ヤナーチェク(1854-1928)

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CD 輸入盤

『カーチャ・カバノヴァー』組曲、『マクロプロス事件』組曲 ブレイナー&ニュージーランド響

ヤナーチェク(1854-1928)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8570556
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ヤナーチェク:オペラからの管弦楽編曲集第2集

第1集(8570555)に続く、ブレイナーによる華麗なる編曲で聴くヤナーチェク(1854-1928)のオペラ名旋律集です。今回取り上げられたのは、人妻の官能的な恋愛を描いた『カーチャ・カバノヴァー』と、ふとしたことで不老不死になってしまったオペラ歌手の物語『マクロプロス事件』の2演目。ここでもブレイナーの施した編曲の素晴らしさは言葉に尽くせません。例えば『カーチャ』でのクライマックス、カーチャが愛人の名を告げて嵐の中に飛びだして行く場面での、段階的な音の増やし方などは聴いているだけでぞくぞくしてしまいます。不気味さと、妙な明るさが入り混じる『マクロプロス』も聴きもの。不条理なのだけど許してしまいます。(ナクソス)

【収録情報】
ヤナーチェク:
・歌劇『カーチャ・カバノヴァー』組曲(ペーター・ブレイナー編)
 序曲/ティホン、その時あたりに・・・/また自慢する・・・/間奏曲と歌/嵐が近い
・歌劇『マクロプロス事件』組曲(ペーター・ブレイナー編)
 死は私に触れていた/グレゴール、プルスの死因/それは何だか変ですよね?/私は頭が空っぽです。/本当にあなたが大好き/そう?
 ヴェサ=マッティ・レッパネン(ヴァイオリン)
 ニュージーランド交響楽団
 ペーター・ブレイナー(指揮)

 録音時期:2007年5月28日-6月1日
 録音場所:ニュージーランド、ウェリントン・タウン・ホール
 録音方式:デジタル、セッション録音
 Producer: Wayne Laird
 Engineer: Paul McGlashan
 Mixing/Editor: Wayne Laird

収録曲   

  • 01. Janacek: Kat'a Kabanova Suite: I. Overture 00:05:02
  • 02. II. Je cas, Tichone (Tichon, it's about time…) 00:06:03
  • 03. III. Vida, chvastala jsi se (There, you bragged…) 00:07:44
  • 04. IV. Intermezzo and Songs 00:08:15
  • 05. V. Prijde boure (The Storm is coming) 00:11:06
  • 06. The Makropulos Affair Suite: I. Smrt na mne sahala… (Death was touching me) 00:03:04
  • 07. II. Causa Gregor Prus (The Gregor Prus Case) 00:06:06
  • 08. III. Zda se vamio divne, co? (It appears strange, doesn't it?) 00:04:56
  • 09. IV. Ja jsem totiz idiot (I am actually an idiot) 00:04:23
  • 10. V. A ja vas miluji! (Though I love you!) 00:07:01
  • 11. VI. Nu? (So?) 00:06:16

ユーザーレビュー

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本盤は、ヤナーチェクのオペラからの管弦楽...

投稿日:2010/05/26 (水)

本盤は、ヤナーチェクのオペラからの管弦楽曲の名曲を集めた全集の第2弾である。ここには、「カーチャ・カバノヴァー」と「マクロプロス事件」という、ヤナーチェクのオペラの中でもあまり知られていない曲がおさめられているが、その音楽は実に魅力的だ。ヤナーチェクは、モラヴィアの民俗音楽を自作の様々な旋律に間接的に取り入れていったとされるが、その音楽の何とも美しくて魅力的なこと。もちろん、オペラそのものも、大変に魅力的な一級の作品であると言えるが、言語がチェコ語であったり、ストーリー展開が一筋縄ではいかないこともあって、鑑賞の際にはどうしても対訳と首っ引きにならざるを得ず、こうしたヤナーチェクの魅力的な音楽そのものを味わうことが難しい面もある。しかしながら、本盤のようなオペラから聴かせどころの名曲を抜粋してくれると、ヤナーチェクの音楽そのものをゆったりとした気持ちで大いに満喫できる。これは、ヤナーチェクの音楽の魅力を広く知らしめる意味においても、大変意義のある好企画CDであるということができるだろう。ブレイナー&ニュージーランド交響楽団も素晴らしい名演を成し遂げており、本盤の価値をより一層高めることに大いに貢献している。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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