LPレコード

組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編)/ヤンソンス&コンセルトヘボウ管弦楽団(帯付/180グラム重量盤レコード)

ムソルグスキー(1839-1881)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC1225
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
LPレコード

商品説明

どこまでも華麗にしてみずみずしい響き
ヤンソンス&コンセルトへボウによる『展覧会の絵』 遂にアナログ盤で登場!

★ヤンソンス&コンセルトへボウによる『展覧会の絵』がアナログ盤で登場です。
「管弦楽法の天才」ラヴェル編曲による『展覧会の絵』はコンサートの花形ともいえる人気のレパートリーだけに、さすがに名門コンセルトヘボウ管ともなれば レコーディングも豊富な点数を誇ります。ステレオ期に限定しても、RCOは1962年9月にハイティンクとセッション録音、1979年11月にはコリン・デイヴィスと セッション録音、さらに1986年8月にシャイーとセッション録音という具合に、なかでも過去2代に渡る首席指揮者ハイティンクとシャイーはいずれも就任前後の 早い段階で録音をおこなっています。そしてシャイーから23年の歳月が経過した2008年、マリス・ヤンソンス首席指揮者就任5周年を記念して録音されました。 一方ヤンソンスも1988年8月のオスロ・フィルとの録音以来、20年ぶりの再録音となりました。ここでのヤンソンスの語り口のうまさは言うに及ばず、なにしろ RCOといえば、華麗、繊細、陰影といかなる色彩の表現にかけても天下一品で知られるとおり、このようにオーケストラ・サウンドの醍醐味が満点の『展覧会の 絵』ほどの作品ではなおのこと、その違いは歴然。黄金のブラスを象徴する冒頭の輝かしいトランペットから、首席奏者たちの名人芸が光るさまざまな性格的なナ ンバーを経て、やがて「キエフの大門」に至るまで、まばゆいばかりの大音響絵巻が繰り広げられています。 また録音にも定評のあるRCO liveシリーズ。オーディオ・ファイルとしても喜ばれるリリースとなるでしょう。

ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編)
Side1
1. 第 1プロムナード
2. 小人(グノーム)
3. 第 2プロムナード
4. 古城
5. 第 3プロムナード
6.テュイルリーの庭
7.ビドロ(牛車)
8. 第 4プロムナード
9. 卵の殻をつけた雛の踊り

Side2
10. サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ
11. リモージュの市場
12. カタコンベ - ローマ時代の墓
13. 死せる言葉による死者への呼びかけ
14. 鶏の足の上に建つ小屋 - バーバ・ヤガー
15. キエフの大門

ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音:2008年5月22、23日、8月29日アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)

(メーカーインフォメーションより)

総合評価

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これは迫力のある、よい演奏だ。音もいいし...

投稿日:2011/12/25 (日)

これは迫力のある、よい演奏だ。音もいいし。ただ、少し音が硬いのが気になった。

ロマン派 さん | 新潟県 | 不明

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ヤンソンスの進境の著しさをあらわす素晴ら...

投稿日:2010/12/04 (土)

ヤンソンスの進境の著しさをあらわす素晴らしい名演である。本演奏は、何か特別に個性的な解釈で聴き手を驚かすような性格のものではない。中庸のテンポでオーケストラを無理なく鳴らし、ラヴェルの華麗なオーケストレーションを鮮明に再現しようと言うオーソドックスなアプローチだ。それでいて、各組曲の描き分けは完璧。随所に出現するプロムナードについての変化の付け方は、円熟の至芸に達しているとも言える。キエフの大門の終結部における盛り上がりは、圧倒的な迫力だ。ヤンソンスの統率の下、手兵のコンセルトへボウ管弦楽団も最高のパフォーマンスを示していると言える。金管楽器も木管楽器も実に巧く、弦楽器の北ヨーロッパならではのくすんだ音色も魅力的だ。シャイーの時代に、コンセルトへボウ管弦楽団ならではの伝統の音色が失われたと言われたが、ヤンソンスの時代になって、幾分復活したのではないだろうか。録音も素晴らしい。SACDマルチチャンネルは、鮮明さと臨場感において、向かう敵はない存在であり、展覧会の絵のような作品を再現する際においては、理想の媒体であると言えよう。展覧会の絵のみしか収録されていないという点もあるが、値段も安く、コストパフォーマンス的にも素晴らしいCDだ。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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すっかり指揮界のトップクラスになったヤン...

投稿日:2010/02/01 (月)

すっかり指揮界のトップクラスになったヤンソンスがRCOを振っての2008年ライブ録音でまず大変良い録音が印象的でした。ヤンソンスにとっても当のRCOにとっても20年以上ぶりの「展覧会の絵」収録(演奏タイム計33’02)です。マイルドなヤンソンス節がやはりムンムンとしてもう少しロシア的に引っ張って粗さも欲しいとは思ってもそれは他の演奏に求めるべきなのでしょう。出だしプロムナードでの管楽器メインテーマも大層に叫ばず角がとれたスマートさに先ずフェイントを噛まされますね。とにかく各曲マイルドで切迫感は抑制され繊細な色彩感優先という方向、ともすれば私などオールドにすれば余り上等なお酒でその味わいに迷う如く聴く方にすれば焦点を合わせる事に専念・・・最後の詰めである「キエフの大門」も皆さん書かれている感触通りと思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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