ドヴォルザーク(1841-1904)

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CD 輸入盤

交響曲第4番、チェコ組曲 ヘンゲルブロック&北ドイツ放送交響楽団

ドヴォルザーク(1841-1904)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88725464672
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ドヴォルザーク交響曲第4番、チェコ組曲
ヘンゲルブロック&北ドイツ放送響


トーマス・ヘンゲルブロックはフライブルク・バロック管弦楽団やバルタザール=ノイマン・アンサンブルなど古楽分野の活動で有名になりましたが、実際にはドイツ・カンマーフィルハーモニーの首席指揮者(1995-1999)や、ウィーン・フォルクスオーパーの音楽監督(2001-2003)を務めるなどレパートリーは幅広く、少し前にバイロイトでの『タンホイザー』が話題になったばかりでした。
 今回登場するドヴォルザーク・アルバムは、北ドイツ放送響とのシューマン交響曲第4番&メンデルスゾーン交響曲第1番に続くソニー・クラシカル第2弾となります。

【交響曲第4番 タンホイザーを思わせる第2楽章】
交響曲第4番はドヴォルザークが32歳の時に書かれた作品。この時期のドヴォルザークは、ワーグナーの音楽に熱狂していたワグネリアンでもあり、その影響はオペラやオーケストラ作品から室内楽にまで及んでいました。
 この交響曲第4番にもその影響は顕著で、第2楽章はまるでタンホイザーのパロディ作品ではないかと思えるくらいに似通った雰囲気が印象的です。
 奇しくもヘンゲルブロックはバイロイトの『タンホイザー』で話題になっていたばかりなので、その繋がりでの選曲ではないかとも思えるようなプログラムです。

【チェコ組曲 民俗的要素の反映】
組み合わせの『チェコ組曲』は、ドヴォルザークが38歳の年に書かれた作品ですが、前年の『スラヴ舞曲集』の大成功を受けたこともあってか、ここではチェコの要素が色濃く反映された旋律とリズムによる音楽が書き上げられています。

【ヘンゲルブロック&北ドイツ放送響】
前作のシューマン&メンデルスゾーンでは、ヴィブラートを抑えたピリオド奏法を導入して初期ロマン派本来のサウンドを追求していましたが、今回も時代的にはそれほど変わらないので、楽団伝統の持ち味である重厚さは残しながらも、シャープな切れ味で動的な音楽が表現されているのではないかと思われます。(HMV)

【収録情報】
ドヴォルザーク:
・交響曲第4番ニ短調 Op.13
・チェコ組曲ニ長調 Op.39

 北ドイツ放送交響楽団
 トーマス・ヘンゲルブロック(指揮)

 録音時期:2012年6月5-8日
 録音場所:リューベック、ムジーク・ウント・コングレスハレ
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

ユーザーレビュー

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SonyからのNDR響の選曲からして、一筋縄で...

投稿日:2015/04/10 (金)

SonyからのNDR響の選曲からして、一筋縄ではいかない独自の目を持っている。古楽系だけれど、古い垢取り去って、今、生まれた音楽の様に新鮮、キビキビのリズム、固いティンパニ、流麗な民謡調メロディ、速めに、鍛え込んだ音で、スクエアな一方、ロマンティックに歌わす、実力派の見事な演奏。このジャケット、伊達じゃないよ。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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廉価セットの乱発で新譜に手が回らないが、...

投稿日:2012/10/20 (土)

廉価セットの乱発で新譜に手が回らないが、そんな中でもこれは聴きたいと思わせる数少ないひとりヘンゲルブロック。ドヴォルザークの初期交響曲中一番の魅力作である4番とチェコ組曲という選曲からしてバッチリだ。アクセントを強く、メリハリを利かせてリズミックに展開する音楽づくりはシャイーと共通するが、ヘンゲルブロックのほうがはるかに腕が上であり、実に清新な4番に仕上がっている。チェコ組曲のほうはノスタルジーが少々不足かな。これで録音がもう少しよければ満足なんだが。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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