Hi Quality CD 輸入盤

交響曲全集 セルジウ・チェリビダッケ&ミラノRAI交響楽団(1959)(3CD)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ATS940
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
Hi Quality CD
その他
:
輸入盤

商品説明

チェリビダッケ40代のブラームス全集

当ブラームス・ツィクルスは、40代のチェリビダッケがミラノ・イタリア放送(RAI)交響楽団と短期間で演奏した名演です。ベルリン時代の過剰な熱狂は影を潜め、晩年のアプローチに通じる楽曲後半に行けば行くほどどっしりと遅くなる傾向が既にみられます。しかし、テンポ設定は当然のことながら妥当て常識的。正統派の名演として指を屈せる演奏と申せましょう。
 第1番はフィナーレに点描のような誰もやらない個性的な表現が見られます。第2番はフルトヴェングラー風のアッチェレランドは控えて存分に歌います。第3番のヒロイックな表現も上々。そして白眉は第4番で、ここではチェリビダッケは普段の理性をかなぐり捨て、フルトヴェングラーの影響が如実な夢見るような儚い開始と揺蕩うロマンに身を任せております。イタリアの交響楽団というと金管のヘタレぶりや弦楽器の薄さに眉を顰める方も多いと思われますが、ことこの演奏についてはチェリビダッケの厳しい指導のもと、立派で重厚な響きを楽しめます。
 当演奏は、チェリビダッケが幻の存在であった頃に、国内盤としても紹介されたことのある演奏で、音質の良さも評価されレコード芸術誌でも推薦されました。今回は原盤を持つ「MOVIMENTO MUSICA」の残党提供による音源をもとにしての復刻、テープ上の傷も極力修正されており、さらにはUHQCD化で鮮やかな音質で蘇りました。(輸入元情報)

【収録情報】
ブラームス:交響曲全集


● 交響曲第1番ハ短調 Op.68(録音時期:1959年3月20日)
● 交響曲第2番ニ長調 Op.73(録音時期:1959年3月24日)
● 交響曲第3番ヘ長調 Op.90(録音時期:1959年3月20日)
● 交響曲第4番ホ短調 Op.98(録音時期:1959年3月24日)

 ミラノRAI交響楽団
 セルジウ・チェリビダッケ(指揮)

 録音場所:ミラノRAI公会堂
 録音方式:モノラル(ライヴ)

ユーザーレビュー

総合評価

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残念ながら復刻としては元ソースの音質には...

投稿日:2023/11/29 (水)

残念ながら復刻としては元ソースの音質には程遠い仕上がりで、できることならfonit cetraのLP中古を手に入れたくなります。movimento musica盤も一部に欠落はあるものの、これよりはいい後でした。

さすらうおっさん さん | 東京都 | 不明

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チェリビダッケがなぜ戦後のベルリン・フィ...

投稿日:2009/06/30 (火)

チェリビダッケがなぜ戦後のベルリン・フィルの常任指揮者として大喝采を浴び続け、1954年11月28日にベルリン・フィル復興の功績によりドイツ連邦共和国功労十字大勲章を受章したのかが大いにうなずけるブラームス・チクルスである。とりわけ第2番終楽章のテンポの移行は圧巻であり、第4番終楽章のアンサンブルは秀逸である。この優れたLiveが1959年3月24日(第1番と3番は同20日)当時のミラノ・イタリア放送響の演奏によるものであることにも驚嘆させられる。

イリビタッテ さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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