いちばん大切な食べものの話 どこで誰がどうやって作ってるか知ってる? ちくまQブックス

小泉武夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480251411
ISBN 10 : 4480251413
フォーマット
出版社
発行年月
2022年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
112p;19

内容詳細

私たちのからだは食べたものでできている。だけどその大切な食べもののことをずいぶんおろそかにしていない?まだ食べられるのに捨てられる食品、低い食料自給率、狭い場所に閉じ込められる家畜、栄養不足で育てられる野菜、価格優先の食品メーカー等々。今こそ日本の食を立て直そう!

目次 : 第1章 とっても低い日本の食料自給率(食料自給率が低いと何が問題なのか/ もし食料の輸入がストップしたら ほか)/ 第2章 改革に成功した先人から学ぼう(食料自給率を改善した大統領、シャルル・ド・ゴール/ 学校給食を重視 ほか)/ 第3章 ものの価値を知る(ニセモノのキムチ/ 食べものにも正義心を ほか)/ 第4章 日本の食のために今すぐ取り組むべきこと(このままだと日本から食料がなくなる/ 農業の力が国の力を決める ほか)/ 第5章 日本の伝統的な食生活を見直す(和食は最高の免疫食/ 江戸時代の超スタミナ食 ほか)

【著者紹介】
小泉武夫 : 東京農業大学名誉教授。専門は食文化論、発酵学、醸造学。発酵の第一人者として、発酵技術を社会に役立てる提案を多数発信している

井出留美 : 食品ロス問題ジャーナリスト。『SDGs時代の食べ方』など著書やネットメディアでの連載で、食料問題に関する提案を多数発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    ちくまQブックスシリーズは、次に読んでほしい本も最後に紹介されていて、内容もハッとすることが書かれていてとても良い。寿司、ラーメン、ハンバーガー、スイーツ、これらの食べものの多くは輸入に頼っている。世界のどの国も自国の食を優先している。日本の味噌、納豆、豆腐などの原料大豆の自給率はたった7%しかない。安い食品ばかりを選んでいると大量生産されるものが優先される。その商品の値段には環境や人権などに配慮したコストが含まれている。買い物は投票である。たくさん買われるものは次世代に残る。そうした意識が大事なのでは?

  • けんとまん1007 さん

    家庭菜園をやっているので、響く内容がとても多いし、賛同することも多い。何よりも土を大事にすること。堆肥や発酵のことも納得できる。食料自給率のことは、なかなか改善されないのは、そもそも、その気がないからだと思う。家庭菜園をやっていて、いいと思うことがたくさんある。何よりも、安心して食べることができるということ。それと、豆類の力・・・かみさんの料理には、よく使われている。

  • よこたん さん

    “もし食料の輸入がストップしたら……たとえば朝食のおかずは粉吹き芋と糠漬けだけ。昼食の主食は焼き芋とふかし芋、夕食のおかずは焼き魚一切れ。” これは非常に厳しい。異常気象、戦争、病気の蔓延、世界中で色々起こっている。食べるという生きるために大切な行為は、食べ物がなくてはどうにもならない。日本はこれからどうすべきかという問いに、小泉先生が熱弁を振るう。予想を裏切ることなく、途中からは発酵食の話に。ちくまQブックスシリーズは、素朴な疑問への取っ掛かりとしてうってつけだ。生ゴミは焼却したら勿体ないらしいよ。

  • joyjoy さん

    読んだ勢いで、ホームセンターへ行き、スーパーでみかん箱ももらってきて、段ボールコンポスト、準備できました!同時に読んでいた本にも触発されて、ぬか漬けも再開しました。我が家のささやかなFT革命です。発酵。循環。ぬか漬けもコンポストも、どちらもそこに手を入れてかき混ぜることで、なんだかエネルギーをもらえる気がしています。

  • 紫陽花 さん

    一万円選書。食べものの価値や選び方、日本で自給することの大切さ、和食の大切さを見直す、などの話がとてもわかりやすく書かれていました。韓国産キムチや日本の納豆、味噌などの発酵食品は最強なんですね。肉を食べ過ぎるとキレやすくなる、になるほどと苦笑い。元気な野菜は虫に食べられても元に戻る、に驚き!食べものを変えたら健康になるということを、子どもたちにも教えてあげたい。「次に読んで欲しい本」の紹介もあり、なぜ?知りたい!にもっと答えてくれそう。国語の教科書に載せてほしい内容でした。

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小泉武夫

農学博士、発酵学者、文筆家。1943年福島県の酒造家に生まれる。(財)日本発酵機構余呉研究所所長、東京農業大学教授を経て同大学名誉教授。現在は鹿児島大学、福島大学、石川県立大学、宮城大学等の客員教授

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