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『蝶々夫人』全曲 ゼッフィレッリ演出、オーレン&アレーナ・ディ・ヴェローナ、チェドリンス、他(2004 ステレオ 日本語字幕付)(DVD)

プッチーニ (1858-1924)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TDBA0105
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
ライブ盤

商品説明

90年の歴史を持つ野外オペラ・フェスティヴァルの老舗、ヴェローナ音楽祭の2004年公演から、フランコ・ゼッフィレッリの演出&装置、ワダ・エミの衣裳、フィオレンツァ・チェドリンス主演による『蝶々夫人』が登場します。
 現在、絶頂期にあるとされる美貌のプリマドンナ、チェドリンスの蝶々夫人役は、その歌唱はもちろん、美しい容姿でも知られるソプラノだけにまさに適役。
 名演出家ゼッフィレッリが、アレーナ・ディ・ヴェローナの広大な空間をどのように使って、室内劇の要素が強いこのオペラを見せてくれるのか、大いに期待したいところです。指揮は、ダニエル・オーレン。

・プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』全曲

蝶々さん(蝶々夫人):フィオレンツァ・チェドリンス
スズキ:フランチェスカ・フランチ
ケイト・ピンカートン:ミナ・ブルム
B.F.ピンカートン:マルチェッロ・ジョルダーニ
シャープレス:フアン・ポンス
ゴロー:カルロ・ボージ
大尽ヤマドリ:アレッサンドロ・バッティアート
僧侶のおじ[ボンゾ]:カルロ・ストリウーリ
役人:アンジェロ・ナルディノッキ
戸籍係:ジョヴァンニ・スコルディーノ
蝶々さんの母親:ヴェロニカ・ジメオーニ
蝶々さんのいとこ:マリア・レティツィア・グロッセッリ

アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団&合唱団
ダニエル・オーレン(指揮)

演出&装置:フランコ・ゼッフィレッリ
衣裳:ワダ・エミ
振付:田口道子
舞台監督:ジュゼッペ・デ・フィリッピ・ヴェネツィア
照明:パオロ・マッツォン

収録:2004年7月10日 アレーナ・ディ・ヴェローナ[ライヴ]

収録時間:142分
画面:カラー、16:9
音声:リニアPCMステレオ、ドルビーデジタル 5.1、DTS 5.1
字幕:日本語、イタリア語
NTSC
Region 2

フィオレンツァ・チェドリンス(蝶々さん)
ソプラノ。イタリアのポルドノーネ生まれ。1995年ルチアーノ・パヴァロッティ国際声楽コンクールに優勝。1989年にバーリで《こうもり》のロザリンデを歌ってオペラ・デビュー。96年に初来日してから度々日本を訪れ、藤原歌劇団や新国立劇場で、《ドン・カルロ》のエリザベッタや《ラ・ボエーム》のミミなどを歌って好評を博す。豊かな声量と確かな音楽性を武器に、トスカやレオノーラ(《イル・トロヴァトーレ》)を歌ってパリやロンドンなど欧州各地に出演を重ねる傍ら、母国イタリアでの活動にも重きを置き、ベッリーニの《ノルマ》など、ベルカントもののレパートリーでも成功を収めている。(TDKコア)

マルチェッロ・ジョルダーニ(ピンカートン)
テノール。1963年、イタリアのシチリア島アウグスタ生まれ。1986年、スポレートの《リゴレット》でマントヴァ公爵を歌ってデビュー。88年、ミラノ・スカラ座に《ラ・ボエーム》のロドルフォで初登場、同年秋に初来日、藤原歌劇団で《蝶々夫人》のピンカートンを歌う。舞台映えのする容姿と、エネルギッシュな超高音域が重用され、2002年、パリ・バスティーユでのヴェルディ作《シチリアの晩鐘》(フランス語オリジナル版蘇演)で演じたアンリが好評を博し、同年、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場での《ベンヴェヌート・チェッリーニ》(ベルリオーズ)の題名役でも絶賛された。(TDKコア)

フアン・ポンス(シャープレス)
 バリトン。1946年、スペインのミノルカ島シュタデッラ生まれ。バルセロナ歌を学び、1978年にテアトロ・リセウで《ラ・トラヴィアータ》のジェルモンを歌ってオペラに主役デビュー。79年より、ロンドン、ミラノ、ウィーン、ニューヨーク、パリと大劇場を次々と制覇、ヴェルディの諸役からヴェリズモのレパートリーまで幅広く歌って、賞賛される。日本にも、1987年に初登場の後、来日を重ねる存在。映像や録音も非常に多く、柔らかな美声と舞台上の落ち着いた所作が、特に高く評価されている。(TDKコア)

フランチェスカ・フランチ(スズキ)
 イタリアのメゾソプラノ。1985年にヴェローナでオペラ・デビュー。ミラノ・スカラ座、ローマ・オペラ座を始めとするイタリア国内の劇場に出演を重ねるかたわら、パリ・オペラ座など国外の劇場にも出演。本映像のほかに《マリア・ディ・ローアン》(ドニゼッティ)のライヴ録音がある。(TDKコア)

カルロ・ボージ(ゴロー)
 イタリアのリヴォルノ生まれのテノール。1983年にフィレンツェで《外套》の脇役を歌ってオペラ・デビュー。ミラノ・スカラ座を始め、母国内の劇場を中心に脇役の妙手として活躍。ライヴ録音も多い。(TDKコア)

ダニエル・オーレン(指揮)
 指揮者。イスラエルのテルアヴィヴ生まれ。1975年にカラヤン国際指揮者コンクールに優勝後、77年にローマ歌劇場の《マノン・レスコー》でオペラ指揮者としてデビュー。以後は世界中の歌劇場で活躍。ロッシーニからプッチーニまで、イタリア・オペラのレパートリーは広く、日本の舞台でも《アイーダ》や《トスカ》、《ナブッコ》、《仮面舞踏会》など様々な演目を振って成功を収めている。TDKコアより《夢遊病の娘》(ベッリーニ)の映像が発売中。(TDKコア)

フランコ・ゼッフィレッリ(演出)
 演出家。1923年イタリア生まれ。オペラでは、故マリア・カラスと組んで《トスカ》や《ノルマ》で歴史的な舞台を作り上げたほか、スカラ座の《オテッロ》(76)やウィーンでの《カルメン》(78)で、故カルロス・クライバーとの共同作業が大成功を収めている。プッチーニの《ラ・ボエーム》、《トゥーランドット》といった演目を代表格に、豪奢なステージ作りで一世を風靡し、2002年制作の『永遠のマリア・カラス』では映画監督としても健在振りを示した。TDKコアから、上述のクライバー指揮の《カルメン》やヴェローナでの《カルメン》、ミラノ・スカラ座の《ラ・ボエーム》など、複数の映像が発売中。(TDKコア)

内容詳細

野外劇場でのオペラ公演が有名な、ヴェローナ音楽祭の2004年公演から、ゼッフィレッリが演出したエキゾチックで美しい「蝶々夫人」のライヴ映像。蝶々夫人を演ずるチェドリンスの、迫真の演技が感動的だ。(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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2019二期会公演よりずっと満足いく、歌も舞...

投稿日:2020/03/08 (日)

2019二期会公演よりずっと満足いく、歌も舞台も。昔の藤原で見た東敦子に迫る。ソリストの歌唱力が抜群。舞台も日本に見える。映像音声は鮮明。

angel さん | 東京都 | 不明

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結構、日本チックな感じでよかったかな・・...

投稿日:2009/04/27 (月)

結構、日本チックな感じでよかったかな・・・・?ただ蝶々さんがあんまり日本人っぽくない動き&ちょっとヒステリックっぽくって残念。他の方も書かれているように「スズキ」のたち振るまいは素晴らしかったです!

フラン さん | 千葉県 | 不明

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日本人が見るとどうしても違和感を感じてし...

投稿日:2009/03/18 (水)

日本人が見るとどうしても違和感を感じてしまう「蝶々夫人」だが、私も当盤はさほど違和感を感じなかった方だ。ゼフィレッリの演出はオーソドックスで安心して見ていられるし、衣装も日本人が担当しており、特に問題なし。日本の着物では暑いし圧迫感があって汗だくの上、動きがとり辛い。今のオペラは動きがないと退屈だし。一昨年二期会の蝶々さんを見て、それほど動いてないのに、汗だくなので違和感を感じた。歌手ではチェンドリスの熱唱がやはり好印象。

アンゲロプロス さん | さいたま | 不明

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