CD 輸入盤

オラトリオ『アルミニウス』 H.マックス&ゲッティンガー響、ライニッシェ・カントライ(2CD)

ブルッフ (1838-1920)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
777453
組み枚数
:
2
レーベル
:
Cpo
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ブルッフ:オラトリオ『アルミニウス』(2CD)

1875年2月、若きウェストファーレンの教師キュッペルスが偶然見つけた叙事詩について、ブルッフ(1838−1920)は出版者ジムロックに熱心に手紙を書きました。
 「この詩はディテュラムボス(バッカス賛歌)のように熱狂的です。この詩につけるメロディもリズムも次から次へと湧き起こります。」
 ローマ帝国初期のゲルマン人の首長アルミニウスの生涯に基づいたテキストによる4部からなるオラトリオは、最後の部分の戦いの場面で壮大なるクライマックスを築きます。ブルッフの声楽曲は現在ではほとんど聴く機会がありませんので、この演奏は本当に貴重なものと言えるでしょう。(ナクソス・ジャパン)

【収録情報】
・ブルッフ:オラトリオ『アルミニウス』Op.43
 ハンス・クリストフ・ベゲマン(バリトン)
 マイケル・スモールウッド(テノール)
 ウルズラ・アイティンガー(メゾ・ソプラノ)
 諸岡亮子(オルガン)
 ライニッシェ・カントライ
 ゲッティンガー交響楽団
 ヘルマン・マックス(指揮)

 録音時期:2008年
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Introduction: Was walzt sich, dunkeln Wetterwolken gleich (Chorus)
  • 02. Introduction, Recitative: Es sind die Schaaren Latiums (Arminius, Chorus, Siegmund)
  • 03. Introduction: Wir sind des Mars gewalt'ge Sohne (Chorus of Romans)
  • 04. Introduction, Recitative: Doch hier ist ihrer Herrschaft Grenze (Arminius)
  • 05. Introduction: Wir, Wodans freie Sohne (Chorus) - Duet: Frei schwebt der Adler in den Luften (Arminius, Siegmund)
  • 06. In the sacred forest, Scene: Prelude - Recitative: In des Waldes Hallen rauscht es leis' geheimnisvoll (Priestess, Chorus)
  • 07. In the sacred forest: Ihr Gotter, Walhallas Bewohner, o neiget euch gnadig (Chorus)
  • 08. The Insurrection, Recitative: O dass ich kunden muss meines Volkes Schmach! (Arminius, Chorus)
  • 09. The Insurrection, Recitative: O Jammer dieser dunkeln Tage (Siegmund) - Aria: Ich erschlug ihn und floh (Siegmund)
  • 10. The Insurrection: Ich habe sie geseh'n, o viele sah' ich meiner tapfern (Chorus)
  • 11. The Insurrection, Scene: Dulden wir langer die Schmach (Arminius)
  • 12. The Insurrection, Battle Song: Zum Kampf! zum Kampf! (Arminius, Siegmund, Chorus)

ディスク   2

  • 01. The Battle, Recitative: Dumpf erdrohnet der Forst vom heulenden Sturm (Priestess) - Aria: Wodan! Gottlicher, Schlachtenlenker! (Priestess)
  • 02. The Battle: Wie donnernd vom Felsen der Strom Schaumend (Chorus)
  • 03. The Battle, Recitative: Hehre Mutter, Freya, gottliche (Priestess, Chorus)
  • 04. The Battle, Scene: Recitative: Weh mir, ich sterbe (Siegmund, Chorus)
  • 05. The Battle: Horch, horch, es nahen Siegesklange, und tausend (Women, Chorus of Returning Warriors)
  • 06. The Battle, Recitative: Nicht meine Kraft, der Gotter Hulfe war's (Arminius)
  • 07. The Battle, Final Chorus: Gross ist der Ruhm der deutschen Sohne! (Priestess, Chorus, Arminius)

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古代ゲルマン系部族、ケルスキ族の族長であ...

投稿日:2014/07/13 (日)

古代ゲルマン系部族、ケルスキ族の族長であったアルミニウス(紀元前16年〜紀元21年)は、当時ゲルマニアと呼ばれていたドイツの地をローマ帝国の侵略から守るべくゲルマン諸部族の盟主として決起、紀元9年のトイトブルク森の戦いでローマ軍をほぼ全滅させる大勝利を収め、ローマの野望を阻止した英雄である。この勝利によってゲルマニアはローマの支配下から逃れ、民族的独立を保持できた。アルミニウス自身はその後もローマ軍、親ローマ派部族やアルミニウスの強大さを危惧したゲルマン部族とも争い、その戦いの最中で戦傷死してしまうが、彼の偉業は語り継がれ、今でもドイツでは民族的英雄として尊敬されている。 1875年2月、若きウェストファーレンの教師アダム・ヨーゼフ・キュッペルスが発表したアルミニウスの叙事詩を読んだマックス・ブルッフは非常に感動し、この叙事詩をテキストにしたオラトリオの作曲に取り掛かった。1877年に完成したこのオラトリオ『アルミニウス』は、全4部、演奏時間約90分という大作である。バス(アルミニウス)・テノール(ジークムント)・アルト(尼僧)という独唱陣と合唱、オルガン、オーケストラという大規模な構成である。ブルッフ一流の歌ごころある流麗な旋律の美しさ、ドラマティックな起伏の豊かさが聴き応えある力作である。 この録音は2009年2月28日〜3月2日、ドイツ、ニーダーザクセン州オスナブリュック市近郊、トイトブルク森古戦場跡に建てられたカルクリーゼ遺跡公園・博物館で行われた戦闘2000周年記念式典での演奏会のライブ録音。演奏者はヘルマン・マックス指揮ゲッティンゲン交響楽団、ハンス・クリフトフ・ベーゲマン(バス)、マイケル・スモールウッド(テノール)、ウルズラ・アイッティンガー(アルト)、諸岡涼子(オルガン)、ライニッシェ・カントライ(合唱)。民族的英雄の偉業を讃えようという、ゲルマン魂全開の共感に満ちた熱演である。音質も良好。

金山寺味噌 さん | 愛知県 | 不明

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