルディの『レクイエム』のカーテンコールの映像もあり、日本の聴衆の感動の様子(スタンディング・オベーションや舞台下まで駆け寄って演奏者に握手を求める人の群れが映っている。)が伝わってくる。 有り難さが今以上であったろうし、本物に接した喜びを素直に表現している。 ドミンゴ、カプッチッリとフレーニのインタビューもある。

    ユローヂィヴィ さん

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ありがとうございました

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