モーツァルト(1756-1791)

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CD

ベルク:室内協奏曲、モーツァルト:グラン・パルティータ 内田光子、テツラフ、ブーレーズ&アンサンブル・アンテルコンタンポラン

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD1215
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

内田光子、ブーレーズ
ベルク:室内協奏曲、モーツァルト:グラン・パルティータ
日本先行発売

100年以上のときを経て作曲されながら、ともに13の管楽器を用いている2作品をカップリング。ベルクでは内田光子がヴァイオリンのテツラフと共演。さらにはブーレーズのモーツァルト録音も収録し、クラシック・コア・ファン垂涎の内容となっています。(ユニバーサル ミュージック)

@モーツァルト:セレナード第10番《グラン・パルティータ》
Aベルク:ピアノ、ヴァイオリンと13の管楽器のための協奏曲
 内田光子(ピアノ)
 クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)
 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
 ピエール・ブーレーズ(指揮)

 録音:2008年3月19-21日、パリ、IRCAM(デジタル)

内容詳細

モーツァルトは13繋がりのイントロ。ブーレーズには三度目の録音のベルク、60年間にわたり仔細な書き込みが重ねられてきたスコアが主役だ。異才テツラフ&内田が丁々発止と跳ねる中から、作曲家と演奏家たちが一体化して普遍的な人間像が浮かび上がる。★(田)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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ブーレーズを「冷たい」とか「冷徹」「鋭利...

投稿日:2015/10/31 (土)

ブーレーズを「冷たい」とか「冷徹」「鋭利」「透徹」というような単語で見ていた私には、長らく、ブーレーズという音楽家が理解できませんでした。しかし、ブーレーズは、単に、完璧な音楽家なだけだと気が付きました。彼は、作曲家の工夫や曲のなりたちのすばらしさや面白さを、パズルや手品の種明かしをしてみせるような、そしてその態度が単に、淡々と、味わい深く、行われているだけであると気が付きました。結局、彼の録音はほとんど全て入手して片端から聴いていますが、面白いです。曲の面白さが実によくわかります。聴いた後に、カタルシスもなければ、興奮もない。単に、純粋な美しさが分かるだけ。彼のドビュッシーの「海」はガス抜きのエヴィアンのような美しさです。グラン・パルティータという曲を、私は今まで退屈を感じずに聴いたことがありませんでしたが、この演奏は素晴らしいです。私には、作曲家が直接語り掛けてくるような、そのような不思議な感じを持ちました。ブーレーズには、モーツァルトやバッハ、あるいはハイドンなどに取り組んでおいて欲しかったと痛感しています。彼の現役時代をずっと見て来たのですが、奇妙な評論家のいい加減な評言に惑わされたため、彼の真価になかなか気が付けなかった自分の浅はかさを恥じずにはおられません。(☆が1つ足りないのは、ピアニストが嫌いだからです、尚、ライナーは読んでおりません)

slave さん | 東京都 | 不明

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確かにモーツァルトには「愛らしさ」は微塵...

投稿日:2009/04/03 (金)

確かにモーツァルトには「愛らしさ」は微塵も感じられませんね。しかし、「巧い」演奏です。クール(英語の「かっこいい」の意味も含む)な演奏です。最近の古楽的な演奏(正しい表現ではないかもしれません)が多いこの昨今、これに辟易していた私には、いいモーツァルトでした。 ベルクは、もう予想通り。いや、予想以上の演奏です。「巧い」です。  また、解説書の3人の対談がおもしろかったです。それぞれの考えの違いがはっきりしていて一読の価値有ります。なぜ、モーツァルトとベルクのカップリングなのかも分かりました。

ぽんぽんぽぽんた さん | 中国地方 | 不明

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ブーレーズのモーツァルトは愛らしさはないも...

投稿日:2008/11/30 (日)

ブーレーズのモーツァルトは愛らしさはないものの、スピーディーな快感がある。ベルクは彼の十八番の一つ。内田の深いピアノとテツラフの力強いヴァイオリンがブーレーズのスピードに食い込んで、ベルクを耽美に歌い上げていて素晴らしいと思う。

マンユー さん | 松山 | 不明

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人物・団体紹介

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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