『ロイヤル・ヘンデル』　ミンコフスキ、アクサンチュス、ピオー、ミンガルド、カーティス、他（２ＣＤ）

「naive」レーベル指折りの名手らによる名盤の聴き所を一挙収録！
ヘンデル尽くしの豪華２枚組アルバムをお買い得価格で

2012年はヘンデル・イヤー、というわけではありませんが、思わずそう言ってしまいたくなるほどのヘンデル尽くしの豪華アルバムが「naive」レーベルよりお買い得価格でリリース！
　世界に活躍する名手らによる過去の名盤の数々から珠玉の演奏を抜粋し、２枚組のアルバムとして一挙にまとめあげた本アルバム。ピオーやミンガルドといった歌姫たちのアリア、ミンコフスキ＆レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル・グルノーブルによる管弦組曲、アクサンチュスによる『ハレルヤ』・・・。収録曲はもちろん、演奏陣の顔ぶれも音楽祭の如き豪華さです！　名盤それぞれの「いいとこどり」ともいうべきアルバムなので、ヘンデル関連、ひいては古楽関連の名盤を探している方には是非ともおすすめしたいアルバムです。
　プログラムは歌劇、オラトリオのアリアから管弦楽曲にいたるまで様々。いずれも各ジャンルの歴史に名を馳せる傑作揃いで、ヘンデルの多彩な音楽性に改めて感服してしまいます。冒頭に収録されている『司祭ザドク』は1727年のジョージ２世戴冠式のために作曲されたアンセムの第１曲目。初演以降は歴代国王の戴冠式で演奏されるようになり、イギリスの戴冠式ではもはやお馴染みの作品といえましょう。荘厳かつ高揚感あふれる煌びやかなハーモニーが素晴らしく、この豪華なアルバムの最初を飾るにふさわしき作品です。マルゴワールが指揮するモーツァルト編曲版『メサイア』（旧品盤：E3004）はすでに廃盤となってしまっているため、抜粋版でも聴けるのは嬉しい限り。ブックレットの末尾にはアルバムカタログが掲載されており、１曲だけでは物足りない！　と思ったアルバムはすぐに探すこともできます。（キングインターナショナル）

【収録情報】
『ロイヤル・ヘンデル〜ヘンデル作品集』

CD1
・『司祭ザドク』（ジョージ2世の戴冠式アンセムより）
　タリス室内合唱団、ロイヤル・アカデミー・コンソート
　ジェレミー・サマリー（指揮）

・歌劇『ロンゴバルディ王妃ロデリンダ』よりアリア
　パトリシア・プティボン（ソプラノ）
　ロベール・エクスペール（カウンターテノール）
　アンサンブル・アマリリス

・フルート・ソナタ ヘ長調よりアレグロ
　アンサンブル・アマリリス
　エロイーズ・ガイヤール（指揮）

・『聖セシリアの祝日のための頌歌』抜粋
　ルーシー・クロウ（ソプラノ）
　リチャード・クロフト（テノール）
　ルーヴル宮音楽隊、他
　マルク・ミンコフスキ（指揮）

・アリア『預言者の言葉が私の胸を狂喜させる』（『ヨセフとその兄弟』HWV59より）
・合唱曲『快活の人、沈思の人、温和の人』より二重唱
　サンドリーヌ・ピオー（ソプラノ）
　トピ・レーティプー（テノール）
　アカデミア・ビザンチーナ
　ステファノ・モンタナーリ（指揮）

・オラトリオ『ベルシャザル』より二重唱
　カリーナ・ゴヴァン（ソプラノ）
　マリー＝ニコル・ルミュー（アルト）
　イル・コンプレッソ・バロッコ
　アラン・カーティス（指揮）

・オラトリオ『時と悟りの勝利』よりアリア
　デボラ・ヨーク（ソプラノ）
　コンチェルト・イタリアーノ
　リナルド・アレッサンドリーニ（指揮）

・オラトリオ『メサイア』（モーツァルト編曲ドイツ語版）第2部よりアリア
　ベルナルダ・フィンク（アルト）
　ナミュール室内合唱団
　王室大厩舎・王宮付楽団
　ジャン＝クロード・マルゴワール（指揮）

CD2
・大サラバンド（ローバー編、チェンバロ組曲版）
　ヴロスラウ・レオポルディヌム室内管弦楽団
　カロル・トイチュ（指揮）

・歌劇『リナルド』よりアルメリーナのアリア
・歌劇『エジプトのジューリオ・チェーザレ』よりクレオパトラのアリア
　マリア・バーヨ（ソプラノ）
　カプリッチョ・ストラヴァガンテ
　スキップ・センペ（指揮）

・歌劇『アルチーナ』より序曲、ミュゼット、メヌエット
　コンチェルト・イタリアーノ
　リナルド・アレッサンドリーニ（指揮）

・歌劇『デイダミア』よりデイダミアのアリア
・歌劇『アレッサンドロ』よりロザーネのアリア
　サンドリーヌ・ピオー（ソプラノ）
　レ・タラン・リリク
　クリストフ・ルセ（指揮）

・オラトリオ『時と悟りの勝利』よりアリア
　サラ・ミンガルド（アルト）
　コンチェルト・イタリアーノ
　リナルド・アレッサンドリーニ（指揮）

・『水上の音楽』抜粋
　ルーヴル宮音楽隊
　マルク・ミンコフスキ（指揮）

・歌劇『テオドーラ』より二重唱
　カリーナ・ゴヴァン（ソプラノ）
　マリー＝ニコル・ルミュー（アルト）
　イル・コンプレッソ・バロッコ
　アラン・カーティス（指揮）

・オラトリオ『メサイア』より『ハレルヤ』
　アクサンチュス
　コンチェルト・ケルン
　ロランス・エキルベイ（指揮）