SHM-CD

オルガン協奏曲作品4、作品7全曲 コープマン&アムステルダム・バロック管弦楽団(2SHM−CD)

ヘンデル(1685-1759)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS12217
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

ワーナークラシックBEST+BEST(SHM-CD仕様)
第1弾「デジタル名盤選」20タイトル
価値ある2枚組! 定評の名演を最高の音質で! SHM-CD仕様!
初回生産限定盤。入門者はもちろん、「通」も納得の内容。

ヘンデル:オルガン協奏曲集(作品4&7全曲)
トン・コープマン
「オルガン協奏曲集」は、「合奏協奏曲集」と並ぶ、ヘンデルの代表的協奏曲集です。当時イギリスで一般的であったポジティヴ・オルガンは、弦楽器との合奏に適しており、名オルガニスト=ヘンデルは、自らオルガンを弾きながらこれらの曲を披露したのでした。現代におけるバロック音楽演奏の第一人者コープマンの演奏は、豊かな即興と喜びに満ち、この曲集の多彩な魅力を見事に再現しています。(ワーナー・ミュージック)

DISC1
・協奏曲変ロ長調 作品7の1(HWV306)
・協奏曲イ長調 作品7の2(HWV307)
・協奏曲変ロ長調 作品7の3(HWV308)
・協奏曲ニ短調 作品7の4(HWV309)
・協奏曲ト短調 作品7の5(HWV310)
DISC2
・協奏曲変ロ長調 作品7の6(HWV311)
・協奏曲ヘ長調 作品4の4(HWV292)
・協奏曲変ロ長調 作品4の6(HWV294)
・協奏曲ト短調 作品4の3(HWV291)
・協奏曲変ロ長調 作品4の2(HWV290)
・協奏曲ト短調 作品4の1(HWV289)
・協奏曲ヘ長調 作品4の5(HWV293)
 アムステルダム・バロック管弦楽団
 トン・コープマン(指揮、オルガン)

 録音:1984年(デジタル)

内容詳細

ヘンデルの代表的な協奏曲集で、明快で華麗な性格を持ったまことに聴き映えの良い作品が並んだ一枚。コープマンの弾き振りにより、そうした作品の特徴と魅力が見事に表出されている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   2

ユーザーレビュー

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1984年録音のコープマン/ABO(コープマン40...

投稿日:2010/11/07 (日)

1984年録音のコープマン/ABO(コープマン40歳の頃)によるヘンデルのオルガン協奏曲集で全体として躍動感に満ち溢れ即興的なオルガンが従来の保守的ヘンデルに新鮮な透明感を与えた素晴らしい演奏となっています。ただ、コープマン(に限らないのですが・・・)につきまとうマスプロダクトは全体を聴いていてバロックだからという事もあり「飽き」が過ぎるのも私だけでしょうか。どの作品もアプローチは概ねテンポ速くその躍動感によりコープマンの演奏・指揮ぶりがアクション音とともにリアルに目に浮かんできます。私の聴いているCD盤では作品7-1がトップバッターで比較的規模も大きく楽章間が変奏その他で関連がある芸術性高い本作品でテクニシャンのコープマンが単にマスプロ的テクニックに終始するのではなく仕上げて行く過程には興味が沸きました。続く各作品を聴いて行くうちに「飽き」「マンネリ」に陥らないよう聴く側もちゃんとしなければ・・・。さて、この種の音楽を聴いていますと昔の作曲家も多忙だったのか転用曲・・・勿論楽器不指定にも起因する場合もあります・・・に出くわす事が多いです。例えば有名なのは作品4-6はハープ協奏曲と同じです。作品4-3は第1楽章がヴァイオリンとチェロのデュエットがオルガンを通奏低音として美しいのですが第2楽章となるとオーボエ協奏曲(こんな協奏曲があったのか疑問ですが・・・)の第1楽章とほぼ同じ、第4楽章は作品7-5の第4楽章に酷似・・・いや同じ?作品7-3の第1楽章ではハレルヤコーラスの主題が表れます。作品4-1の第1楽章ではバッハの協奏曲BWV1052第1楽章の印象的な動機が表れます・・・尤もこの動機はブクスフローテのオルガン曲にも使用され多分当時の聖歌か何かの一節なのでしょう。まぁこのように楽しめる盤ではありました。本盤は仕様アップされて音も更に期待されます。演奏タイムデータをメモしておきますね。作品7-1(トータルタイム(以下同)17’22),7-2(12’04),7-3(14’13),7-4(16’13),7-5(12’34),7-6(7’47),作品4-1(15’24),4-2(10’239,4-3(9’59),4-4(13’45),4-5(8’12),4-6(11’32)と夫々なっています。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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