民は聞きて〜ヘンデル：グレート・コーラス　ヒル＆バッハ・クワイヤ、イングリッシュ・コンサート

ヘンデル：グレート・コーラス
ヘンデルの真骨頂、合唱の魅力を満喫

SACDハイブリッド盤。様々な分野で傑作を残したヘンデルですが、やはり合唱作品には格別な魅力があります。ここでは『メサイア』のハレルヤ・コーラスをはじめ、彼の充実した合唱曲を数多く収録。『ユダス・マカベウス』の楽曲として知られる「見よ、勇者は帰りぬ」のオリジナルである『ヨシュア』などが聴けるのも貴重。
　「ザ・バッハ・クワイヤ」は、古くはウィルコックスとの『マタイ受難曲』やキャロル集、最近ではハウェルズ合唱曲集などで知られる歴史ある団体ですが、レコーディングには恵まれていなかったので、今回のリリースは歓迎されるところです。独唱にはBCJでもおなじみのサンプソンとブレイズが参加し、有名な古楽器オーケストラ「イングリッシュ・コンサート」が起用されているのも豪華。聖歌隊で実績を積んできたスペシャリスト、デイヴィッド・ヒルの指揮による注目盤です。

【収録情報】
ヘンデル：
・『エジプトのイスラエル人』より「民は聞きて」
・『アレクサンダーの饗宴』より「空に轟き」
・『陽気の人、ふさぎの人、温和の人』より「ならば陽気な鐘を鳴らせ」
・『サムソン』より「ヤコブの神エホバよ」「輝かしいセラフィムよ」
・『ベルシャザル』より「おお王よ、思い出せ」
・『アタリア』より「御神の力を」
・『ヘラクルス』より「嫉妬、地獄の悪病」
・『ヨシュア』より「見よ、勇者は帰りぬ」
・『ユダス・マカベウス』より「敵は倒れる」
・『ソロモン』より「ナイチンゲールの合唱」
・『テオドラ』より「彼はすてきな若者を見た」
・『メサイア』より「ハレルヤ」
・『ジョージ２世のための戴冠式アンセム』より「司祭ザドク」
　キャロリン・サンプソン（ソプラノ）
　ロビン・ブレイズ（カウンターテノール）
　ザ・バッハ・クワイヤ
　イングリッシュ・コンサート
　デイヴィッド・ヒル（指揮）