ヤナーチェク(1854-1928)

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CD 輸入盤

タラス・ブーリバ、ラシュスコ舞曲集、モラヴィア舞曲集 ヴィト&ワルシャワ・フィル

ヤナーチェク(1854-1928)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8572695
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ヤナーチェク:タラス・ブーリバ、ラシュスコ舞曲集
ヴィット&ワルシャワ・フィル


ヤナーチェクが1918年に作曲した『タラス・ブーリバ』は、ニコライ・ゴーゴリの小説を下敷きに、ヤナーチェク自身の愛国心を万遍なく盛り込んだ野心作。3つの部分は、全て登場人物の死を描くという、なんとも不穏なものですが、曲の内容もそれを上回る暴力的かつ煽情的なもの。恋人たちの感情を描いたという冒頭こそロマンティックな雰囲気を見せるものの、やがて悲劇へ向かって歩みを進める曲調がスリリングです。
 ラシュスコ舞曲は、ヤナーチェクが民謡収集を積極的に行うようになった時期である1890年頃に作られたもので、こちらは生き生きとした音楽が、明快な和声で歌われます。モラヴィア舞曲も同じテイストの作品です。
 アントニ・ヴィットとワルシャワ・フィルは、前作の『グラゴル・ミサ』(8572639)を上回る熱気でこれらの曲を演奏しています。(NAXOS)

【収録情報】
ヤナーチェク:
・狂詩曲『タラス・ブーリバ』 JW VI/15 (1918)
 アンドレイの死
 オスタップの死
 タラス・ブーリバの予言と死

 録音時期:2010年9月
 録音場所:ワルシャワ・フィルハーモニック・ホール
 録音方式:デジタル(セッション)

・ラシュスコ舞曲 JW VI/17 (1889-90)
 昔の踊り第1番
 祝福の踊り
 ふいご
 昔の踊り第2番
 チェラデンスキーから/のこぎりの踊り

 録音時期:2010年10月
 録音場所:ワルシャワ、ポーランド放送ヴィトルド・ルトスワフスキ・スタジオ
 録音方式:デジタル(セッション)

・モラヴィア舞曲 JW VI/7 (1891)
 コジツ(コート)
 カラマイカ(ウクライナの輪舞)
 トロイカ(三頭立てのソリ)
 シルニツェ(街道)
 ロジェック(隅っこ)

 録音時期:2011年4月
 録音場所:ワルシャワ・フィルハーモニック・ホール
 録音方式:デジタル(セッション)

 ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
 アントニ・ヴィット(指揮)

内容詳細

有名曲「タラス・ブーリバ」と2曲の舞曲集を加えたところがナクソスの良いところ。舞曲集はスメタナやドヴォルザークに近い作風を持ち、聴いていて非常に楽しい。詩情豊かで力強い演奏は魅力であり、ヤナーチェクを知る上でもぜひ持っておきたいディスク。(白)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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ヤナーチェクとはあまり縁がなく、「これで...

投稿日:2012/12/22 (土)

ヤナーチェクとはあまり縁がなく、「これでもか、と押し寄せてくるブラスの音響」にひたりたい時、アバドかデュトワの指揮で「シンフォニエッタ」を聴くくらいだった。先日、当サイトでノイマン指揮の「利口な女狐組曲」とヴァイオリン協奏曲「魂の彷徨」(未完曲の補筆完成とのこと)を収録した廉価盤を入手してから、にわかに別の曲も聴きたくなった。Witという人はポーランド放送響を指揮してNAXOSに多くの名演、名録音を残してきた人なので、この盤も「オーケストラこそ違え期待できそうだ」と特価にも釣られて購入。これまで食わず嫌い的に避けてきたヤナーチェクがいちだんと身近に感じられて来た。他演との比較はしていないので解釈をうんぬんする資格はないが、すばらしい楽曲と管弦楽の響きに触れられることは保証する。なぜかNAXOSはこの指揮者だと一流の録音をする。それとも指揮者の音づくりが、抜きん出て上手いのか。

ニャンコ先生 さん | Tochigi | 不明

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ヤナーチェクの管弦楽曲を収録したこのCD、...

投稿日:2012/12/01 (土)

ヤナーチェクの管弦楽曲を収録したこのCD、劇的なタラス・ブーリバと、民謡を取り入れた明快な小品、ラシュ舞曲、モラヴィア舞曲を収録している。 ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団とA.ヴィットによる演奏で、音楽が流暢に流れていき明朗な音楽で、二つの舞曲では特にそう感じる。 ヤナーチェクの管弦楽曲としては三作とも知られているほうだと思うが、意外と録音が少なかったり(特にラシュとモラヴィアの舞曲は)するので、このCDの演奏は好感が持てるし、またファーストチョイスにも良いと思う。 録音・音質も良い。

レインボー さん | 不明 | 不明

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