ドニゼッティ(1797-1848)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

『ポリウート』全曲 オレグ・カエターニ&ウィーン交響楽団、ホセ・カレーラス、カーティア・リッチャレッリ、他(1986 ステレオ)(2CD)

ドニゼッティ(1797-1848)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
19075807802
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ドニゼッティ:『ポリウート』
ホセ・カレーラス、カーティア・リッチャレッリ
オレグ・カエターニ&ウィーン交響楽団


マリア・カラスが長年の封印を解き、20世紀に復活上演させたことで知られるドニゼッティ『ポリウート』の初のデジタル録音となったもの。それだけでなくカラスの古いライヴ盤以外全曲盤が皆無だったこのオペラが整った条件で録音された初めての機会でもありました。キリスト教徒への迫害が続く紀元257年のアルメニアを舞台に、密かに「禁じられた宗教」であるキリスト教に改宗し、殉教の道を選んだ行政官のポリウートを主人公に据えたベルカント・オペラです。
 カレーラスの絶唱のほか、リッチャレッリ、ポンスなど適役適所の配役も素晴らしく、手に汗握る劇的なベルカント歌唱を堪能できます。指揮はマルケヴィッチの息子、オレグ・カエターニが担っています。(輸入元情報)

【収録情報】
● ドニゼッティ:歌劇『ポリウート』全曲


 ホセ・カレーラス(テノール)
 カーティア・リッチャレッリ(ソプラノ)
 フアン・ボンス(バリトン)
 ラーズロ・ポールガール(バス)
 ジョルゲ・ピータ(テノール)
 パオロ・ガヴァネッリ(バス)
 ハリー・ペータース(バス)、他
 ウィーン・ジングアカデミー合唱団
 ウィーン交響楽団
 オレグ・カエターニ(指揮)

 録音時期:1986年3月6日
 録音場所:ウィーン、コンツェルトハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
歌劇『ポリウート』は他のドニゼッティの作...

投稿日:2017/09/14 (木)

歌劇『ポリウート』は他のドニゼッティの作品の影に隠れて上演がまれな作品だが、音楽も台本も優れていると思う。 音楽は全体的に派手ではなく、印象に残るアリアやデュエットがあるわけではないが、穏やかで美しい旋律が多い。 紀元250年頃のアルメニアに実在したキリスト教徒が主役で、キリスト教弾圧による悲劇だ。 キリスト教的なテーマもあるが、死んだと言われていた元恋人(セヴェーロ)と現在の夫(ポリウート)の間に立たされる女性(パオリーナ)の苦悩が描かれたり、フィナーレは『アイーダ』や『アンドレア・シェニエ』を先行するような愛の物語でもある。 運命のいたずらで図らずも敵役になってしまうバリトンの役、セヴェーロだが、単なる敵役ではなく筋が通っていて、情もあり、魅力的な役柄だ。 テノール、ソプラノ、バリトンそれぞれに聴かせ所があり、しっかりしたドラマがある。 オラトリオとまでは言わないが、キリスト教的な性格があることから教会で演奏会形式で演奏するのもいいのではないか? また、アルメニアが舞台なのでアルメニアの古代遺跡など、野外で上演するのも面白いと思う。 この録音(1986年、ウィーン・コンツェルトハウスでのライブ録音。)では第2幕第1場のポリウートのアリア、「Fu macchiato l′onor mio 」がカットされているのが残念だ。 カレーラス、リッチャレッリ、ポンスらによるこの作品の貴重な録音であり、名盤だと思う。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

0

ドニゼッティ(1797-1848)に関連するトピックス

オペラ に関連する商品情報

おすすめの商品