CD 輸入盤

『アタリア』全曲 グッドウィン&バーゼル室内管、マクグリーヴィ、ザッゾ、リアル、他(2CD)

ヘンデル(1685-1759)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697723172
組み枚数
:
2
レーベル
:
Dhm
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ヘンデル:オラトリオ『アタリア』(2CD)
グッドウィン&バーゼル室内管弦楽団


ヘンデル:歌劇『リチャード1世』(88697174212、国内盤でもリリースされレコード芸術特選)と、同じメンバーによる続編となります。弦楽器や木管楽器のやさしく美しいメロディーが絡み合い、最もヘンデルらしい作品の傑作のひとつでありましょう。この録音は没後250年を記念して2009年11月にライヴ録音されたものです。
 バーゼル室内管弦楽団はもともとモダン楽器のオーケストラでしたが、ホグウッドを首席客演指揮者に迎えてから彼の提案により、モダン楽器によるピリオド奏法を取り入れました。その後アントニーニの提案により、彼のベートーヴェンの録音では弦楽器の弓や弦、金管楽器に作曲当時の楽器を使い始め、現在では全ての奏者がモダン楽器とピリオド楽器を使い分ける、世界的にも珍しいオーケストラとなっています。イギリスのバロック・オーボエ奏者のポール・グッドウィンは、2005年同オーケストラの客演指揮者の一人として、特にバロック音楽を中心として指揮をしており、高い評価を得てきています。
 この作品『アタリア(アタライア)』は、オックスフォード大学から依頼され1733年に同大学名誉博士号授与式行事にて初演されました。ヘンデルもこの時に授与される予定でしたが辞退しています。旧約聖書に登場するユダの女王の話による戯曲によって書かれています。ヘンデルは様々な歌劇を書いてきましたが、オラトリオ作曲家として3作目にして、既に英語の劇的オラトリオをほぼ完成させてしまったのです。落ち着いた印象のアリアが多いのも特徴であり、民衆の力を表現する合唱を対照的に歌われるのもヘンデルらしい表現方法でしょう。
 この録音では、1735年に当時最高のソプラノ歌手アンナ・ストラーダと、カストラート歌手ジョヴァンニ・カレスティーニがロンドンで歌うための曲が追加された版によって演奏されています。また当時オラトリオには欠かせなかった「オルガン協奏曲」が、最後の合唱の前に挿入されているのも特徴でしょう。(ソニー・インポート)

【収録情報】
・ヘンデル:オラトリオ『アタリア』HWV52(1735年版全曲)
 (使用楽譜:1735年版によるハレ・ヘンデル・エディション、最新版)
 ジェラルディン・マクグリーヴィ(ソプラノ)
 ヌリア・リアル(ソプラノ)
 ローレンス・ザッゾ(カウンターテノール)
 デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バス)
 チャールズ・ダニエルズ(テノール)
 クレメンス・ハイドリヒ(バス・バリトン)
 アーロン・メッヘラー(ボーイ・ソプラノ)
 バーゼル室内管弦楽団(ピリオド楽器使用)
 ポール・グッドウィン(指揮)

 録音時期:2009年11月
 録音場所:バーゼル、マルティン教会
 録音方式:デジタル(ライヴ)

ユーザーレビュー

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 素晴らしい作品だ。 歌われる旋律美、と...

投稿日:2012/10/20 (土)

 素晴らしい作品だ。 歌われる旋律美、と悲劇的緊張感が続き最後までつづき一気に聞いた。コーラスの扱いは独唱とまじりあい他の作品にみられない効果を持ち、各声部の織なしぐあいもみごとだ。 歌手、オーケストラの出来は、水準以上と思う。ただ子役の出来はわざと 稚拙感を出そうとしたのではないとおもうが、いまいち。  あまり他に出ていない作品の最新盤なので、おまけで5とした。 大変いい作品だった。   

プリン さん | 奈良県 | 不明

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