プレトニョフによるラフマニノフのピアノ協奏曲全曲収録!
RIO結成後初のコンサートでのライヴがブルーレイで発売!
ミハイル・プレトニョフが新たに創設したラフマニノフ国際管弦楽団(RIO)。SACD Hybrid盤でチャイコフスキー:組曲『白鳥の湖』&シチェドリン:カルメン組曲、そしてケント・ナガノ指揮、プレトニョフがピアノ演奏したラフマニノフのピアノと管弦楽のための作品全曲と2つのアルバムがリリースされていますが、今回そのうちラフマニノフのライヴ映像がブルーレイで発売されます。
ロシアを代表する作曲家セルゲイ・ラフマニノフは優れたピアニストでもあり、多くのピアノ作品を作曲しています。ピアノのための協奏作品は全部で5つ。それらは様々な時代に書かれ、独自の個性を放っています。当盤にはそれらすべてが収められており、ラフマニノフという作曲家の書法の変遷をたどることのできる内容です。さらにプレトニョフの演奏によってそれぞれの作品の個性が存分に引き出されていると言えるでしょう。モスクワ音楽院在学中に卒業試験のために書かれた瑞々しいピアニズムをもつ第1番。ラフマニノフの代表作でありピアノ音楽全体の中でも屈指の名曲第2番。技術、表現力ともに最高難度を誇る作品第3番。これまでの作品とは違った厳粛な雰囲気、そして成熟したロマンティシズムをもつ第4番。パガニーニの『24の奇想曲』の第24番〈主題と変奏〉の主題が用いられた、ラフマニノフらしい甘美で繊細な雰囲気の『パガニーニの主題による狂詩曲』。
ラフマニノフを深く敬愛するプレトニョフは、指揮者としてもピアニストとしてもその作品に熱心に取り組み、コンサートでも録音でもその実績は認められ、さらに今回はオーケストラにその名を冠するほど。2023年には東フィルと全曲演奏会を開催するなど、いまラフマニノフを聴くならプレトニョフと言わしめる最高の演奏を堪能することができます。
このライヴ映像は、スイスの新ホール「ロゼ・コンサート・ホール」でのライヴ録音で、オーケストラが結成されてはじめての公の場での演奏となりました。(輸入元情報)
【収録情報】
ラフマニノフ:
● ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
● ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30
● ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1
● ピアノ協奏曲第4番ト短調 Op.40
● パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ/Shigeru Kawai Grand Piano, SK-EX 調律:山本有宗)
ラフマニノフ国際管弦楽団(コンサート・マスター:アルトゥール・ポドレスニー)
ケント・ナガノ(指揮)
収録時期:2023年10月
収録場所:スイス、ロール、ロゼ・コンサート・ホール(ライヴ)
収録時間:164分
画面:カラー、16:9、1080i Full HD
音声:PCMステレオ
Region All
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