ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

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SACD 輸入盤

ピアノ協奏曲全集 スティーヴン・ハフ、リットン&ダラス響(2SACD)

ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SACDA67501
組み枚数
:
2
レーベル
:
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集
スティーヴン・ハフ、リットン&ダラス響

現在35タイトルを数える『ロマンティック・ピアノ・コンチェルト』シリーズの成果を見るまでもなく、ロマン派ピアノ協奏曲に対してひとかたならぬ情熱を注ぐハイペリオン・レーベルが、満を持してリリースするラフマニノフ全集!
 1996年から継続してhyperionにレコーディングを行っているハフは、すでに世界で最も権威あるレコード賞:グラモフォン・アウォードに4度輝くなど、世界のレコード賞を総なめしていることでも知られています。グラモフォン・アウォードに関してはChandos時代のフンメルを含め、コンチェルト部門での受賞が特に目立ちます(hyperionの2つの協奏曲アルバムはレコード・オヴ・ジ・イヤー〔年間最優秀賞〕も獲得)。

 ハイペリオンのコメントによれば、このレコーディングに関して「ラフマニノフ協奏曲全集にふさわしい指揮者とオーケストラを見つけることがここ数年来の課題だった」とのことで、結果、白羽の矢が立ったのはアンドルー・リットンとその手兵ダラス交響楽団。ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲を弾き振りで演奏してしまうなど、ピアニストとしても比類ない才能を持つリットンは、すでにラフマニノフの交響曲全集を(ピアニストならではの視点を加味して)レコーディングした経験を有し、ダラス交響楽団も、昔ながらの味わいを保ちながら、輝かしさをも兼ね備えた、ラフマニノフを演奏するに最適の弦楽セクションを持っています。

 演奏は《パガニーニ狂詩曲》を除き、すべてライヴ録音となりました。18日の間に11回のコンサート(ラフマニノフ・フェスティヴァル)が行われ、各協奏曲を数回ずつ演奏し収録が行われています。

 蔓延する「ハリウッド的な」センチメンタル・アプローチを排し、作曲家自身の演奏を原点として構築されたハフの演奏は、すでにWeb上での先行レビューで大きな称賛を集めています。中でも、ニューヨークの高名な批評家で、カンヌ・クラシカル・アウォードの議長もつとめるデイヴィッド・ハーヴィッツの絶賛ぶりにはすさまじいものがあり、アシュケナージ、アール・ワイルド、コチシュからアルゲリッチ、ルービンシュタイン、ホロヴィッツ、リヒテル、ロドリゲス、そしてリファレンスとされるラフマニノフの自作自演と比較してさえ「ベスト」だと断言するに至ったと述べているのです。


CD1
ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ長調Op.1
ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40
パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
CD2
ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30

スティーヴン・ハフ(ピアノ)
アンドルー・リットン(指揮)ダラス交響楽団

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Concerto for Piano no 1 in F sharp minor, Op. 1
  • 02. Concerto for Piano no 1 in F sharp minor, Op. 1
  • 03. Concerto for Piano no 1 in F sharp minor, Op. 1
  • 04. Concerto for Piano no 4 in G minor, Op. 40
  • 05. Concerto for Piano no 4 in G minor, Op. 40
  • 06. Concerto for Piano no 4 in G minor, Op. 40
  • 07. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 08. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 09. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 10. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 11. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 12. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 13. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 14. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 15. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 16. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 17. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 18. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 19. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 20. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 21. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 22. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 23. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 24. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 25. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 26. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 27. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 28. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 29. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 30. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 31. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43
  • 32. Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43

ディスク   2

  • 01. Concerto for Piano no 2 in C minor, Op. 18
  • 02. Concerto for Piano no 2 in C minor, Op. 18
  • 03. Concerto for Piano no 2 in C minor, Op. 18
  • 04. Concerto for Piano no 3 in D minor, Op. 30
  • 05. Concerto for Piano no 3 in D minor, Op. 30
  • 06. Concerto for Piano no 3 in D minor, Op. 30

総合評価

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メーカーは帯に「センチメンタリズム拒否」...

投稿日:2021/12/07 (火)

メーカーは帯に「センチメンタリズム拒否」と特筆大書していますが、此の演奏を聴けば、其れは曲の「本質」を失っていないと言う意味である事が分ります。 確かに「3番」の第一楽章のテンポはラフマニノフ自演に非常に近いものがあります。 然し、ラフマニノフの録音は時代的な制約(録音時間の制限)がある事も事実で、ラフマニノフ自身が、「あのテンポで良し」「カット良し」とした訳ではないと思います。 ハフも、別に「原典回帰」を狙ったモノではなく、充分にロマンチック・メランコリックな演奏です。 「センチメンタリズム」とは「通俗的」と言う意味でメーカーが付けたのならば、現代のピアニストの殆どは、それぞれのアプローチで「曲の本質」に迫っています。 「通俗的」な演奏をするピアニストは一人もおりません。 特に「3番」のCDは全て所有している私にとって、ハフの演奏も彼の解釈を演奏しているモノであり、極めて「真っ当なラフマニノフ」です。 故にメーカーの「謳い文句」には、余りひきづられ無い方が良いと思います。広く聴かれて然るべきラフマニノフのCDです。

シュタイナー さん | 千葉県 | 不明

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ハフの煌びやかなタッチと快速の好相性が生...

投稿日:2021/07/16 (金)

ハフの煌びやかなタッチと快速の好相性が生む響きは、歌いすぎず、原曲の魅力を素直に伝えてくる。ラフマニノフ本人の自演を研究した演奏姿勢で、インテンポでどんどん進んでいく。曲自体がどれもラフマニノフらしいコクとメロディをコッテリ含んでおり、やはり作曲〜演奏を通して何度も反芻せねばならない作曲家ならではのテンポ設定であろう。滅多に聞かないのであれば歌心を前面に押し出した演奏も好まれるであろうが、聞きこむ人ほど当盤がベストチョイスとなろう。買って損はない。

アベマ太郎 さん | 福井県 | 不明

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検索で見つけてこちらのレビューを参考に購...

投稿日:2011/12/04 (日)

検索で見つけてこちらのレビューを参考に購入しました。どなたか書いておられた第2番の倍速?出だしに初めは戸惑いましたが、いまやむしろ自然に聴こえ、ラフマニノフ協奏曲集で最もお気に入りのひとつとなりました。何度聴いても疲れることなく飽きることなく感動できる、名盤だと思います。

すけるつぉ さん | 神奈川県 | 不明

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