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ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

SACD ピアノ協奏曲全集 スティーヴン・ハフ、リットン&ダラス響(2SACD)

ピアノ協奏曲全集 スティーヴン・ハフ、リットン&ダラス響(2SACD)

商品ユーザレビュー

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    シュタイナー  |  千葉県  |  不明  |  2021年12月07日

    メーカーは帯に「センチメンタリズム拒否」と特筆大書していますが、此の演奏を聴けば、其れは曲の「本質」を失っていないと言う意味である事が分ります。 確かに「3番」の第一楽章のテンポはラフマニノフ自演に非常に近いものがあります。 然し、ラフマニノフの録音は時代的な制約(録音時間の制限)がある事も事実で、ラフマニノフ自身が、「あのテンポで良し」「カット良し」とした訳ではないと思います。 ハフも、別に「原典回帰」を狙ったモノではなく、充分にロマンチック・メランコリックな演奏です。 「センチメンタリズム」とは「通俗的」と言う意味でメーカーが付けたのならば、現代のピアニストの殆どは、それぞれのアプローチで「曲の本質」に迫っています。 「通俗的」な演奏をするピアニストは一人もおりません。 特に「3番」のCDは全て所有している私にとって、ハフの演奏も彼の解釈を演奏しているモノであり、極めて「真っ当なラフマニノフ」です。 故にメーカーの「謳い文句」には、余りひきづられ無い方が良いと思います。広く聴かれて然るべきラフマニノフのCDです。

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    アベマ太郎  |  福井県  |  不明  |  2021年07月16日

    ハフの煌びやかなタッチと快速の好相性が生む響きは、歌いすぎず、原曲の魅力を素直に伝えてくる。ラフマニノフ本人の自演を研究した演奏姿勢で、インテンポでどんどん進んでいく。曲自体がどれもラフマニノフらしいコクとメロディをコッテリ含んでおり、やはり作曲〜演奏を通して何度も反芻せねばならない作曲家ならではのテンポ設定であろう。滅多に聞かないのであれば歌心を前面に押し出した演奏も好まれるであろうが、聞きこむ人ほど当盤がベストチョイスとなろう。買って損はない。

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    すけるつぉ  |  神奈川県  |  不明  |  2011年12月04日

    検索で見つけてこちらのレビューを参考に購入しました。どなたか書いておられた第2番の倍速?出だしに初めは戸惑いましたが、いまやむしろ自然に聴こえ、ラフマニノフ協奏曲集で最もお気に入りのひとつとなりました。何度聴いても疲れることなく飽きることなく感動できる、名盤だと思います。

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    masato  |  新潟県  |  不明  |  2011年10月16日

    初めてラフマニノフのP協奏曲を4曲続けて聴けました。普通なら2番や3番は1曲だけでお腹一杯…。とてもとても2番,3番と連続で聴く気になどなれなっかた。ところがこのセットは違う。4曲で見事なフルコースになっている。1番は見事な食前酒・前菜,2番は見事な魚のメイン,3番は見事な肉のメイン,4番は見事なデザートと食後のコーヒー…。ほんと,素晴らしいフル・コース!

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    niki  |  大阪  |  不明  |  2008年04月02日

    素晴らしいの一言。 有名どころの2番の第1楽章冒頭は「倍速?」と感じる速さの演奏だったがいつの間にやら聞き入っていた。 楽しみにしていた3番。 これは文句なしに今まで蒐集してきたラフ3の中でも最高の一枚になった。 第3楽章のクライマックスは必聴。ライブで聴いていた人間の悲鳴にも納得してしまう。 ハフというピアニストをこの演奏を聴くまで興味が持てなかった自分の無知を恥じるばかりである。

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    KURO  |  福岡  |  不明  |  2005年11月26日

    もう何度となく繰り返し聴いてきている、このハフの演奏。改めて聴き直してみて、いわゆる「ハリウッド的」センチメンタリズムというものとの違いを実感しました。でもラフマニノフの哀愁を帯びたロマンティックな響きは充分に伝わる演奏ではあるのです。戦前の映画はあまり知りませんが、少なくともダラス響のサウンドはこの協奏曲には最適なのですね。やっぱり凄い!

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    ひのき饅頭  |  愛媛県  |  不明  |  2005年06月04日

    追記。普通に誤解されている「ハリウッド的」な大甘な似非センチメンタリズムと、戦前のハリウッド映画や当時のビッグバンドで用いられた演奏様式は全く違います。完全に別物なので、誤解しないでくださいね。旋律線や独特のルバートの処理に、「当時の様式」をはっきり聴くことができます。ということです。

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    ひのき饅頭  |  愛媛県  |  不明  |  2005年06月03日

    何故ダラス響を起用したのか?私も疑問でした。ハフの演奏は、今は誰も試みなくなった、戦前のハリウッド映画の音楽のような楽想の扱いを試みています。本当にびっくりしますが、ラフマニノフの生きていた時代の演奏様式の再現をしているようです。このばかばかしいほどに大時代的な世界を再現するにはダラス響は適任で(というより他ではもう無理でしょう)納得です。演奏様式にこだわるハフだから可能な方法で、おそらく、もう誰にもやれない(やらない)演奏だと思います。内容は流石の一言。鮮明録音で「風と共に去りぬ」もびっくり!?

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