CD 輸入盤

レスピーギとエルガーによるバッハ編曲集 シュウォーツ&シアトル交響楽団

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8572741
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

レスピーギとエルガーによるバッハ編曲集
シュウォーツ&シアトル交響楽団


DELOSレーベルからのライセンス発売。面白い内容にも関わらず、長く廃盤(右の画像)だったので、ナクソスからの復活は歓迎されるところです。
 バッハ作品のオーケストラ編曲といえばストコフスキーが有名ですが、ほかにもシェーンベルクやヴェーベルン、レーガー、ホルスト、ウォルトン、バントック、ヴォーン=ウィリアムズ、オネゲルなどといった作曲家のほか、オーマンディ、スクロヴァチェフスキ、バルビローリ、クレンペラー、ミトロプーロス、サージェント、ダムロッシュ、ウッド、ラインスドルフなどの指揮者も編曲をおこなっています。
 このアルバムでは、中でも特に成功していると思われる、パッサカリアなどレスピーギによるいくつかの編曲と、エルガーによる幻想曲とフーガを収録。
 レスピーギ[1879-1936]はオーケストレーションの達人としても有名ですが、ここに収められたバッハの編曲でも、非常に色彩豊かで壮麗・劇的なサウンドにより、バッハの音楽にユニークな角度から迫って実に面白い音楽を聴かせてくれます。
 一方、エルガー[1857-1934]による編曲も、色彩こそ抑え目なもののやはり重厚で壮大な表現力を持ったもので、エルガーならではの厚みのある音の色合いが魅力的です。

【シュウォーツの名演】
オーストリア人を両親に1947年にアメリカに生まれたジェラード・シュウォーツ(シュワルツ)は、1985年から2011年まで四半世以上に渡ってシアトル交響楽団の音楽監督を務め、数多くのコンサートをおこなうと共にレコーディングにも精力的に取り組み、多くの注目盤を制作しています。
 特に1980年代から90年代にかけてのレコーディングは質量共に充実しており、このバッハ・アルバムもそうした一連のアルバムの中の一つとして話題になったものです。
 トランペットの名手としても有名だったシュウォーツは、金管セクションにも説得力ある歌を要求するほど旋律の流れを大切にした演奏をすることでも知られており、金管楽器の活躍する近現代作品でのオーケストレーションとの相性も抜群。
 ここでは各作品の持ち味を巧みに引き出しており、たとえば、通常12〜13分で演奏されるパッサカリアに15分もかけて重厚荘厳に仕上げているのが印象的です。
 バッハのオーケストラ編曲に興味のある方、必携の高水準な内容のアルバムです 。(HMV)

【収録情報】
J.S.バッハ/レスピーギ編曲:
・3つのコラールプレリュード P167
 『いざ来ませ、異邦人の救い主』 BWV.659:レント・アッサイ
 『私の魂は主をあがめ』 BWV.648:アンダンテ・コン・モート・エ・スケルツァンド
 『目覚めよと呼ぶ声あり』 BWV.645:アンダンテ
・ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 P85(原曲:BWV.1023)
・前奏曲とフーガ ニ長調 P158(原曲:BWV.532)
・パッサカリアとフーガ ハ短調 P159(原曲:BWV.582)

J.S.バッハ/エルガー編曲:
・幻想曲とフーガ ハ短調 Op.86(原曲:BWV.537)

 イルッカ・タルヴィ(ヴァイオリン)
 シアトル交響楽団
 ジェラード・シュウォーツ(指揮)

 録音時期:1989年、1990年、1991年
 録音場所:シアトル・センター・オペラ・ハウス
 録音方式:デジタル(セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

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レスピーギの編曲したヴァイオリン・ソナタ...

投稿日:2013/01/27 (日)

レスピーギの編曲したヴァイオリン・ソナタホ短調などは実際のバッハのコンチェルトかと思わす。前半がしっとりとした内容、後半はレスピーギ、エルガーの華麗なオーケストレーションで、シアトル交響楽団のレベルの高さを堪能できる1枚である。

アッキ さん | 茨城県 | 不明

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バッハをレスピーギが編曲、・・・いったい...

投稿日:2012/10/03 (水)

バッハをレスピーギが編曲、・・・いったいどうなるのか、イタリアっぽくはなやかになるのか・・・あまり想像できませんでしたが、聞いてみたら、悲しく静かで、だけど美しかったです。ただポリフォニーの要素が少し物足りなく、ホモフォニーの要素が多く感じました。エルガーのは、勝手に造語を作っちゃうとブリティッシュバッハ(笑)とでも言いましょうか。僕はあまり好きになれませんでした。しかしレスピーギ編曲は聞いてみて良かったです。

ひ〜ちゃん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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