CD 輸入盤

管弦楽曲集 ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル(1984)

シベリウス(1865-1957)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4137552
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

シベリウス:
・交響詩『フィンランディア』 作品26
・トゥオネラの白鳥 作品22-2
・悲しきワルツ 作品44-1
・交響詩『タピオラ』 作品112
 ゲルハルト・シュテンプニク(イングリッシュ・ホルン)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音時期:1984年2月
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

クラシック曲目

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  • Jean Sibelius (1865 - 1957)
    Finlandia, Op. 26
    演奏者 :

    指揮者 :
    Karajan, Herbert von
    楽団  :
    Berlin Philharmonic Orchestra
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Tone Poem
    • 作曲/編集場所 : , Finland
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]
  • Jean Sibelius (1865 - 1957)
    Kuolema: Valse triste, Op. 44 no 1
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Incidental Music / Suite / Waltz
    • 作曲/編集場所 : 1903-1904, Finland
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]

総合評価

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カラヤンはシベリウスを得意としており、交...

投稿日:2011/08/21 (日)

カラヤンはシベリウスを得意としており、交響曲(第3番やクレルヴォ交響曲を除く。)、ヴァイオリン協奏曲、そして管弦楽曲に至るまで多岐にわたる録音を行っている。特に、管弦楽曲については何度も録音を繰り返しており、フィルハーモニア管弦楽団との各種の録音に引き続いて、手兵ベルリン・フィルとともに、1960年代、1970年代、そして1980年代と、ほぼ10年毎に主要な管弦楽曲集の録音を行っているところだ。本盤におさめられたシベリウスの管弦楽曲集は、カラヤンによる最後の録音に相当する。カラヤンによるベルリン・フィルとのシベリウスの管弦楽曲集でも、最もカラヤンの個性が発揮された演奏はまぎれもなく1970年代の演奏であろう。というのも、1970年代はカラヤン&ベルリン・フィルの黄金コンビの全盛期であったからである。分厚い弦楽合奏、ブリリアントなブラスセクションの響き、桁外れのテクニックをベースに美音を振り撒く木管楽器群、そして雷鳴のように轟きわたるティンパニなどが、鉄壁のアンサンブルの下に融合し、およそ信じ難いような超絶的な名演奏の数々を繰り広げていたと言える。カラヤンは、このようなベルリン・フィルをしっかりと統率するとともに、流麗なレガートを施すことによっていわゆるカラヤンサウンドを醸成し、オーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な音のドラマを構築していた。1970年代の演奏は、正にかかる圧倒的な音のドラマが健在であり、どこをとってもいわゆるカラヤンサウンドに覆い尽くされていたと言える。他方、1960年代の演奏は、ベルリン・フィルにいまだフルトヴェングラー時代のドイツ風の音色の残滓が存在した時代であり、流麗なカラヤンサウンドの中にも適度の潤いが感じられ、いい意味での剛柔バランスのとれたサウンドが支配していたと言える。したがって、いわゆる北欧音楽らしさという意味においては、1960年代の演奏の方を好む聴き手がいても何ら不思議ではないと考えられる。これらに対して、本盤におさめられた演奏は、1970年代の演奏と比較すると、明らかにカラヤンの統率力に陰りが見えると言えるだろう。1970年代に全盛期を迎えたカラヤン&ベルリン・フィルの黄金コンビも、1980年代に入るとザビーネ・マイヤー事件の勃発によって亀裂が入り、その後は殆ど修復が見られなかった。加えて、カラヤン自身の健康悪化もあって、この黄金コンビによる演奏にかつてのような輝きがなくなってしまったところだ。もっとも、本演奏は、1970年代の演奏のような音のドラマの構築においては今一つの出来であり、カラヤン、そしてベルリン・フィルによるベストフォームの演奏とは言い難いものがあるが、他方、カラヤンの晩年の心境を反映した枯淡の境地を感じさせるような独特の味わいがあると言えるのではないだろうか。したがって、人生の辛酸を舐め尽くした巨匠カラヤンの晩年の清澄な境地が色濃く反映した独特の味わい深さという意味においては、本演奏を名演と評価するのにいささかも躊躇するものではない。録音は、比較的良好な音質であると言えるが、晩年のカラヤンならではの味わい深い名演でもあり、今後はSHM−CD化、可能であればシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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このフィンランディアは名演。私はかつてこ...

投稿日:2008/09/04 (木)

このフィンランディアは名演。私はかつてこの演奏を録音してフィンランドに行った。そのせいかもしれないが、この演奏からフィンランドの懐かしい風景が蘇る。

Circus さん | 笠間市 | 不明

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いつものカラヤン節である。民族的要素は皆...

投稿日:2007/10/13 (土)

いつものカラヤン節である。民族的要素は皆無で完全にカラヤンの音楽になっている。BPOのシャープな金管やすばらしい音のティンパニーはいつもどおりだが,それにしてもどの表現も非常に絶妙で,カラヤンの60,70,80年代の録音の中でも最も完成度が高い。せかせかした演奏が多い中,こんなにもゆっくりしたテンポで粘ってくれるとうれしい。(でも80年代のは粘りすぎ!)

∫(furtwangler)dx=感動 さん | 石川県 | 不明

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