ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

弦楽四重奏曲全集 メロス弦楽四重奏団

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG9627
組み枚数
:
8
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

メロス弦楽四重奏団/ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集

古典派からからロマン派まで幅広いレパートリーで活躍するメロス弦楽四重奏団。この団体にとって2度目のレコーディングであるこのベートーヴェン全集は、かのアルバン・ベルク四重奏団の録音よりも上位に置く評もあるほど、室内楽ファンから絶大な支持を集める名盤でしたが、輸入、国内ともなぜか長らく廃盤となっていました。今回の久々の復活も初回プレスのみの限定発売とのことなので、興味のある方はお見逃し無く!

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集(8CD)
・弦楽四重奏曲第1番〜第16番
・大フーガ 変ロ長調 op.133
・弦楽四重奏曲 ヘ長調[ピアノ・ソナタ第9番による]

 メロス弦楽四重奏団

 録音:1983‐86年、バンベルク[デジタル]

【メロス弦楽四重奏団について】

1965年に結成された、ドイツを代表するクァルテット。シュトゥットガルト室内管弦楽団およびヴュルテンブルグ室内管弦楽団のコンサート・マスターと首席奏者たちによって結成され、1966年ジュネーブ国際コンクールで優勝、さらに同年リオデジャネイロで開催されたヴィラ=ロボス弦楽四重奏コンクールにも入賞し、結成まもなく国際的な名声を確立しました。
 メロスという名前は、ラテン語の「歌」「音楽」「旋律」の意味と、メンバーのメルヒャー(Melcher)とフォス(Voss)兄弟の名前に由来しているといいます。
 レコーディングも数多く、ドイツ・グラモフォンなどからベートーヴェン、シューマン、ブラームスの弦楽四重奏全曲集をはじめ、モーツァルト、シューベルト、ブルックナー、ヤナーチェク、メンデルスゾーン、ラヴェル、ドビュッシーなどのアルバムを続々とリリース、レコード・アカデミー賞などの名だたるレコード賞を受賞しています。

内容詳細

ピアノ・ソナタ第9番によるものも含めた全集で、全集の録音としては2度目のもの。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲というと、奏者も聴衆も精緻さ、厳粛さなどを追い求めがちである。しかし、このメロスの演奏は明るくしなやかなアンサンブルが特色。たとえば、「ラズモフスキー第1番」の第1楽章などは実にすっきり、軽やか。「セリオーソ」も必要以上に渋面を作らない。幽玄な第14番も、親しみやすさが全面に出ている。反対に、初期の作品は古典的なスタイルを重視したのか、意外にかっちりとした作りである。(哉)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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総合評価

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皆さんの評価を頼りに購入してみましたが、...

投稿日:2006/05/20 (土)

皆さんの評価を頼りに購入してみましたが、大正解でした。推した方々は相当センスが良いです。音色云々を凌駕して音楽そのものが鳴り響きます。和音も充実しており、各楽器の重なりが見事。リズムの流れも確固としており、音楽自体が内包するものを感じました。初期も隙のない演奏。聞きなれたはずの曲が新鮮で、ベートーヴェンには奏者が挑むべき可能性がまだまだあるようです。日常を非日常にしてくれ、未来を感じさせてくれた本盤に感謝。

waowao さん | 東京都 | 不明

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シンフォニックで有機的な音の厚みがあり、...

投稿日:2006/02/08 (水)

シンフォニックで有機的な音の厚みがあり、強靭なフレージングの切迫感及びクライマックスにおける劇的高揚感は言葉では言い尽くせない。他の一部四重奏団に聴かれる第一ヴァイオリンの専横的なリードからくる内声部の薄さなどは全く感じさせない。全てのパートが有機的に絡み合い、極めて交響的で強固な音楽が鳴り響く。技術、解釈に対する絶対の自信があるからであろうごまかしやあざとさの無い直球勝負は、聴いていて気持ちが良い。ベートーヴェンの音楽の持っているダイナミズムを存分に体感させてくれます。

たけちゃん さん | 福島県 | 不明

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これは素晴らしい。最高の全集だ。録音も良...

投稿日:2005/08/20 (土)

これは素晴らしい。最高の全集だ。録音も良く、6枚目のトラック12で、弦がかすれるような雑音が一部ある他は問題ない。後期は情緒とかファンタジーも欲しいが、これだけ骨太で、繊細な表情を聴かせつつ、シンフォニックな演奏はない。特に13番、14番、15番が抜群にすごい。12番や16番も第一級の演奏だ。中期や初期もいいが、初期はもっと軽やかでもいいという評価もありうる。でも全体としてはリファレンスとして最高の演奏。強力にお薦めしたい。

metaphtonymy さん | 東京 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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