DVD 輸入盤

交響曲第3番 クリスティアーン・ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
740808
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

弱音へのこだわりが生んだ美しく雄弁な
ティーレマン&SKDのブルックナー第3番


ティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデンによるブルックナー交響曲チクルス。2012年のティーレマン首席指揮者就任以来進めているプロジェクトでこれまでに、第8番(2012年収録)、第5番(2013年収録)、第9番(2015年収録)、第4番(2015年収録)、第6番(2015年収録)が発売されています。
 今回リリースされるのは交響曲第3番。ブルックナーの交響曲にはたいてい版の問題がつきものですが、今回ティーレマンは第3番に関して1877年第2稿を用いています。第3番は1873に初稿が完成。その際に第2番と第3番の総譜をワーグナーに見せ、後に第3番を献呈しています。この第1稿にはワーグナーから引用が多く含まれていました。しかし初演の際に演奏不可能とされ ブルックナーは大幅な改訂を行います。ここでワーグナーから引用されたフレーズは削除されています。これが第2稿となります。1950年に出版された第2稿に基づく校訂をエーザー版と言いますが、これには第3楽章スケルツォのコーダがありません。ティーレマンが用いたのはコーダが含まれる1981年出版の新全集ノヴァーク版。このコーダについては、1878年レティヒ社から出版される際に、ブルックナー自身がコーダを削除することを望んだとされています。
 シュターツカペレ・ドレスデンのブルックナーといえばシノーポリとの録音集がありますが、同コンビで1990年に録音された第3番も、今回ティーレマンと同じ版を用いています。ドレスデンの美しい弦の響きは言うまでもなく、金管の柔らかくも深みのあるサウンドは素晴らしく冒頭の雄大さは圧巻。スケルツォ部分もスリリングでヴァイオリンが奏でる動機が印象強く演奏されています。ティーレマンは細部にまで渡り緻密に表現し、音楽に深く傾倒し、特にコーダへ通じる演奏は、究極の弱音でもって高度な緊張感を持続し、その後の音楽の開放は力みのない深い響きを作り上げています。(輸入元情報)

【収録情報】
● ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB103『ワーグナー』(1877年稿)


 シュターツカペレ・ドレスデン
 クリスティアーン・ティーレマン(指揮)

 収録時期:2016年9月2,3日
 収録場所:ミュンヘン、フィルハーモニー(ライヴ)
 映像監督:エリーザベト・メルツァー

 収録時間:68分
 画面:カラー、16:9
 音声:PCM 2.0、DTS 5.0
 NTSC
 Region All

ユーザーレビュー

総合評価

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ブルーレイ・オーディオかSACDであれば...

投稿日:2021/03/21 (日)

ブルーレイ・オーディオかSACDであればなお良いという感じであろうか。最近この手の動画付きブルーレイがCD並みにリリースされているが、需要はどの程度のものなのだろうか。個人的にはクラシックに動画は要らない。音だけ聞ければいい。ならばと思い、画像を見ずに音だけ聞いてみた。サラウンドで聴いたがあまり感動がなかった。というか音についても感心しなかった。48khzなので通常CDよりは多少いいハズなのだが。ただドレスデンはやはり上手。ティレマンの指揮も大柄のため堂々と見え、絵的には悪くない。

ゆっきー さん | 千葉県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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