ヴェルディ(1813-1901) レビュー一覧 142ページ目
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投稿日:2003/06/14
ムーティの指揮に圧倒される演奏だ。この演奏の5年前にEMIに録音したアイーダも颯爽として輝かしいが、ミュンヘンでのライブはさらに熱気感じる。第3幕や第4幕では会場のノイズが少なくなり、聴衆が幕が進むにつれて静かに演奏を聴くことに集中していることも感じられる。私はバイエルン国立歌劇場のオーケストラがフランスやイタリアのオペラを演奏する時には、ドイツ的な几帳面さが表に出てしまって不満を感じることがあり、CDを購入する前は正直に言って心配だった。しかし、4幕を聞き終わった後には熱い感動が残った。歌手ではドミンゴ
Jin さん
投稿日:2003/04/10
過剰な表現を抑えたハイレベルの演奏がうれしい。オペラ的であるがゆえに、以前はなかなか曲になじめなかったけど、これは僕の好みです。モノ、良い録音です。
taro さん
投稿日:2003/04/06
クーラ聴きたさに購入した一枚。しかし開けてみるとフォロトフスキー、ナエフの演唱に圧倒されてしまった。 リッツィのまさに「血沸き肉踊る」音楽の沸き立たせ方もこの作品に相応しい。 欲を言えばレオノーラに人を得なかったのが残念だが、これは個人的好みの問題か? モシンスキーの演出は「これはいつの時代設定?」と思わなくも無いが、スピーディな運びは判りにくいあらすじを、それなりに納得させている点で「是」か。 映像、音声とも非常に鮮明で、殊にサラウンド対応なのは嬉しいところ(?) 国内盤発売の期待を込めて、敢えて
松風 さん
投稿日:2003/04/06
まず幕があがった途端、SF映画のようなセット、更に露骨な性表現にはさすがにちょっと辟易。名作の割に、オーソドックスな演出の映像作品が出ないのは誠に残念。 歌手陣はアルバレス、シェーファーが検討しているものの、肝心のカヴァネッリは幾多名唱(ゴッビ、ブルゾン、カプチッリ等の前には、到底満足の行くものではないのが残念。 ダウンズの指揮はちょっとオケを鳴らしすぎの感もあるものの、ダイナミックにこの悲劇を盛り上げている点ではまずまずか?
松風 さん
投稿日:2003/03/09
この「椿姫」は、一流の歌手たちを集め、一流のオケと指揮者が仕上げており、歴史に残る名盤だと思う。ただ、スコットには、ライモンディのアルフレードが相手の若い頃の録音があり、さすがに声の柔軟性と美しさは昔のほうが良いようだ。ムーティは、原点忠実主義者で、作曲者が書いていない音は、一切出させない。この椿姫に限らず、ムーティは完全に楽譜どおりの演奏をする。モチロンやりすぎた高音の張り上げなどはあってはならないが、作曲者が生きていた頃からある慣習(作曲者も特に異議を唱えないもの)は、少しはあっても良いのではないかと
まちゃ! さん
投稿日:2003/03/04
VPOという楽団は、やっぱりただものではない。カラヤンに負うところ大であるが、やる気になればこんな音も出せるという見本のような演奏だ。その気がないときは、薄っぺらい事務的な音しか出さない時もあれば、この演奏のように超ドイツ的な粘りのある筋肉質な音が出せるんだと。アイーダと聞くとこの演奏がまずは思い出される、私にとってはとってもファンスタティックな1枚。
四十路男 さん
投稿日:2003/02/17
70年代以降のオッテルロー/ハーグ・レジデンティの音楽はまさに頂点を極めていた。晩年のライヴにこそ真価を発揮したオッテルローにとって、その情報量の乏しさは致命的である。CDソフトの低廉化は、従来の商業主義に基づく商品化システムからの脱皮につながっていいはずだ。今後、オッテルローのようなアーティストにもスポットがあてられることを期待する。
Juconne さん
投稿日:2003/02/11
団塊の世代があこがれた美貌のモッフォ。当時の映画で見た感動が今蘇る。許先生の本で「おれのかあちゃん、きれいだろ」のとおり、アップに耐えられるソプラノは彼女しかいない。歌も演技も立派。 アルベリヒもラインの娘より モッフォを大推薦。9点にしたのは 画像が古くなっている事だけ。
アルベリヒ さん
投稿日:2003/01/24
録音が素晴らしく良い。まるでスタジオ録音のようだ。演奏もカラヤンが細部にわたってうまく統制している。歌手ではカップッチッリが絶好調で、この人はライブで聴くほうが断然良いような気がする。他の歌手も好調で、総合点では最高の部類に該当する一枚だと思う。
tacu さん
投稿日:2003/01/23
2001の12月に、ローマオペラ座で「仮面舞踏会」を見て、感激してこのCDを買いました。私は専門家ではないので、音がどうとか言えませんが、とにかく、最初から最後までLIVEで、幕と幕、場と場の間の「拍手」と「ブラボー」はあの時の劇場の雰囲気を思い出させてくれるものがあり、きれいな音を求めるというよりは、自分が劇場にいるような気分になれるCDだと思います。
リッカルド さん
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ありがとうございました
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