弦楽五重奏+2本のギターで歌う『美しき水車小屋の娘』!
2005年にノルウェーで結成されたピリオド・アンサンブル「バロックソリステーネ」と芸術監督ビャッテ・アイケは、17世紀ロンドンの酒場の音楽を再現した『ジ・エールハウス・セッションズ』というプログラムで大きな話題となり、続編となる『ザ・プレイハウス・セッションズ』でも大成功を収めました。彼らが『ジ・エールハウス・セッションズ』と共に各地で演奏してきたもう1つの特別プロクラム、『美しき水車小屋の娘』も遂にCDリリース!
シューベルトの『美しき水車小屋の娘』はミュラーの詩に曲を付けた連作歌曲集で、『冬の旅』『白鳥の歌』とあわせて「シューベルト3大歌曲集」とも称される傑作ですが、ディレクター、アレンジャー、シンガーであるトーマス・ガスリーが、この人気作をこれまでに聴いたことのないようなヴァージョンに編曲して披露。
ヨーク大学の博士課程でシューベルトのリートの装飾について研究していたガスリーは、シューベルトは歌手たちが自ら装飾を施し、アレンジしてもらうことを期待していたという考え等に興味を持ち、この特別な『美しき水車小屋の娘』のプロジェクトに結びついています。大勢の観客が入った洗練された文化的な会場で、白いネクタイと燕尾服で大きなグランドピアノの前に立って歌うのではなく、親密な社交の場で、参加者が各々楽器を持参し、リラックスして(しばしば)アルコールも入った状態で、気取らずに友情や物語を歌うようなシューベルト歌曲を、コントラバス入りの弦楽五重奏と2本のギターという編成で実現しています。
「ビャッテ・アイケのバロックソリステーネは、錬金術のような奇跡のアンサンブル・・・純粋な音楽のゴールドだ」〜英Gramophone誌のレビューより(輸入元情報)
【収録情報】
● シューベルト:美しき水車小屋の娘(アンサンブル伴奏版)
トーマス・ガスリー(アレンジ&ヴォイス)
バロックソリステーネ
ビャッテ・アイケ(ディレクター&ヴァイオリン)
ミロシュ・ヴァレント(ヴァイオリン)
ペール・ブーレ(ヴィオラ)
ユディト=マリア・ブロムスターベリ(チェロ)
ユハンネス・ルンドベリ(コントラバス)
ルーナル・シェルスベリ(ギター)
フレードリク・ボック(ギター)
録音方式:ステレオ(デジタル)