CD

Sym.1: Dohnanyi / Cleveland.o +tragic, Academic

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS21013
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ブラームス:交響曲第1番、悲劇的序曲&大学祝典序曲
ドホナーニ/クリーヴランド管

ブラームスが20年の歳月をかけて完成した交響曲第1番。その雄大な楽想、古典的な造形ゆえに「ベートーヴェンの第10交響曲」と賞される名作です。現代を代表する知性派指揮者ドホナーニ率いるクリーブランド管の緻密なアンサンブルによる、明晰な構築性に優れた演奏です。

収録曲   

総合評価

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交響曲第1番は素晴らしい。しかし、交響曲...

投稿日:2013/07/04 (木)

交響曲第1番は素晴らしい。しかし、交響曲については他の方が雄弁に語っているのでここでは触れない。私が驚いたのは「大学祝典序曲」である。ある高名な評論家が「大学祝典序曲はつまらない曲だが、クナの演奏は格別」と語っていた。私はこの曲は大好きで、ワルター、バルビローリ、ハイティンク、ヨッフム・・・とたくさん漁り回り、色々理屈をつけながら聴いてきた。そのため、ある意味では「つまらない曲」なのかもしれない。しかし、この演奏を聴いて初めてこの曲で鳥肌が立つ思いがした。この曲は片手間で適当に書かれた曲では無いのだ。ここでスコアを・・と言いたいが、やめておこう。聴くのが一番。特にこの曲に疑問を抱いている方には聴いて欲しい。生意気言ってごめんね!

のだめノビルメンテ さん | 新潟県 | 不明

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マゼールの後任としてCLOを受け持ったドホ...

投稿日:2010/11/22 (月)

マゼールの後任としてCLOを受け持ったドホナーニは特にセル時代に出来上がったCLOの強靭なアンサンブルを活かして更に磨きをかけて行った指揮者ですが何となく「線」の細い指揮者である印象を拭えなくなって久しいです。その創り出す音楽は決して線が細いわけではないのに・・・そう主張が我々凡人にはつかみ切れないもどかしさも有るようです。本盤ブラームス交響曲第1番は1986年ドホナーニ57歳頃の演奏録音で演奏タイムは@13’53A9’13B4’30C16’41と心持ちほんの少しだけ全体速い気もしますが聴いていてそれは感じません。この第1番はブラームス交響曲の中ではドホナーニ演奏アプローチに比較的合っている方かと思います。決してハツタリはないし従って新鮮さに耳をたてる事もないのですがその正攻さに彼の真面目を汲み取れます。情感・・・特にブラームスの屈託面を表現する面・・・より勝利に向かって行く曲故かドホナーニの直截さが効を奏しているのかも知れません。第1楽章は厳しい出だしと申せましょう。そして展開部ではこの曲の構築性をきっちり押える様に固く踏みしめてゆっくり進みます。中間部でのピークへの足がかりも単に勢いで行くのではなくコントロールが効いています。CLOのアンサンブルの妙が味わえます。聴き様によってはモタモタしている様に聴こえるかもしれません。第2楽章、私が普段この楽章で覚える冗長さは感じません、そうコンパクトなイメージで演奏自体の真面目さを語ってくれます。第3楽章は活発ながらソフトな面も出した独特の雰囲気で聴き終えると中々引き締まっていたかなと・・・。いよいよ最終楽章出だしから数分経てホルンの宣声が上がる直前の駆け込みサウンドは特徴あります。例の歓喜テーマ名から展開へはティンパニーの拍子取りが適度なアクセントとなって覇気ある演奏となっています。やや次々と曲想を「処理」して行く風に聴こえるかもしれませんが最後ビシッと決めやや引っ張り気味に終わります。地味な演奏ですが奇を衒わない安心して聴ける演奏ですね。面白さが分かるには少し時間が要るのかもしれません。「悲劇的序曲」(演奏タイム13’32)は縁取り鮮やかにこれも情感豊かにダメ押ししての終わりの畳みかけはギリシャ彫刻的で素晴らしいですが底から突き上げて来るもう一歩が欲しい気もしました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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ドホナーニは再評価されるべき指揮者だと思...

投稿日:2009/10/06 (火)

ドホナーニは再評価されるべき指揮者だと思う。Brahmsがこんなに美しく聴こえるなんて。精神的な重圧など微塵もない。とにかく美しく響くことだけを最重視しているかのようだ。カラヤン以上。劇的な表現や、魂の叫びみたいなものは一切ないが、実はこういう演奏にこそ真実があるように思う。フルトヴェングラーのBrahmsにわざとらしさや、重苦しさを感じる人はこれを聞け!

GZ さん | 三重県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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