ヒンデミット(1895-1963)
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ヒンデミット(1895-1963) レビュー一覧 6ページ目

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商品ユーザーレビュー

110件
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  • 「気高き幻想」の気高くもエゴイスティックな表現が素...

    投稿日:2006/10/24

    「気高き幻想」の気高くもエゴイスティックな表現が素晴しい。協奏曲の時に突き放したようなニヒルな雰囲気もいい。ヒンデミットを一枚だけ聴くとしたら文句無くこの一枚になるだろう。

    SANDOR さん

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  • 上の「曲目とサンプル」は1、2とすべきだと思います...

    投稿日:2004/11/05

    上の「曲目とサンプル」は1、2とすべきだと思いますが・・。それはさておき、力強く明確な演奏で、曲の魅力をきちんと表出している。全体に全く弛緩するとこなく緊張感を失わずに全曲を通した快演である。ただ、オケの実力は今一歩のところがある。決してイワユル現代音楽でなく、初めてでも聴き易い曲ですので、この曲を知らない方はこの盤に限らず味わうべし、です。

    フランツ さん

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  • トゥルトゥリエのヒンデミットはどれも素晴らしいが、...

    投稿日:2003/12/19

    トゥルトゥリエのヒンデミットはどれも素晴らしいが、この「世界の調和」は最高だ! カップリングのシンフォニア・セレーナもよい。ヒンデミットの面白さが改めてわかる。

    丘太朗 さん

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  • フルート、オーボエ、バスーン、クラリネット、ホルン...

    投稿日:2022/07/03

    フルート、オーボエ、バスーン、クラリネット、ホルン、トランペット、イングリッシュホルン、トロンボーン、アルトサックス、チューバまである。ヒンデミットが管楽器とピアノのために書いたソナタ集。この分野を得意としたプーランクはじめフランス近代音楽家達のお株を奪うような、管楽器の特色を活かした見事な作品が並ぶ。英文のブックレットによると、作曲された時期は3期に分けられる。ヒンデミットは色々な楽器の奏法に長けた人だったようで、こだわりを持って取り組んでいたようだ。2018年から2019年にイタリアで録音されたもので、音質は特に問題無い。

    saitaman さん

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  • バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ、パルティータにあ...

    投稿日:2022/03/17

    バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ、パルティータにあたる「無伴奏ビオラのソナタ」がヒンデミットの無伴奏ビオラソナタである。本来ビオラ奏者であったヒンデミットが渾身の勢力を注いで20世紀に作曲した「無伴奏ビオラソナタ」と「ビオラとピアノのためのソナタ」は注目に値する。ヴァイオリンに比べて地味なビオラという楽器は普段演奏会で取り上げられる機会は少ない。オーケストラでヴァイオリンとチェロの間の音程を受け持つビオラという楽器についての認識は少ないが、ヴァイオリンと同じ様な「高音域」からチェロと同じ様な「低域」までをカバーするビオラの魅力を一言で言い尽くすことはできないが、独奏楽器としての魅力は格別なものがある。 このLPはビオラの魅力をいかんなく表現している。 是非一度は聞いていて損はない。

    ゲゲゲアサ さん

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  • パウル・ヒンデミット(1895-1963)が自作を指揮してド...

    投稿日:2021/03/20

    パウル・ヒンデミット(1895-1963)が自作を指揮してドイツ・グラモフォンに遺した録音の全てを集成した3CDsで、演奏はベルリン・フィル。 録音は1954-1957年。全てモノラル。 聴き始めはさすがに音の古さを感じるが、すぐ慣れてしまう。 意外と良い音だ。 代表作の他、あまり録音のない曲も含んでいるが、これらがまた非常にいい曲。 自分で録音するために選んだ曲なのだからそれも当たり前だろう。 ヒンデミットは指揮が巧かった事がよく判るし、改めてベルリン・フィルの機能性の高さも痛感させられる。

    妻三郎 さん

    0
  • ヒンデミットの管弦楽、体育会系の音楽って感じ、演奏...

    投稿日:2021/03/05

    ヒンデミットの管弦楽、体育会系の音楽って感じ、演奏はいつのもヤノフスキ、キッチリ細部までよくわかる指揮、録音も優秀、ちょっと癖になる曲。

    ruri さん

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  • ヒンデミットはあらゆる楽器のためにソナタを書いたと...

    投稿日:2018/02/03

    ヒンデミットはあらゆる楽器のためにソナタを書いたと言われる 驚異の多作家に興味が湧く以上にその中から金管楽器のためのソナタだけをまとめた当ディスクはレコード史のなかで特異な光を放ち続けている それは類似のディスクを見ることがないからだ その特別な録音が誕生し残ることになった原因は明白だ それぞれの金管楽器を吹奏した名うての奏者故ではない 全てのソナタでピアノを弾いたのがグレン・グールドだったからだ ヒンデミットの評価が先に立っている グールドにヒンデミットは重要な作曲家であるという価値観があって可能になった録音だ 事実耳は等分以上にピアノに奪われる グールドは伴奏などしていない グールドの打楽器的ピアニズムが功を奏している 金管楽器と対等なDUOが丁々発止と展開される 驚くのはヒンデミットの金管吹奏の向こうに広がる静寂に気づいたことだ ヒンデミットは音色美を表現の根底に置いている グールドのピアノとて例外ではないことをグールドは自覚していた たった二つの楽器が描き出す夜空をずっと見上げていられる朋と聴こう あなたも如何  

    風信子 さん

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  • ー対位法、調性及びピアノ奏法の研究ーと銘打った”音...

    投稿日:2017/12/06

    ー対位法、調性及びピアノ奏法の研究ーと銘打った”音の戯れ”は反十二音技法による無調音楽への試みと言っていい 調性音楽を拡張することで調性の香りを残しながら只管全十二音の均質平等等価による音楽へ接近しようとする 各所で響く和音は偶発せしものであり和声進行を前提としていない それでも随所に調性感を感じざるを得ない事実も突きつけている 演奏者は調性感を感知しながらも対位法として線の進行に専心しなければならず困難な均衡を取ることを常に強いられる ベレゾフスキー演奏の可否は作曲者ヒンデミットに引責がある 明らかに解決されないが和声音楽の書法に傾いてしまう部分があるからだ むしろ実験的な試みより音楽の渾身から滲み出す抒情性が浮上してきて聴く者の感性を撫でていく 曲が先へ進むに連れ”フーガ”は取り留めなく聞こえ 繋ぐ”間奏曲”の方に余韻というか余情が濃くなる 25曲目”後奏”は流石に曲も演奏も一頭地を抜く出来だと納得する 聴かないことには始まらないので お聴きになっては如何 ”ルードゥス・トナリス”の後で”1922年”は蛇足だろう   

    風信子 さん

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  • とんでもなく面白い それだけに実演に触れる機会がな...

    投稿日:2017/11/11

    とんでもなく面白い それだけに実演に触れる機会がない 録音の効用大なるもやっぱり観て聴きたいものだ 20代のヒンデミットは過激な振る舞いの中にウイットとユーモアが溢れていて実に好い 先ず”ミニマックス”だろう 弦楽四重奏曲だが如何にも軍楽隊が演奏しそうな曲種のパロディを寛いで弾く 行進曲 序曲 間奏曲 ワルツと何処かで聞いたかなあといった趣でそれとなく有名曲の触りだか歪みだかが仕込んである クスッと鼻が鳴る人も多かろう 何にしても休日感濃厚なので愉しめる 因みにわたしのお気に入りは”二人の愉快な薄汚い奴”  しかし銘記すべきは冒頭の”クラリネット五重奏曲”だろう ’23年オリジナル版とあるが 一般的と言われる’54年版を知らないから違いがわからない 聴けばこれも面白い 実験的でもあり叙情的でもある 歪といえば歪だが魅力ある逸品だ そして何より嬉しかったのは”さまよえるオランダ人”序曲のパロディーが聴けたことだ 憧憬と揶揄皮肉が綯い交ぜになったヒンデミットの素顔を覗いたようで妙に気恥ずかしくそして面白い お聴きになっては如何 

    風信子 さん

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