モーツァルト(1756-1791)

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CD

交響曲第39番、第40番、第41番、ファゴット協奏曲 インマゼール&アニマ・エテルナ(2CD)(日本語解説付 限定盤)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ZZT030501
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤

商品説明

モーツァルト:交響曲第39番、第40番、第41番
インマゼール&アニマ・エテルナ

限定盤 日本語解説付き

限定数ながら、インマゼール「Zig-Zag Territoires」移籍直後の超重要盤が
待望の国内仕様復活。ピアノ協奏曲群ですばらしい実績を残した、
あのインテンス&インスパイアドな古楽器解釈で、
モーツァルト最後の傑作群に圧倒されてください。

フランス随一の超強力小規模レーベル「Zig-Zag Territoires」の名声を支えてきた最も重要な演奏団体が、鬼才古楽鍵盤奏者ヨス・ファン・インマゼール率いる古楽器集団アニマ・エテルナ管弦楽団(現在の呼称は「アニマ・エテルナ・ブリュッヘ」)であることは、まず間違いのないところでしょう。かつてはオランダの「Channel Classics」や「Sony/Vivarte」で録音を続けてきたこの名団体が、「Zig-Zag Territoires」に移籍して間もなくリリースし、あの異色のシュトラウス・ワルツ集やチャイコフスキーの交響曲第4番とともに注目を集めた初期の傑作盤のひとつが、このモーツァルト最後の交響曲3曲を収めた2枚組でした。ただでさえピアノ協奏曲の体系的録音(Channel Classics)で実績をあげてきたインマゼール&アニマ・エテルナが、モーツァルトの最重要曲目のひとつに挑んだ・・・「Zig-ZagTerritoires」に来て以来の古典派録音、解説にインマゼール自身のコメントも寄せられているあたりからも、当時の意気込みは十全に伝わってくる逸品(解説全訳付)。
 この2枚組で注目すべきは、他の収録曲目として意外にもファゴット協奏曲が入っているところ。このあたりが古典派管弦楽に通じたインマゼールらしい仕掛けで、他レーベルでも折々ソロを聴かせている異才ジェーン・ガワーの闊達なソロで古典派ファゴットの存在感を強く意識したあとにモーツァルト晩年の交響曲を聴くと、いかに低音部や管楽器(もちろん、なかんずくファゴット)がそこで重要な役割を負っていたかにもあらためて気づかされる仕組み。ト短調交響曲での不安げな「先の読めなさ」のスリル、わざとらしさのない冒頭部から絶美の盛り上げ方へと至る第39番、そして壮麗なこと他の追従を許さぬ『ジュピター』・・・
 本盤は制作元の意向では「プレス切れ以降は再プレス予定なし」とのことですので、この機会にお見逃しなきようお願いいたします。(Mercury)

【収録情報】
モーツァルト
・交響曲第39番変ホ長調 K.543
・ファゴット協奏曲変ロ長調 K.191 (186e)
・交響曲第40番ト短調 K.550
・交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』

 ジェーン・ガワー(ファゴット)
 アニマ・エテルナ(古楽器)
 ヨス・ファン・インマゼール(指揮)

 録音時期:2001年
 録音方式:ステレオ(デジタル)

内容詳細

パッケージを手にした瞬間から小躍りしたくなる2枚組。インマゼールの精妙な仕掛けにより、モーツァルト憂愁の三つの交響曲がこれまでにない姿で個々の存在を明らかにする。声部の微妙なずらしやアクセンチュエイション、管楽器の隈取り、リズム、テンポ感、周到にすべてが組み上げられる。★(田)(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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今までインマゼールとアニマ・エテルナの演...

投稿日:2012/11/07 (水)

今までインマゼールとアニマ・エテルナの演奏は興味が湧かず避けてきたが始めて聴いて衝撃を受けた。古楽器の演奏だとモダンに比べて溌剌としていてスピード感溢れるという印象があるが、この演奏はそれに加えて単純な音の美しさという点に感動させられた。古楽器の刺激的な音に衝撃を受けるというのは普通だが、音の美しさに衝撃を受けるというのは始めてである。これを聴いた後でも記憶に残り続けるモダンの演奏はワルターだけかもしれない(もちろん自分の中での話だが)。

sisina さん | 千葉県 | 不明

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交響曲3曲は過去に聴いた全てのCDを凌駕...

投稿日:2010/11/15 (月)

交響曲3曲は過去に聴いた全てのCDを凌駕する史上最高の名演。モーツァルトの曲からこれほどグルーヴ感を引き出し、なおかつ古典美を誇る演奏はなかった。いままでモダン・オケの演奏を聴いていた自分が情けなくなってしまった。モダン・オケの演奏だと、聴いている間はまぁ満足がいっても、その後聴かなくなったものがいかにも多かったが、このCDは何度でも聴きたくなる。その差はグルーヴ感の有る無し。恣意的なオケの鳴らし方をしているわけではないのに、聴き進むにつれて、体が躍動感を覚える。演奏者が研究と実践を繰り返してきたうえでの成果なのだろう。唯一の不満は41番の第2楽章のみルーティンな演奏だったこと。しかし、これも克服されるのは間違いが無い。バスーン協奏曲も素晴らしい。

影の王子 さん | 大阪府 | 不明

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以前このコンビによるモーツァルトのピアノ...

投稿日:2003/05/31 (土)

以前このコンビによるモーツァルトのピアノ協奏曲全集が出た時、早く交響曲の演奏も聴きたいものだと思っていたが、それがようやく実現した。とにかく期待通りである。特に41番が素晴らしい!

KURO さん | 福岡 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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